執筆者:水口貴博

業界研究をする30の方法

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最初から、完全に向いている仕事を探すのは難しい。

最初から、完全に向いている仕事を探すのは難しい。 | 業界研究をする30の方法

就職活動では、自分に向いている仕事を探すことが大切です。

自己分析をした後、業界研究や企業研究をして、自分に向いている仕事を見つけようとします。

基本的であり、最も安全な進め方ですね。

ただし、ここで注意したいことがあります。

最初から、完全に向いている仕事を探さないことです。

もちろん完全に向いている仕事があれば理想ですが、実際は非常に難しいでしょう。

完全に希望と一致した仕事や企業を探そうとすると、的が小さくなります。

もちろん的が小さくなればなるほど、具体性は増すのですが、的が小さくなりすぎるのです。

考えてみてください。

あなたが、世界でただ1人の人間です。

最初から、あなたのユニークな性格や能力に完全一致した仕事を探すのは、難しいはずです。

最初から、完全に向いている仕事を探すのは現実的ではないのです。

では、どうするか。

だいたい、向いていればいいのです。

向いていない部分もあるかもしれませんが、それは仕事をしているうちに向いてきます。

もしくは、向かせる努力をするのです。

社会人として仕事を始めれば「こんなはずではなかった」という点が出てきます。

社会に出て仕事を始めると、思いもよらない現実の連続です。

最初から完全に向いている仕事を始めたとしても、意外な展開が待ち受けているのは確実です。

仕事に過度な期待をしていると「こんなはずではなかった」と思い、大きなショックを受けます。

「だいたい自分に向いている」という考えのほうが、就職活動の選択肢が広がります。

就職後の困難においても、心構えができるため、挫折しにくくなるはずです。

業界研究をする方法(11)
  • 完全に向いている仕事ではなく、だいたい合っている仕事を探す。
やりたいことを基準にすれば、就職活動の幅はもっと広がる。

業界研究をする30の方法

  1. 企業研究の前に、業界研究。
  2. 業界研究・企業研究に欠かせない、10の情報源。
  3. 業界地図と業界本の違いとは。
  4. 業界研究は、筆記試験や面接の対策でもある。
  5. 情報を知るのは怖いが、情報を知らないのは、もっと怖い。
  6. どんな情報も、主観が混じっている可能性がある。
  7. 偏見や先入観は、自由な思考を妨げる。
  8. 大切なのは、その業界と一生付き合っていく覚悟。
  9. ニュースの確認も、業界研究の1つ。
  10. やりがいのある仕事を他人に聞くのは、ナンセンス。
  11. 最初から、完全に向いている仕事を探すのは難しい。
  12. やりたいことを基準にすれば、就職活動の幅はもっと広がる。
  13. やりたい仕事はあるが、適正に不安がある場合の考え方。
  14. 知らない用語に出会っても、放置しない。
  15. 関連業界を見落としていませんか。
  16. 初任給より重要なのは、昇給率。
  17. 業界の平均年収に、惑わされるな。
  18. 安定だけが、就職ではない。
  19. 古い情報は、役立つどころか、毒になるリスクがある。
  20. 希望の職種が複数あって迷うときの対処。
  21. 職種を志望しても、就職できると限らないのが、就職活動の難しさ。
  22. 憧れは、就職してしまえば、冷める覚悟をしておく。
  23. 「できるはずがない」ではなく「できるかもしれない」と考える。
  24. 進路が決まっていなくても、就職情報サイトに登録すべきか。
  25. 口コミは、信じやすい一方、主観や誤解が混じりやすい。
  26. 汗をかいて集めた情報で、本当の差がつく。
  27. 余裕があれば、興味のない業界も見ておきたい。
  28. 国内にいながら、海外の求人情報を集める方法。
  29. 希望する業界や業種に確信が持てなくなったときの対処。
  30. 志望業界が複数あって、情報収集の余裕がない。
    どう攻略するか。

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