執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

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退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。

退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。 | 仕事を円満に辞める30の方法

退職時期の参考にしたい1つが、退職金です。

退職金の金額に応じて、退職時期を決める判断も変わるでしょう。

「退職するなら退職金の支給が普通」と思うかもしれませんが、退職金のない企業も数多く存在します。

「退職金があるはず」と思い込まず、きちんと確認することが大切です。

退職金制度があれば、退職金制度の詳しい内容を確認です。

一般的には勤続年数に応じて退職金の金額も変わりますが、細かい条件は企業によって異なります。

退職金の算定方法は、法律で定められているわけではないため、企業ごとに差があるのです。

退職金の算定に「ポイント制」を採用している企業もあります。

社員の能力や実績に応じて、退職金額を算定する方法です。

はたまた、リストラの一環として「早期退職制度」を設けている企業も珍しくありません。

早期退職制度を利用するなら、通常の退職金に、金額が上乗せになるはずです。

上乗せされる金額については、やはり制度によります。

退職時期がたった1年ずれるだけで、退職金が大きく変わる場合もあります。

さまざまな条件が絡むため、退職金規定をきちんと確認することをおすすめします。

電卓を持って、しっかり金額の計算です。

退職金は、退職するときだけのチャンス。

あくまで参考ですが、退職時期を考える材料になるはずです。

仕事を円満に辞める方法(3)
  • 退職規定を、詳しく確認して、退職時期の参考にする。
働きながら転職活動をするのがいい。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

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