執筆者:水口貴博

業界研究をする30の方法

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やりたいことを基準にすれば、就職活動の幅はもっと広がる。

やりたいことを基準にすれば、就職活動の幅はもっと広がる。 | 業界研究をする30の方法

就職活動では、希望する業界や業種を明確にすることが大切です。

希望を明確にするから、就職活動の方向性が定まり、効率もよくなります。

「外資系の仕事がしたい」という希望があれば、企業の絞り込みができます。

このとき、よくありがちなトラブルがあります。

業界や業種を明確にするのはいいのですが、こだわりすぎていないでしょうか。

たとえば「英語を使いたいから外資系」という人がいるとします。

「外資系」という業界や業種が具体的になれば、商社を中心に就職活動を勧めればいいため、効率よくなるでしょう。

しかし、ここが落とし穴です。

英語を使う仕事は、外資系だけではありません。

英会話の先生も、英語を使います。

通訳や翻訳でも、英語を使います。

欧米人向けのツアーコンダクターでも、英語を使うでしょう。

英語を使うとはいえ、さまざまな業界や業種が考えられるのです。

業界や業種を明確にするのはいいのですが、こだわりすぎないことです。

基準にしたいのは、仕事内容です。

すなわち、何をやりたいかです。

やりたいことが先にあって、次に、それを実現できる業界や職種です。

やりたいことを基準にすれば、進むべき道が見えてきます。

その結果、よりふさわしい企業を見つけやすくなるのです。

業界研究をする方法(12)
  • 就職活動は「やりたいこと」を基準にして、考える。
やりたい仕事はあるが、適正に不安がある場合の考え方。

業界研究をする30の方法

  1. 企業研究の前に、業界研究。
  2. 業界研究・企業研究に欠かせない、10の情報源。
  3. 業界地図と業界本の違いとは。
  4. 業界研究は、筆記試験や面接の対策でもある。
  5. 情報を知るのは怖いが、情報を知らないのは、もっと怖い。
  6. どんな情報も、主観が混じっている可能性がある。
  7. 偏見や先入観は、自由な思考を妨げる。
  8. 大切なのは、その業界と一生付き合っていく覚悟。
  9. ニュースの確認も、業界研究の1つ。
  10. やりがいのある仕事を他人に聞くのは、ナンセンス。
  11. 最初から、完全に向いている仕事を探すのは難しい。
  12. やりたいことを基準にすれば、就職活動の幅はもっと広がる。
  13. やりたい仕事はあるが、適正に不安がある場合の考え方。
  14. 知らない用語に出会っても、放置しない。
  15. 関連業界を見落としていませんか。
  16. 初任給より重要なのは、昇給率。
  17. 業界の平均年収に、惑わされるな。
  18. 安定だけが、就職ではない。
  19. 古い情報は、役立つどころか、毒になるリスクがある。
  20. 希望の職種が複数あって迷うときの対処。
  21. 職種を志望しても、就職できると限らないのが、就職活動の難しさ。
  22. 憧れは、就職してしまえば、冷める覚悟をしておく。
  23. 「できるはずがない」ではなく「できるかもしれない」と考える。
  24. 進路が決まっていなくても、就職情報サイトに登録すべきか。
  25. 口コミは、信じやすい一方、主観や誤解が混じりやすい。
  26. 汗をかいて集めた情報で、本当の差がつく。
  27. 余裕があれば、興味のない業界も見ておきたい。
  28. 国内にいながら、海外の求人情報を集める方法。
  29. 希望する業界や業種に確信が持てなくなったときの対処。
  30. 志望業界が複数あって、情報収集の余裕がない。
    どう攻略するか。

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