執筆者:水口貴博

履歴書を郵送で提出するときの30のマナー

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制限されていなければ、任意で補足資料を提出できる。

制限されていなければ、任意で補足資料を提出できる。 | 履歴書を郵送で提出するときの30のマナー

履歴書を郵送する際、余裕があれば、心がけたいアピールがあります。

補足資料の追加です。

企業から制限されていなければ、任意で補足資料も追加して提出できます。

たとえば、独自に考えた企画書です。

自己PRで「アイデアが得意」というアピールをしたなら、その能力を生かして企画書を追加してみるといいでしょう。

応募者の能力を企画書という形で具体的に表現できれば、採用担当者も評価しやすくなります。

学生時代に受賞した履歴を、一覧でまとめた資料を提出するのもいいでしょう。

採用担当者にとって見やすくなり、能力のアピールに効果的です。

任意で補足資料を追加すれば、応募者の情報が増え、意欲や熱意も伝わりやすくなるでしょう。

補足資料を追加する場合は、送付状に説明が一言あると丁寧です。

「補足資料も追加させていただきました。参考としてご活用ください」などです。

ただし、補足資料を追加する場合は、次の2点に注意が必要です。

(注意点1)
あくまで補足資料であること

資料を任意で追加する場合、あくまで「補足」という範囲内で心がけます。

応募に関係ない資料まで追加するのは、採用担当者を困惑させるため、好ましくありません。

(注意点2)
補足資料が多くなりすぎないこと

補足資料とはいえ、資料が多すぎるのもよくありません。

資料が多すぎると確認も大変になり、かえってわかりにくくなる場合があります。

「とにかく補足資料をたくさん送れば、評価されると安易に考えている」などと、誤解される場合もあります。

履歴書を郵送で提出するときのマナー(8)
  • 企業に制限されていなければ、任意で補足資料を提出する。
封筒に入れる履歴書は、クリアファイルに入れておく。

履歴書を郵送で提出するときの30のマナー

  1. 郵送方法も、選考に影響する可能性がある。
  2. 封筒も、応募書類の一部。
  3. 提出方法の指定は、きちんと守る。
  4. 転職に会社用の封筒や便箋を使うのは、私的流用。
  5. 履歴書を提出する際、送付状は必要か。
  6. 送付状に、押印は必要か。
  7. できるだけ書類のサイズを統一させる。
  8. 制限されていなければ、任意で補足資料を提出できる。
  9. 封筒に入れる履歴書は、クリアファイルに入れておく。
  10. どんな筆記用具を使って書くかで、印象はずいぶん変わる。
  11. 住所氏名や郵便番号の省略や簡略は、不適切。
  12. 採用担当者が複数名の場合、どう宛名を書けばいいのか。
  13. なぜ、差出人の住所氏名も書かなければいけないのか。
  14. 住所氏名の字の大きさは、差出人と受取人とで変える。
  15. 封筒の表側に「履歴書在中」「応募書類在中」などの一言を添えたほうが丁寧。
  16. なぜ「履歴書在中」「応募書類在中」などと書かなければならないのか。
  17. 封筒の裏にも、日付をきちんと記載する。
  18. ビジネスでは、個性的な切手を使わない。
  19. 切手を、最初に貼りますか。
    最後に貼りますか。
  20. 切手料金は、少なすぎても多すぎてもいけない。
  21. 切手の枚数は、できるだけ最小限にする。
  22. 不備がないかの一手間を省略しない。
  23. 履歴書は、提出する前、コピーを取っておく。
  24. 複数の応募書類は、入れる順が重要。
  25. うっかり忘れやすい、締めのマーク。
  26. 速達にすると、印象がよくなるのか。
  27. 履歴書を早めに出したほうがいい本当の理由とは。
  28. 投函したことを連絡するメールがあると、より好印象。
  29. 一度ポストに投函した郵便物を取り戻す方法。
  30. 履歴書の提出後、誤りに気づいた。
    再提出したほうがいいのか。

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