どんな情報にも、主観が混じる可能性があります。
「主観が混じる」とは、情報の認識や評価が、発信者の価値観などによって、ねじ曲げられるということです。
もちろん信頼のおける情報源ほど、間違いは小さいはずですが、絶対ではないと考えることです。
友人から聞いた情報は、友人の主観が混じっている可能性があるでしょう。
新聞に書かれた情報は、記者の主観が混じっている可能性があるでしょう。
企業説明会で説明された情報は、社員の主観が混じっている可能性があるでしょう。
たとえ、OB・OG訪問でも、やはり先輩の主観が混じる場合があります。
情報を最初から完全に信じていると、誤った情報に踊らされ、本当に正しいことがわからなくなる場合があります。
どんな情報も「主観が混じっている可能性がある」という前提で考えることが大切です。
その事実を認識したうえで、情報を集めることが大切です。
さまざまな情報源から情報を集めたうえで、総合的に判断すれば、主観に惑わされにくくなります。
最終的には自分の判断で、情報の質を見極める力が必要です。