執筆者:水口貴博

業界研究をする30の方法

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業界の平均年収に、惑わされるな。

業界の平均年収に、惑わされるな。 | 業界研究をする30の方法

業界研究の途中で、誰もがある衝撃的な事実に気づきます。

業界によって、平均年収に大きな差があるのです。

成長業界は、平均年収も低くなりがちです。

衰退業界は、平均年収も高くなりがちです。

業界によって、かなり差があるため、驚いてしまうのです。

ここで、よくあるうっかりがあります。

人間は、どうしても数字で判断しがちです。

平均年収の高い業界は、その業界が輝いて見える傾向があります。

逆に、平均年収が低い業界は、その業界が安定に見える傾向があります。

平均年収の数字が、業界の魅力を数値化しているように感じてしまうのです。

多くの人が、自分の希望は無視して、とにかく平均年収の高い業界に引かれやすい。

ここが注意です。

あくまで業界の平均年収です。

平均年収の高い業界でも、稼いでいない人は稼いでいません。

平均年収の低い業界でも、稼いでいる人は稼いでいます。

あくまで平均年収であり、個人差があるのです。

大切なことは、自分がその業界に合っているかどうかです。

たとえ平均年収の高い業界でも、自分に合っていない業界なら、消極的になるため、年収も低くなるでしょう。

たとえ平均年収の低い業界でも、自分に合った業界なら、積極的になるため、年収も高くなるでしょう。

業界の平均年収に惑わされないことです。

年収は、個人の実力が大きく反映される部分です。

自分の軸を大切にしてください。

自分の人生の主人公は、自分です。

自分のやりたいことを中心に考えることで、自分にふさわしい業界が見えてきます。

業界研究をする方法(17)
  • 業界の平均年収に惑わされず、あくまで自分に合った業界を選ぶ。
安定だけが、就職ではない。

業界研究をする30の方法

  1. 企業研究の前に、業界研究。
  2. 業界研究・企業研究に欠かせない、10の情報源。
  3. 業界地図と業界本の違いとは。
  4. 業界研究は、筆記試験や面接の対策でもある。
  5. 情報を知るのは怖いが、情報を知らないのは、もっと怖い。
  6. どんな情報も、主観が混じっている可能性がある。
  7. 偏見や先入観は、自由な思考を妨げる。
  8. 大切なのは、その業界と一生付き合っていく覚悟。
  9. ニュースの確認も、業界研究の1つ。
  10. やりがいのある仕事を他人に聞くのは、ナンセンス。
  11. 最初から、完全に向いている仕事を探すのは難しい。
  12. やりたいことを基準にすれば、就職活動の幅はもっと広がる。
  13. やりたい仕事はあるが、適正に不安がある場合の考え方。
  14. 知らない用語に出会っても、放置しない。
  15. 関連業界を見落としていませんか。
  16. 初任給より重要なのは、昇給率。
  17. 業界の平均年収に、惑わされるな。
  18. 安定だけが、就職ではない。
  19. 古い情報は、役立つどころか、毒になるリスクがある。
  20. 希望の職種が複数あって迷うときの対処。
  21. 職種を志望しても、就職できると限らないのが、就職活動の難しさ。
  22. 憧れは、就職してしまえば、冷める覚悟をしておく。
  23. 「できるはずがない」ではなく「できるかもしれない」と考える。
  24. 進路が決まっていなくても、就職情報サイトに登録すべきか。
  25. 口コミは、信じやすい一方、主観や誤解が混じりやすい。
  26. 汗をかいて集めた情報で、本当の差がつく。
  27. 余裕があれば、興味のない業界も見ておきたい。
  28. 国内にいながら、海外の求人情報を集める方法。
  29. 希望する業界や業種に確信が持てなくなったときの対処。
  30. 志望業界が複数あって、情報収集の余裕がない。
    どう攻略するか。

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