執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

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一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。

一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。 | 仕事を円満に辞める30の方法

一度受理された退職願は、取り下げることができるのでしょうか。

これは、退職手続きの状況によるでしょう。

後任者が決まり、引き継ぎも終わった段階で取り下げるのは、さすがに現実的ではありません。

退職手続きが進んだ状態で引き戻すのは難しいでしょう。

しかし、退職手続きが着手されていなければ、取り下げが認められる可能性があります。

あくまで上司との相談しだいですが、比較的、取り下げやすい状態ではあるでしょう。

上司としても、会社に残ってもらったほうが、面接の手間が省けたり戦力が維持できたりなど、助かるはずです。

ただし、退職願を取り下げるなら、よく考えたうえで判断したほうがいいでしょう。

社内に残ることはできても、以前とは少し違った雰囲気を覚悟する必要があります。

退職願を取り下げても、社内では、上司や同僚から「退職予備軍」というレッテルを貼られるはずです。

その結果、社内の人間関係や昇進などに影響する可能性があります。

退職を取り下げた後、再び退職を切り出すのは、さすがに社会人としての常識を疑われるでしょう。

退職するのも迷惑がかかりますが、一度提出した退職願を取り下げるのも、迷惑がかかります。

退職願を取り下げるなら、こうした懸念を覚悟したうえで判断することが必要です。

仕事を円満に辞める方法(18)
  • 退職手続きが着手されていなければ、退職願の取り下げができる可能性はあると考える。
処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

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