執筆者:水口貴博

仕事を円満に辞める30の方法

15

外野からのやじの対処法。

外野からのやじの対処法。 | 仕事を円満に辞める30の方法

あなたが退職するとわかれば、外野からいろいろな言葉が飛んでくるでしょう。

「絶対うまくいくよ」「次の職場でも頑張ってね」などの励ましだけとは限りません。

中には、やじってくる人もいるはずです。

「退職するなんて、間違っている」という否定。

「あなたが転職なんてうまくいくはずがない」という悪口。

「退職できるなんて、いい身分だね」という嫌み。

「恩をあだで返すつもり」という批判。

「この時期に退職するなんて迷惑」という不平不満。

「次の職場は、もっとつらいと思うよ」という陰湿な言葉。

聞いてもいないのに、あれこれ小言を言ってくるのです。

中には理にかなった言葉もありますが、真面目に受け止めていると、だんだん精神が病んでいくでしょう。

せっかく決心した退職が、外野からのやじのせいで、気持ちが揺らぐことも考えられます。

では、どう対処すればいいか。

外野からのやじは、激励として受け止めましょう。

実はみんな、あなたを応援しているのです。

居心地のいい場所から抜け出て、新しく挑戦しようとする様子が、かっこよくて仕方ありません。

新しい人生を歩もうとする決意に、周りの人はしびれています。

厳しいやじも「大変だけど、頑張ってくれ」という意味として受け止めます。

そうすれば、無駄に元気を奪われるどころか、元気が出てくるはずです。

仕事を円満に辞める方法(15)
  • 外野からのやじは、激励として受け止める。
取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。

仕事を円満に辞める30の方法

  1. 一般的な退職スケジュール。
  2. 家族に無断で退職を強行するのは危険。
  3. 退職時期を決める判断は、退職金も参考にする。
  4. 働きながら転職活動をするのがいい。
  5. 退職を避けるべき第一の時期は、繁忙期。
  6. 上司を納得させる退職理由のポイント。
    「ポジティブな根拠」と「強い意志」。
  7. 上司が退職を聞き入れてくれないときの対応策。
  8. 退職が決まれば、遅刻や無断欠勤をしていいわけではない。
  9. 上司の都合と転職先の都合は、どちらを優先させればいいのか。
  10. 後任者が決まるまで、退職を保留にするときの注意点。
  11. スケジュールを立てるのも、引き継ぎの一部。
  12. 後任者がいないのは、自分のせいではない。
  13. 引き継ぎが終わって、することがなくなったとき。
  14. 折を見て、退職の進行状況を転職先に連絡しよう。
  15. 外野からのやじの対処法。
  16. 取引先には、後任者の紹介の仕方が重要。
  17. 会社の所有物は、何であれ、持ち帰らない。
  18. 一度受理された退職願は、取り下げることができるのか。
  19. 処分は必要でも、処分のしすぎには要注意。
  20. 退職で判断が難しい場面の考え方とは。
  21. 退職日まで有給休暇を消化する場合でも、退職日くらいは挨拶をしたい。
  22. 退職の挨拶は、足りないことはあっても、しすぎることはない。
  23. 退職では、できれば贈り物をする。
  24. 退職時には、取引先の名刺も返却対象。
  25. 会社から受け取るもので気をつけたい食い違い。
  26. 最後だからとはいえ、送別会で羽目を外しすぎない。
  27. 退職のスピーチでは、何を話せばいいのか。
  28. 退職後に、返却し忘れたものに気づいたとき。
  29. 退職後、前の職場の悪口は言わない。
  30. 退職後も、前職の人たちと定期的に連絡を取る。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION