退職時期の参考にしたい1つが、退職金です。
退職金の金額に応じて、退職時期を決める判断も変わるでしょう。
「退職するなら退職金の支給が普通」と思うかもしれませんが、退職金のない企業も数多く存在します。
「退職金があるはず」と思い込まず、きちんと確認することが大切です。
退職金制度があれば、退職金制度の詳しい内容を確認です。
一般的には勤続年数に応じて退職金の金額も変わりますが、細かい条件は企業によって異なります。
退職金の算定方法は、法律で定められているわけではないため、企業ごとに差があるのです。
退職金の算定に「ポイント制」を採用している企業もあります。
社員の能力や実績に応じて、退職金額を算定する方法です。
はたまた、リストラの一環として「早期退職制度」を設けている企業も珍しくありません。
早期退職制度を利用するなら、通常の退職金に、金額が上乗せになるはずです。
上乗せされる金額については、やはり制度によります。
退職時期がたった1年ずれるだけで、退職金が大きく変わる場合もあります。
さまざまな条件が絡むため、退職金規定をきちんと確認することをおすすめします。
電卓を持って、しっかり金額の計算です。
退職金は、退職するときだけのチャンス。
あくまで参考ですが、退職時期を考える材料になるはずです。