執筆者:水口貴博

業界研究をする30の方法

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どんな情報も、主観が混じっている可能性がある。

どんな情報も、主観が混じっている可能性がある。 | 業界研究をする30の方法

どんな情報にも、主観が混じる可能性があります。

「主観が混じる」とは、情報の認識や評価が、発信者の価値観などによって、ねじ曲げられるということです。

もちろん信頼のおける情報源ほど、間違いは小さいはずですが、絶対ではないと考えることです。

友人から聞いた情報は、友人の主観が混じっている可能性があるでしょう。

新聞に書かれた情報は、記者の主観が混じっている可能性があるでしょう。

企業説明会で説明された情報は、社員の主観が混じっている可能性があるでしょう。

たとえ、OB・OG訪問でも、やはり先輩の主観が混じる場合があります。

情報を最初から完全に信じていると、誤った情報に踊らされ、本当に正しいことがわからなくなる場合があります。

どんな情報も「主観が混じっている可能性がある」という前提で考えることが大切です。

その事実を認識したうえで、情報を集めることが大切です。

さまざまな情報源から情報を集めたうえで、総合的に判断すれば、主観に惑わされにくくなります。

最終的には自分の判断で、情報の質を見極める力が必要です。

業界研究をする方法(6)
  • どんな情報も、主観が混じっている可能性を考慮する。
偏見や先入観は、自由な思考を妨げる。

業界研究をする30の方法

  1. 企業研究の前に、業界研究。
  2. 業界研究・企業研究に欠かせない、10の情報源。
  3. 業界地図と業界本の違いとは。
  4. 業界研究は、筆記試験や面接の対策でもある。
  5. 情報を知るのは怖いが、情報を知らないのは、もっと怖い。
  6. どんな情報も、主観が混じっている可能性がある。
  7. 偏見や先入観は、自由な思考を妨げる。
  8. 大切なのは、その業界と一生付き合っていく覚悟。
  9. ニュースの確認も、業界研究の1つ。
  10. やりがいのある仕事を他人に聞くのは、ナンセンス。
  11. 最初から、完全に向いている仕事を探すのは難しい。
  12. やりたいことを基準にすれば、就職活動の幅はもっと広がる。
  13. やりたい仕事はあるが、適正に不安がある場合の考え方。
  14. 知らない用語に出会っても、放置しない。
  15. 関連業界を見落としていませんか。
  16. 初任給より重要なのは、昇給率。
  17. 業界の平均年収に、惑わされるな。
  18. 安定だけが、就職ではない。
  19. 古い情報は、役立つどころか、毒になるリスクがある。
  20. 希望の職種が複数あって迷うときの対処。
  21. 職種を志望しても、就職できると限らないのが、就職活動の難しさ。
  22. 憧れは、就職してしまえば、冷める覚悟をしておく。
  23. 「できるはずがない」ではなく「できるかもしれない」と考える。
  24. 進路が決まっていなくても、就職情報サイトに登録すべきか。
  25. 口コミは、信じやすい一方、主観や誤解が混じりやすい。
  26. 汗をかいて集めた情報で、本当の差がつく。
  27. 余裕があれば、興味のない業界も見ておきたい。
  28. 国内にいながら、海外の求人情報を集める方法。
  29. 希望する業界や業種に確信が持てなくなったときの対処。
  30. 志望業界が複数あって、情報収集の余裕がない。
    どう攻略するか。

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