業界研究で余裕があれば、興味のない業界も見ておくといいでしょう。
「興味のない業界を見ても仕方ない」と思うかもしれませんが、思わぬ副産物があるかもしれません。
業界研究の段階は、可能性を広げる段階でもあります。
最初はまったく興味がない業界でも、調べていくうちに、興味が出てくる可能性は十分考えられます。
たとえば、介護業界に興味がある人が、無関心の観光業界を調べた結果、だんだん興味が出てくるかもしれません。
IT業界と観光業界は「新しい冒険」という共通点があります。
まったく畑違いに思えますが、深い部分でつながりがあり、自分の潜在的な興味関心が刺激されることがあります。
共通点に注目しながら業界研究をすると、わくわくして面白くなるでしょう。
どんなところに、自分の可能性が隠れているかわかりません。
自分の可能性を発掘するためにも、時間の許すかぎり、業界研究は幅広く行うといいでしょう。
意外な業界で、思わぬ適正を見いだす可能性があります。
興味のない業界を調べた結果、やはり興味が出なくても、無駄にはなりません。
さまざまな業界を見て視野を広げておくことは、社会を理解する上において、今後の財産になります。
学生時代のうちに業界の知識を深めておけば、社会に精通した人材が育つでしょう。