執筆者:水口貴博

履歴書を郵送で提出するときの30のマナー

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履歴書を早めに出したほうがいい本当の理由とは。

履歴書を早めに出したほうがいい本当の理由とは。 | 履歴書を郵送で提出するときの30のマナー

履歴書の見直しまで済めば、すぐ提出しましょう。

提出をむやみに先延ばしするのはよくありません。

履歴書の作成と確認が終わりしだい、できるだけ早く提出することが大切です。

なぜ、履歴書は早めに出したほうがいいのか。

提出の早い履歴書のほうが、就業意欲が高い応募者であると思わせやすい効果があるからです。

熱意は、スピードによって表現できます。

できるだけ早く提出することで「働きたい」という真剣な気持ちを伝えやすくなります。

これが、早い提出のほうが有利と言われる理由ですが、実はさらに別の理由もあります。

採用担当者に、履歴書をじっくり読んでもらいやすくなる効果です。

採用担当者の立場を想像してみてください。

人気企業が採用活動を始めると、大勢が応募してきます。

最初は履歴書を、1つずつ時間をかけて丁寧に確認するでしょう。

ところが、しばらくして履歴書に読み慣れてくると、だんだん確認作業のスピードが上がります。

1つずつ丁寧に読んでいると時間がないため、確認が速くなる。

その結果、後になればなるほど、履歴書1つに対する集中が下がる傾向があるのです。

もちろんすべての採用担当者がそうだとは限りません。

応募の順にかかわらず、きちんと時間をかけて丁寧に確認する採用担当者もいるでしょう。

しかし、採用担当者も人間です。

人間は普通、量をこなせばこなすほど慣れが生まれ、確認も速くなる傾向があります。

この傾向は、特に応募者が殺到する企業で見られます。

本当に入社したい企業なら、履歴書は早めの提出が賢明です。

就業意欲を伝えるだけでなく、丁寧に確認してもらうためにも、提出はできるだけ早いほうが得策なのです。

履歴書を郵送で提出するときのマナー(27)
  • 履歴書の作成と確認が終われば、できるだけ早く提出する。
投函したことを連絡するメールがあると、より好印象。

履歴書を郵送で提出するときの30のマナー

  1. 郵送方法も、選考に影響する可能性がある。
  2. 封筒も、応募書類の一部。
  3. 提出方法の指定は、きちんと守る。
  4. 転職に会社用の封筒や便箋を使うのは、私的流用。
  5. 履歴書を提出する際、送付状は必要か。
  6. 送付状に、押印は必要か。
  7. できるだけ書類のサイズを統一させる。
  8. 制限されていなければ、任意で補足資料を提出できる。
  9. 封筒に入れる履歴書は、クリアファイルに入れておく。
  10. どんな筆記用具を使って書くかで、印象はずいぶん変わる。
  11. 住所氏名や郵便番号の省略や簡略は、不適切。
  12. 採用担当者が複数名の場合、どう宛名を書けばいいのか。
  13. なぜ、差出人の住所氏名も書かなければいけないのか。
  14. 住所氏名の字の大きさは、差出人と受取人とで変える。
  15. 封筒の表側に「履歴書在中」「応募書類在中」などの一言を添えたほうが丁寧。
  16. なぜ「履歴書在中」「応募書類在中」などと書かなければならないのか。
  17. 封筒の裏にも、日付をきちんと記載する。
  18. ビジネスでは、個性的な切手を使わない。
  19. 切手を、最初に貼りますか。
    最後に貼りますか。
  20. 切手料金は、少なすぎても多すぎてもいけない。
  21. 切手の枚数は、できるだけ最小限にする。
  22. 不備がないかの一手間を省略しない。
  23. 履歴書は、提出する前、コピーを取っておく。
  24. 複数の応募書類は、入れる順が重要。
  25. うっかり忘れやすい、締めのマーク。
  26. 速達にすると、印象がよくなるのか。
  27. 履歴書を早めに出したほうがいい本当の理由とは。
  28. 投函したことを連絡するメールがあると、より好印象。
  29. 一度ポストに投函した郵便物を取り戻す方法。
  30. 履歴書の提出後、誤りに気づいた。
    再提出したほうがいいのか。

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