就職活動では、外見の重要性を聞くことがあります。
「見た目が9割」
「美男美女は就職活動で有利」
「コーポレートカラー」という言葉を聞いたことはありますか。
コーポレートカラーとは、企業のシンボルカラーのことを言います。
企業のロゴやウェブサイトを見ると、ある特有の色が多く使われていることに気づくでしょう。
面接での受け答えを練習する前に、まず考えてほしいことがあります。
企業が求める人物像を把握できているかどうかです。
面接での受け答えを練習する前に、企業が求める人物像から確認してください。
印象とは往々にして、一瞬で決まるものです。
たとえば、入室です。
入室してからの動作やしぐさも大切ですが、それだけではありません。
「よろしくお願いいたします」
面接前には、必ず面接官に言う一言です。
人に好意を示したり、何かを頼んだりするときに添える言葉ですね。
履歴書を、面接当日に持参する場合があります。
このとき、履歴書の扱いに心がけたいポイントがあります。
まず履歴書を、そのままカバンの中に入れるのは、NGです。
「自己紹介をお願いします」
そう言われたとき、自己PRまでしていませんか。
自己紹介と自己PRは同じと思っている人も多いでしょう。
言葉と態度。
それぞれは別々であるように思いますが、自己PRでは深いつながりがあります。
大切なことは、言葉と態度の一致です。
自己PRの際、もじもじした話し方になっていませんか。
自己PRは、見方によっては、自慢話のように感じる面があります。
自分の長所や得意だけを強調して話す様子は、少し偉そうな印象があり、恥ずかしい気持ちがあるのかもしれません。
面接では、印象が大切です。
「第1印象」という言葉があるように、人の印象は一瞬で決まります。
決まった印象も、あとから変えるのはなかなか難しいのです。
面接で聞かれたことは、エピソードを交えて話すのが基本です。
ただし、数多くあるエピソードの中で1つを選ぶのは、簡単なようで難しい。
20年以上生きているなら、エピソードは山ほどあるはずです。
すぐ答えられない質問をされたとき、どんな反応をしていますか。
しばらく返事を考えるわけですが、沈黙のまま微動だにせず、無反応になっていませんか。
一生懸命に考えているのはわかりますが、あまり好ましい態度とは言えません。
面接では、背筋を伸ばし、堂々とした姿勢が大切です。
そうアドバイスしたとき、多くの人が陥る失敗があります。
「姿勢は美しいが、どこか不自然」という感じになりやすいのです。
面接では、アピールが大切と言われますが、程度によります。
常識に欠けたアピールでは、応募者の常識を疑われ、選考が不利になるでしょう。
特に集団面接では、ふるい落としの側面が強いため、目立ちすぎるとかえって選考が不利になります。
面接で採用率を上げる、裏技があります。
実行する人はほとんどいないため、面接官の印象にしっかり残る効果もあります。
それは何か。
面接では、自己PRをします。
自分の強み・得意・実績などを話しますが、自慢話になりやすいため、表現の仕方に苦労するでしょう。
自己PRだから仕方ない面もあるでしょう。
自己PRで複数の実績を紹介するとき、順番について心がけたい工夫があります。
自己PRは、適当な順番で紹介すればいいわけではありません。
紹介する順番が重要です。
「当社は第1志望ですか」
面接で聞かれる定番の質問です。
同時に、定番の答えも存在します。
面接で大切なのは、表情です。
笑顔だけでなく、真面目な顔が必要になる場面もあります。
たとえば、自己PRや志望動機を話すときは、真面目な顔がふさわしいでしょう。
面接は、何でも大っぴらに話せばいいわけではありません。
次のような答え方に、心当たりはありませんか。
「接客は得意ですが、パソコンは苦手です」
面接では、時事問題について質問されることがあります。
時事の範囲は広いのですが、主に最近起こった政治経済のニュースが問われやすい傾向があります。
さて、問題なのは「少しだけ知っている」という状態です。
面接では、意見を求められることがあります。
応募者の考え方を知るために、あるテーマについて、意見を求めようとするのです。
「環境汚染が問題になっていますね。今後はどうなっていくと思いますか」
面接の返事は、良い返事と悪い返事があります。
良い返事は多種多様です。
良い返事は、人によって個性や特徴が異なるため、一概には言えません。
あらゆる面接において必要なのは、就業意欲です。
就業意欲のない人を採用したいと思う企業はありません。
どの企業でも、就業意欲のある人を求めています。
「面接では、意欲や熱意を伝えることが大切」
就職活動で、よく聞く言葉ですね。
事実、意欲や熱意を伝えれば、採用担当者の心を動かせます。
就職活動では、社員と接する場があります。
OB・OG訪問、企業説明会など、電話による問い合わせなどです。
やはり最初は誰でも礼儀正しく社員と接しますが、親しくなると、態度が緩む場合があります。
企業によっては、活動拠点が複数箇所にある場合があります。
規模の大きな企業なら、支店や営業所が複数あるのは珍しくありません。
複数の活動拠点があれば、やはり自宅に近いほうが便利と考えるのではないでしょうか。
面接の練習をしたかどうかは、言わないと面接官に伝わらないと思います。
自分から「面接の練習をしました」と言わないかぎり、面接官はわからないと思うでしょう。
たしかに言わなければ伝わらないのは事実ですが、実際には伝わります。
OB・OG訪問や面接では、残業について質問できます。
あらかじめ残業について知りたいと思うのは、当然のこと。
残業の頻度や長さなどを具体的に確認するのも、企業研究の一環です。
面接の最後は「何か質問はありますか」と聞かれるのが定番です。
自己紹介・自己PR・志望動機に続いて、面接で必ず聞かれる質問の1つと考えていいでしょう。
もちろん質問がなければ「特にありません」と答えることもできます。
就職活動では、外見の重要性を聞くことがあります。
「見た目が9割」
「美男美女は就職活動で有利」
「就職活動はビジュアルが重視される」
これらの噂は本当なのでしょうか。
もちろん「見た目が9割」や「美男美女は就職活動で有利」などは、少し大げさな表現でしょう。
現実を見れば、外見が悪くても採用されている人も実際にいることから、真実ではないとわかります。
しかし、真実ではありませんが、主張の方向性は当たっていると考えるのが妥当です。
ビジュアルは、やはり整っていたほうが、選考で有利になる傾向があります。
人は、初対面の相手に対して、無意識のうちに外見を重視する傾向があります。
初対面のとき、相手を知る手がかりは、外見しかありません。
表情・服装・動きなどの様子を見て、その人の人間性を想像し、印象を決める傾向が、本能としてあるのです。
このことは、心理学でも証明されています。
アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」という印象に関する法則があります。
この法則によると、人と出会ったときに受ける印象は、次のような割合とされています。
圧倒的に多いのが、見た目です。
外見ですべてが決まるわけではありませんが、重要であるのは間違いありません。
外見が少しでもよくなるなら、こだわる価値があるでしょう。
立派なスーツ、きれいな肌、明るい表情、落ち着いた動作。
太りすぎたり痩せすぎたりしているなら、標準体重を目指す努力が必要です。
ビジュアルだけで採用されるわけではありませんが、少なくとも、選考では有利に働きます。
少しでもビジュアルが良くなるなら、費用をかけてでも、整えたほうが得策です。
「コーポレートカラー」という言葉を聞いたことはありますか。
コーポレートカラーとは、企業のシンボルカラーのことを言います。
企業のロゴやウェブサイトを見ると、ある特有の色が多く使われていることに気づくでしょう。
多くの企業では、企業理念や特徴などを表現するため、特有の色がコーポレートカラーとして設定されています。
コーポレートカラーがわかれば、ある心理テクニックで、さりげなくアピールできる方法があります。
それは、ネクタイです。
ネクタイの色に迷ったとき、コーポレートカラーを参考にしてはいかがでしょうか。
たとえば、企業のコーポレートカラーが緑なら、ネクタイも緑にしてみます。
社員は、コーポレートカラーに注目するものです。
無意識のうちに、意識してしまうと言ってもいいでしょう。
ネクタイにコーポレートカラーが使われていると、企業に関係しているような印象を与えられる場合があります。
あるいは「企業への忠誠心が強い」という錯覚を与える効果も期待できるでしょう。
この心理テクニックを使えば、選考が有利になる可能性があります。
どれだけ影響するかは未知数ですが、検討してみる価値はあるでしょう。
面接での受け答えを練習する前に、まず考えてほしいことがあります。
企業が求める人物像を把握できているかどうかです。
面接での受け答えを練習する前に、企業が求める人物像から確認してください。
これは重要なポイントです。
どの企業でも、求めている人材のイメージがあります。
たとえば、小売り系の企業なら、営業力のある人材を求めているでしょう。
体力やコミュニケーション能力などをアピールすれば、面接官に優秀な人材であると思われやすくなるでしょう。
IT系の企業が、プログラマーを募集していたとします。
技術資格やプログラミングの経験などをアピールしたりすれば、やはり好印象を得やすくなるでしょう。
やみくもに受け答えをするのではありません。
単に、いい人を演じるのではない。
企業が求めている人材に合わせて、受け答えを準備するのです。
企業が求める人材を把握しているからこそ、ふさわしい受け答えをしやすくなります。
企業によって、求める人材は異なります。
面接を受けようとする企業が、どういう人材を求めているか、答えられるでしょうか。
答えられないなら、答えられるまで企業研究をしてください。
事業内容や募集要項をよく確認して、企業が求める人材の把握が先決です。
印象とは往々にして、一瞬で決まるものです。
たとえば、入室です。
入室してからの動作やしぐさも大切ですが、それだけではありません。
入室の際、ドアを開けた瞬間で、すでに印象が関係しています。
思い出してください。
自分が面接で、ドアを開けるときの様子を。
ドアを開けたとき、うつむきながら入室していませんか。
足元に注意したいため、下を向きたくなる気持ちはわかります。
初めて入る部屋で、初対面の人と会いますから、不安な気持ちがあり、うつむいてしまう場合もあるでしょう。
しかし、面接官から見ると、やはりうつむいている姿勢は印象が悪いのです。
「元気がない」「消極的」「姿勢が悪い」「体調がすぐれない」など、ネガティブな印象を与えます。
ドアを開けるときに重要なのは、視線です。
ノックをして「どうぞ」と返事が返ってくれば「失礼します」と言って、ドアを開けます。
このとき、必ず前向きながらドアを開けましょう。
次に、部屋の中にいる面接官と、笑顔の状態で一度視線を合わせるのです。
「視線を合わせる」という一瞬の行為ですが、これができるだけで、印象がずいぶんよくなります。
「きちんと人の目を見ることができる」という社会性を表現でき、気持ちよく面接を始めることができるのです。
「よろしくお願いいたします」
面接前には、必ず面接官に言う一言です。
人に好意を示したり、何かを頼んだりするときに添える言葉ですね。
さて、自分が「よろしくお願いいたします」と言うときの態度を振り返ってみてください。
気持ちを込めず、ただ言うだけになっていませんか。
定番の挨拶言葉ですが、だからこそ、形式的になりがちです。
気持ちを込めず、ただ言うだけになっている場合が多いのです。
気持ちを込めていないと「よろしくお願いいたします」と言うとき、無表情かつ棒読みになります。
それは、面接官もすぐわかります。
「とりあえず言えばいいのだろう」という、そっけない印象が伝わります。
そっけない印象が伝わると、丁寧な言葉も、丁寧でなくなるのです。
「よろしくお願いいたします」と言うときに、心を込めてください。
相手に敬意を払い、謙虚な気持ちを込めて、心から「よろしくお願いいたします」と言います。
すると、自然と表情が柔らかくなり、発言にも気持ちが入ります。
心を込めた言葉は、必ず面接官に伝わります。
第一印象も素晴らしくなります。
気持ちよく、面接を始めることができるのです。
履歴書を、面接当日に持参する場合があります。
このとき、履歴書の扱いに心がけたいポイントがあります。
まず履歴書を、そのままカバンの中に入れるのは、NGです。
履歴書をカバンから出し入れするとき、汚れや折り目ができる場合があるからです。
最悪の場合、チャックなどに引っかかり、一部が破れることもあり得ます。
履歴書は、封筒に入れて持参しましょう。
クリアファイルでもかまいませんが、封筒のほうが、より丁寧な印象が伝わります。
面接官に手渡すときは、封筒から取り出して手渡すより、封筒のまま手渡すのがベターです。
履歴書を大事にしている様子が、より伝わりやすいからです。
「クリアファイルで十分」「封筒から取り出して手渡すだけで十分」などの意見も聞かれます。
しかし、面接官にも、さまざまな考え方の人がいることを考慮してください。
気にしない面接官もいるでしょうが、気にする面接官もいます。
面接では、最も丁寧な姿勢を心がけたほうが無難です。
少し堅苦しいですが、丁寧な対応を優先させるほうが安心です。
履歴書は封筒に入れ、封筒のまま手渡しましょう。
「履歴書を汚れないよう、大切に扱っています」という配慮をアピールできます。
封筒は白色。
ほかの色は清潔感に欠ける印象を与える場合があるため、白色の封筒を使うのが最適です。
「自己紹介をお願いします」
そう言われたとき、自己PRまでしていませんか。
自己紹介と自己PRは同じと思っている人も多いでしょう。
しかし、自己紹介と自己PRは、違います。
自己紹介は、自分の概要を説明することです。
名前・生年月日・年齢・出身・住所・学歴など、自分の概略を紹介します。
自己PRとは、自分の強みを紹介することです。
長所・特技・成功談・貴重な経験などです。
自己紹介をお願いされたにもかかわらず、自己PRまで話していると、減点につながる場合があります。
面接官に「自己PRはお願いしていない」「自己紹介と自己PRの違いがわかっていない」などと思われるでしょう。
また、自己紹介に自己PRまで含めると、紹介が長くなりがちです。
話が長くなると、だらだらした印象が強くなり、やはり印象も悪くなるのです。
自己紹介のときに、自己PRをしてはいけません。
自己紹介をお願いされたときは、自己紹介だけをしましょう。
自己PRをお願いされたときは、自己PRだけをしましょう。
きちんと区別することが大切です。
言葉と態度。
それぞれは別々であるように思いますが、自己PRでは深いつながりがあります。
大切なことは、言葉と態度の一致です。
いくらうまく話すことができても、言葉と態度が一致していなければ、信じてもらえません。
たとえば、次のような様子に心当たりはありませんか。
「明るい性格」と言いつつ、うつむいている。
「自己管理には自信がある」と言いつつ、肥満体。
「コミュニケーションが得意」と言いつつ、話し方がたどたどしい。
言葉と態度が一致していないと、面接官はどちらが本当なのか、混乱するでしょう。
言葉で説明するからには、それにふさわしい態度である必要があります。
言葉と態度が一致していますか。
この点を考慮しながら、自分が発する言葉を振り返ってみましょう。
言葉と態度が一致してこそ、説得力が生まれるのです。
自己PRの際、もじもじした話し方になっていませんか。
自己PRは、見方によっては、自慢話のように感じる面があります。
自分の長所や得意だけを強調して話す様子は、少し偉そうな印象があり、恥ずかしい気持ちがあるのかもしれません。
特に普段から控えめな性格の人は、自己PRを話しにくいことでしょう。
しかし、いくら立派な自己PRも、もじもじしていると立派に聞こえません。
言葉と態度が一致しない状態になるのです。
自己PRを自慢話と考える人がいますが、自慢話ではありません。
自己紹介の一種です。
営業で商品を売り込むときには、商品を説明するように、面接でも自分を売り込むときには、自分の説明が必要です。
自分の長所や強みは、きちんと強調しないと伝わりません。
魅力が伝わらなければ、採用されることもないでしょう。
いいところは少し大げさに説明し、悪いところは少し控えめに説明します。
自分の魅力をたっぷり伝えて「私を採用しないと、御社は損をしますよ」という雰囲気を出すことが大切です。
面接は、自分を売り込む場です。
もったいぶらず、堂々と話しましょう。
面接官も、あなたがどれだけ魅力を強調してくれるのか、期待しています。
面接では、印象が大切です。
「第1印象」という言葉があるように、人の印象は一瞬で決まります。
決まった印象も、あとから変えるのはなかなか難しいのです。
さて、ここでひとつ、印象についての興味深いことをご紹介します。
実は、すべての企業が嫌がられる印象があります。
暗くて濁った印象です。
声・表情・態度など、どんよりした雰囲気が漂っていると、それだけ評価が悪くなります。
いくら学歴や能力が高くても、暗くて濁った印象があると「才能を十分に発揮できないのではないか」と不安にさせます。
「裏で何か悪いことを考えているのではないか」という誤解をされるかもしれません。
すべてを悪いほうに誤解されやすくなるため、注意が必要なのです。
さて、本題は、ここからです。
どの企業でも嫌がられる印象があるなら、どの企業でも好まれる印象もあります。
暗くて濁った印象の逆。
つまり、明るくさわやかな印象なのです。
明るくさわやかな人を好まない企業はありません。
元気で、吸収力があり、素直な人です。
素直で実直なら、教育も容易で、成長も早いことでしょう。
知識やマナーが多少足りなくても、容易な挽回を期待できます。
また、社内を明るくさせ、活気をもたらすであろう可能性も連想させるのです。
明るくさわやかな印象は、良いほうに解釈されやすいため、自分の評価を潜在的に高める効果があります。
したがって「明るくさわやかな印象」は、すべての企業において有利になる印象です。
背筋を伸ばしましょう。
笑顔ではきはき話しましょう。
清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
すべては、明るくさわやかな印象を出すためです。
明るくさわやかな印象は、あなたの評価を実際以上に高める力があるのです。
面接で聞かれたことは、エピソードを交えて話すのが基本です。
ただし、数多くあるエピソードの中で1つを選ぶのは、簡単なようで難しい。
20年以上生きているなら、エピソードは山ほどあるはずです。
ただし、ぱっと思いついたものを無作為に話すのは、運に頼るようで好ましくありません。
エピソードを選ぶときの基準は、次の2つのポイントです。
「関連性」と「実績」です。
企業の業務に関係ないエピソードを話しても、効果は不十分です。
やはり企業の業務に関連した内容が好まれます。
たとえば、旅行関係の企業の面接なら、旅行に関するエピソードがいいでしょう。
IT企業の面接なら、ITに関するエピソードが適切です。
関連していても、実績が小さければ、アピールする力も弱い。
旅行に関係したエピソードの中で、できるだけ実績が大きいものを選ぶようにしましょう。
たとえば、国内旅行より海外旅行、団体旅行より一人旅などです。
ITに関連したエピソードなら、自分でパソコンを組み立てた話をすれば、面接官の興味関心を引けるはずです。
自分で組み立てたパソコンで、実際にサーバー運用をした経験があれば、さらに強くアピールできます。
実績が大きいほど、印象の残りやすくなるうえ、即戦力もアピールしやすくなります。
すぐ答えられない質問をされたとき、どんな反応をしていますか。
しばらく返事を考えるわけですが、沈黙のまま微動だにせず、無反応になっていませんか。
一生懸命に考えているのはわかりますが、あまり好ましい態度とは言えません。
面接官は「質問をきちんと理解してくれたのかな」と思い、不安になるでしょう。
無表情でじっと黙り込んでいる様子ほど、面接官を不安にさせる反応はありません。
では、どうするか。
すぐ相槌を返すのです。
すぐ返事ができなくても、すぐ相槌を打つことなら、できるはずです。
「なるほど」
「そうですね」
「難しい質問ですね」
基本的な相槌を打って、しばらく時間を稼ぎましょう。
相槌が1つあるだけで、面接官は「質問を受け止めてくれた」「きちんと話を聞いている」などと判断できます。
考える時間が多少長くなっても「一生懸命考えているのだろう」と、面接官は好意的に解釈してくれるはずです。
この対応は、面接に限らず、プライベートやビジネスの人間関係でも役立ちます。
面接では、背筋を伸ばし、堂々とした姿勢が大切です。
そうアドバイスしたとき、多くの人が陥る失敗があります。
「姿勢は美しいが、どこか不自然」という感じになりやすいのです。
なぜでしょうか。
原因は、肩です。
前を向いて背筋が伸びていても、肩に力が入っていると不自然になります。
独特の堅苦しさがにじみ出て、見ているほうまで緊張してくるのです。
背筋を伸ばしたとき、適度に肩の力を抜いてください。
実にいい姿勢になります。
すべてに力を入れればいいわけではない。
力を入れるところもあれば、力を抜くところもあるのです。
面接では、アピールが大切と言われますが、程度によります。
常識に欠けたアピールでは、応募者の常識を疑われ、選考が不利になるでしょう。
特に集団面接では、ふるい落としの側面が強いため、目立ちすぎるとかえって選考が不利になります。
地味なアピールを恐れないことです。
立ち振る舞いは地味でも、礼儀作法と常識があれば、強いアピールになります。
丁寧にお辞儀をする。
簡潔にわかりやすく、話をする。
気持ちのいい笑顔を見せる。
どれも当たり前で、地味かもしれません。
しかし、礼儀作法と常識があることを伝えられるだけで、アピールとしては十分です。
きちんとした教育を受け、社会性のある様子がよく伝わります。
普通のことを、普通に心がけることです。
地味でも、礼儀作法がきちんとしていれば、面接官の心を動かせるのです。
面接で採用率を上げる、裏技があります。
実行する人はほとんどいないため、面接官の印象にしっかり残る効果もあります。
それは何か。
自主的に企画書を持ち込むことです。
出版業なら、新ジャンルの本の企画書。
小売業なら、魅力的な陳列方法の企画書。
広告業なら、商品を効果的にPRする企画書。
アパレル業なら、新キャンペーンの企画書。
金融業なら、新しい商品プランの企画書。
企画書の内容は、業界より企業に特化した内容にすると、より好印象です。
就職したい業界に合わせて、企業に貢献するような企画書を持参しましょう。
もちろん企画書とはいえ、社会を未経験ですから、初歩的な内容になるかもしれません。
面接官がすでに知っている内容になる可能性もあるでしょう。
しかし、自主的に企画書を持ち込むことで、意欲・熱意・積極性などが伝わるのは確実です。
新しい提案ができる人物というアピールもできるでしょう。
あなたにとっても、企画書の作成を通して業界研究を深める機会になります。
ただし、急に企画書を渡すのは不自然ですから、タイミングには注意しましょう。
面接の最後に聞かれる「ほかに質問はありますか」というタイミングなら、自然に企画書を渡せるはずです。
「実は本日、○○についての企画書を持参いたしました。もしよろしければ、ご覧いただけますでしょうか」
丁寧に切り出せば、採用担当者もノーとは言えないはずです。
100%の採用率とは言いませんが、確実に採用率を上げる方法です。
企画書の作成に手間はかかりますが、本気で就職したければ、ぜひ挑戦してみましょう。
面接では、自己PRをします。
自分の強み・得意・実績などを話しますが、自慢話になりやすいため、表現の仕方に苦労するでしょう。
自己PRだから仕方ない面もあるでしょう。
しかし、できるだけ自慢の印象を和らげる工夫をしたほうが、面接官にとっても聞きやすくなります。
では、どうすれば、自慢の印象を和らげることができるのか。
それは「○○のおかげ」という一言を加えればいいのです。
「○○のおかげ」という一言があるだけで、自慢の印象はずいぶん和らぎ、聞きやすい言葉になります。
たとえば「TOEICは900点です」という自己PRがあるとします。
単にTOEICの高得点を話すだけでは、自慢のような印象があるでしょう。
そこに「○○のおかげ」を加えると、次のようになります。
「親や恩師からの支えのおかげで、TOEIC900点という高得点を取ることができました」
こう言えば、大きな実績を紹介しても、自慢の印象が和らぎます。
周りの支えにきちんと感謝できている様子も伝わるため、礼儀正しい印象も伝わるでしょう。
きちんと支援者への感謝ができる人間であることを表現できると同時に、実績もアピールできる話し方です。
この手法は、面接に限らず、日常会話でも使えます。
自分の実績を話す場面があれば、ぜひ心がけてみてください。
「できました」と語るより「○○のおかげでできました」と話すほうが、響きがよく、好印象です。
ちょっとした工夫で、あなたの印象が改善するのです。
自己PRで複数の実績を紹介するとき、順番について心がけたい工夫があります。
自己PRは、適当な順番で紹介すればいいわけではありません。
紹介する順番が重要です。
アピールの内容は同じでも、紹介する順番で、印象が変わるからです。
たとえば、次の2つのうち、どちらが心に残りやすくなるでしょうか。
おそらくより深く印象に残るのは、2番目のはずです。
なぜでしょうか。
最初に印象の強い実績を紹介すると、その時点で印象が最高潮に達します。
そのため後に続く紹介が、弱い印象に感じやすくなります。
一方、インパクトの弱い実績から強い実績の順に紹介すれば、話が進むごとに応募者の成長が感じられます。
感情の盛り上がりを誘えるため、心に深く残りやすくなるのです。
実際は時系列の都合もあるため、単純にうまくいかない場合もありますが、できるかぎり心がけてみてください。
少しでも印象に残りやすい紹介方法を心がけたほうが、表現できるインパクトをさらに強くできます。
インパクトの小から大の順を意識したほうが、印象的になります。
「当社は第1志望ですか」
面接で聞かれる定番の質問です。
同時に、定番の答えも存在します。
「はい。御社は第1志望です」と答えるのが決まりです。
本当は第2志望や第3志望でも「第1志望」と答えるのが、就職活動の常識です。
それは、面接官もよく承知しています。
そのため、応募者が「御社が第1志望」と答えても、信じてもらえず、疑われる場合があります。
では、第1志望であると信じてもらうには、どうすればいいのか。
3つのポイントがあります。
「目を見る」「即答」「第1志望である根拠」です。
まず面接官の目を見ながら「はい。御社が第1志望です」と、即答します。
ここで目をそらしたり、一瞬の沈黙があったりすると「疑わしい」と思われます。
続けて、就業意欲が伝わる補足を付け足します。
補足は、就業意欲が伝わる内容なら、何でもかまいません。
「私は、社員一丸となって商品開発に取り組む姿勢に感銘いたしました。御社で頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」
面接官の目を見つめながら即答できれば、説得力が生まれます。
定番の言葉でも、真実味が増し、面接官に信じてもらえるのです。
これも練習が必要です。
いきなりやろうとすると、不自然になる場合があります。
スムーズに対応できるようになるまで、本番までにしっかり練習しておくと安心です。
面接で大切なのは、表情です。
笑顔だけでなく、真面目な顔が必要になる場面もあります。
たとえば、自己PRや志望動機を話すときは、真面目な顔がふさわしいでしょう。
真面目な顔をすることで「誠実」「知的」「本気」などの印象が伝わります。
「自分は、真面目な性格ではない」と思う人もいるかもしれません。
もちろん真面目であったほうがいいのですが、真面目でなくてもいいのです。
真面目でなくても、真面目な顔ができることが大切です。
社会に出て仕事をすれば、演技をしなければいけない場面があります。
嫌なことがあっても、嬉しそうな表情をしなければいけないときもあります。
嬉しいことがあっても、嫌そうな表情をしなければいけないときもあります。
面接は、オーディションです。
演技が必要です。
真面目かどうかより、真面目な顔ができるかどうかです。
真面目な顔をすれば、真面目である様子を伝えることができるのです。
面接は、何でも大っぴらに話せばいいわけではありません。
次のような答え方に、心当たりはありませんか。
「接客は得意ですが、パソコンは苦手です」
「体力には自信がありますが、忍耐力はありません」
「英語は、読むのは得意ですが、話すのは本当に苦手です」
「集中力はありますが、持続力は全然ありません」
話の流れから、苦手なことまで答えていないでしょうか。
謙遜のつもりで、欠点まで紹介する話し方ですが、注意が必要です。
謙遜と欠点は違います。
謙遜は、自分の能力や価値などを、控えめに評価することです。
欠点は、弱点であり、欠陥です。
たしかにありのまま話せば「素直」「正直」「誠実」とは思われるでしょう。
しかし、高い評価は得られません。
謙遜のつもりで欠点を話すと、減点の対象になる場合があります。
基本的に面接中は、できることや得意なことだけを話しましょう。
聞かれてもいないのに欠点を紹介するのは、自分から不採用になる原因をつくるようなものです。
欠点を明かせば、面接官としても不安を感じるでしょう。
「業務に支障をきたすのではないか」と欠点が気になり、採用をためらう気持ちが大きくなるのです。
聞かれたときは正直に答えるべきですが、聞かれていないなら、自分から言う必要はありません。
あえて自分からは、欠点には触れない配慮が大切です。
面接では、時事問題について質問されることがあります。
時事の範囲は広いのですが、主に最近起こった政治経済のニュースが問われやすい傾向があります。
さて、問題なのは「少しだけ知っている」という状態です。
まったく知らないわけではないが、よく知っているわけでもない。
「聞いたことがある」「記事で読んだことがあるような気がする」などの状態です。
生半可な知識のため、回答に困る場面は、誰でも心当たりがあるのではないでしょうか。
しかも、面接という重大な場面です。
「まったく知りません」という返事だけは避けたいため、知っている範囲で、うまく答えようとするのではないでしょうか。
自分の知識を振り絞って、知っている範囲で最大限に答えようとする。
このとき、人間はつい悪い癖が出やすくなります。
知ったかぶりをしやすいのです。
知っている範囲だけで答えればいいのですが、想像を膨らまして、知らないことまで話してしまいやすい。
面接官は、ベテランの社会人です。
的外れの返事から、知ったかぶりであることをすぐ見抜きます。
また「知ったかぶりをする性格」として、さらにマイナスの評価にもつながるでしょう。
つまり、知ったかぶりは、二重の減点につながるのです。
大切なことは「知っている範囲のみで答える」という基本です。
見栄を張らず、知っている範囲で答えましょう。
知らないことは、正直に「知らない」と答える勇気も必要です。
もしくは、前向きな言い方を心がけるのもいいでしょう。
「勉強不足で申し訳ございません。今後、答えられるようにいたします」
「今すぐにはわかりませんが、帰宅後に確認して、ご報告してもよろしいでしょうか」
「わからない」という返事でも、意欲や熱意を見せながら答えるだけで、面接官に与える印象は大きく変わります。
答えられなければ、即不採用になるわけではありません。
答えられなくても、正直であることが伝われば、減点でも最小限に抑えられます。
面接では、意見を求められることがあります。
応募者の考え方を知るために、あるテーマについて、意見を求めようとするのです。
「環境汚染が問題になっていますね。今後はどうなっていくと思いますか」
「オリンピックが開催されますね。成功すると思いますか。どう運営されると思いますか」
まずは率直な意見です。
素直に自分が思う考えが基本になるでしょう。
しかし、正直すぎるのも、考えものです。
正直とはいえ、否定や破壊的な意見では、かえって採用を不利にさせることもあるでしょう。
「失敗すると思います」
「悪くなると思います」
「問題は山積みで、打開策はありません」
ネガティブな発言では、場の雰囲気が暗くなり、会話のトーンも下がります。
そんな発言をする人の印象まで悪くなるでしょう。
何事も否定や破壊的な考え方をする人は、企業にも不要だと考え、魅力を感じにくいのです。
意見を求められたときは、自分に対する印象も含めて考えなければいけません。
では、意見を求められたとき、どう答えるのが好ましいのか。
好ましいのは、肯定や建設的な意見です。
「成功すると思います」
「良くなると思います」
「問題はありますが、こんな対応をすれば、改善できるでしょう」
未来が明るくなる発言をします。
もしくは、改善につながるような発言をしましょう。
ポジティブな発言をすれば、場の雰囲気が明るくなり、会話のトーンも上がります。
話をする人の印象までよくなるでしょう。
考え方は個人の自由ですが、できればポジティブな考え方のほうが、面接官に好印象です。
面接の返事は、良い返事と悪い返事があります。
良い返事は多種多様です。
良い返事は、人によって個性や特徴が異なるため、一概には言えません。
人の数だけ、ふさわしい返事が存在します。
しかし、悪い返事だけは、すべての人に共通しています。
意味のわからない返事なのです。
自分でも何を言っているのかわからない返事だけは避けたい。
意味のわからない返事では、コミュニケーションが成立しません。
面接官も、どう答えていいのかわからず、困ってしまうでしょう。
会話を続けたくても、うまく続かないのです。
意味のわからない返事では、考えが整理できていないと判断されます。
緊張してもいいのです。
声が震えていてもいいので、きちんと答えることが大切です。
即答できなくてもいいのです。
難しい質問を聞かれたなら、しばらく沈黙があってもいいので、よく考えてから答えることです。
緊張したり焦ったりするかもしれませんが、意味のわからない返事だけは避けたい。
意味のわかる回答をしてこそ、意味があります。
一言一言が、選考に影響します。
慎重に言葉を選びながら、丁寧に発言することが大切です。
あらゆる面接において必要なのは、就業意欲です。
就業意欲のない人を採用したいと思う企業はありません。
どの企業でも、就業意欲のある人を求めています。
就業意欲があるからこそ、仕事での吸収も早くなり、積極的に働いてくれるでしょう。
面接における自己紹介と志望動機も、就業意欲を見せながら話すことが大切です。
しかし、就業意欲を伝える方法として、誤解している人がいます。
感情的に伝えるケースです。
大声を出したり、早口になったり、相手をにらんだりです。
たしかにこれらも、就業意欲の表現の1つではありますが、少し乱暴です。
感情的に就業意欲を伝えると、採用担当者は驚いて、話の内容に集中しづらくなります。
「落ち着きがない」「常識がない」など、悪いほうに誤解されるかもしれません。
感情的な就業意欲の表現は、面接では不要です。
就業意欲は、感情的ではなく、理性的に伝えましょう。
「自分の強みや得意」「その企業を志望するに至った理由」など落ち着いて話すのです。
落ち着いて話すから、採用担当者も、落ち着いて聞けます。
話に説得力があれば、感情的でなくても、就業意欲は十分伝わります。
「面接では、意欲や熱意を伝えることが大切」
就職活動で、よく聞く言葉ですね。
事実、意欲や熱意を伝えれば、採用担当者の心を動かせます。
しかし、そうした言葉を聞いたとき、こう思うのではないでしょうか。
「意欲や熱意を伝えるのが大切とわかっている。肝心の伝え方がわからないから困っているのだ」と。
意欲や熱意を伝えるのが大切とわかっていても、伝え方がわからなければ、アピールのしようがありません。
では、どうすれば意欲や熱意を伝えることができるのか。
最大のポイントは、手間暇です。
情報を得るために手間暇かけたことを、紹介すればいいのです。
たとえば「複数名のOB・OG訪問をした」「企業から出版されている本はすべて読んだ」などです。
もしくは、手間暇かけないと得られない情報でもかまいません。
商品開発の裏話、知られていない企業の歴史など、手間暇をかけないと入手できない情報を紹介するのもいいでしょう。
手間暇をかけた行動は、強い情熱がなければできません。
情報を入手するために、手間暇をいとわず、必死になっていることが伝わればいい。
手間暇をかけた行動力は、採用担当者の心を動かす切り札です。
そうした話を聞いた採用担当者は「この人の気持ちは本物だ」と感銘し、強い意欲や熱意を感じるのです。
就職活動では、社員と接する場があります。
OB・OG訪問、企業説明会など、電話による問い合わせなどです。
やはり最初は誰でも礼儀正しく社員と接しますが、親しくなると、態度が緩む場合があります。
「親しくなったのだから、少しはなれなれしくしてもいいだろう」と思うのです。
もちろん普段の人間関係ならいいのです。
お互いによく知り合い仲良くなれば、だんだん打ち解けた態度になれます。
言葉遣いや態度が多少悪くなっても、親しくなった証拠と考えることができます。
打ち解けることで、さらに親しくなることができるでしょう。
しかし、就職活動では注意が必要です。
やはり相手が社員であることに変わりありません。
親しくなったと思って言葉遣いや態度が乱れると、選考に悪影響を及ぼす可能性があります。
社員と親しくなっても、なれなれしい態度は避けるほうが賢明です。
わずかな油断が、選考に影響します。
就職活動する者として、最後まで礼儀正しい態度を徹底しましょう。
企業によっては、活動拠点が複数箇所にある場合があります。
規模の大きな企業なら、支店や営業所が複数あるのは珍しくありません。
複数の活動拠点があれば、やはり自宅に近いほうが便利と考えるのではないでしょうか。
さて、勤務地に希望がある場合、面接で伝えたほうがいいのでしょうか。
まず強い希望があるなら、きちんと伝えたほうが安心です。
人によっては、軽視できない事情もあるでしょう。
たとえば、持病による通院、子どもの送迎などです。
企業としても、応募者の希望がはっきりしているなら、採用したときの配置を考えやすくなります。
強い希望があれば、事前に伝えておくほうが、双方にとって円満な採用につながります。
伝えるときは、低姿勢でお願いしましょう。
謙虚な姿勢を見せれば、勤務地の希望を配慮してもらいやすくなります。
ただし、注意点もあります。
すべての希望が通るとは限らないことです。
企業の都合によっては、応募者による勤務地の指定が選考を難しくさせる場合があります。
その場合、選考に何らかの影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
もし勤務地に強いこだわりがなければ、あえて伝えないのも一案です。
面接の練習をしたかどうかは、言わないと面接官に伝わらないと思います。
自分から「面接の練習をしました」と言わないかぎり、面接官はわからないと思うでしょう。
たしかに言わなければ伝わらないのは事実ですが、実際には伝わります。
応募者の態度でわかるのです。
入室するやいなや、礼儀正しく挨拶をして、着席するまでスムーズに対応する。
さまざまな質問にも、にこやかな笑顔で、よどみなく答える。
退室するときも、しっかりお礼を言って、礼儀正しく部屋から出て行く。
こうした動作は、練習をしないで急にできることではありません。
何度も練習をした結果、ようやくできる動作です。
こうした様子を見た面接官は「しっかり準備をしたな。何度も練習をしたな」と直感が働き、間接的にわかるのです。
面接の練習をしてきたとわかるだけで、面接官は応募者に好印象を抱きます。
「採用されたい」という気持ちがあり、しっかり手間と時間をかけてきたことが伝わるからです。
つまり、熱意と意欲の表現なのです。
面接の練習は、無駄と思わず、しっかりやってほしい。
「面接がうまくいかない」という人に限って、面接の練習をしていなかったり、不十分だったりします。
面接の練習回数は、採用率に影響します。
2回より3回、3回より4回、4回より5回です。
何度練習すればいいのかというと、自然に体が動くまでです。
練習、練習、また練習。
何を聞かれてもスムーズに答えられるまで練習したなら、面接もきっとうまくいくはずです。
OB・OG訪問や面接では、残業について質問できます。
あらかじめ残業について知りたいと思うのは、当然のこと。
残業の頻度や長さなどを具体的に確認するのも、企業研究の一環です。
特に子どもの送迎や親の介護が必要な人は、残業の心配が募るでしょう。
しかし、残業の聞き方は難しい。
単刀直入に「残業はありますか」と聞けば「残業はしたくない」という意味に誤解されることがあります。
残業の有無を聞いただけで、評価を下げられるのは不本意ですね。
そこで工夫した聞き方があります。
「残業はいつごろありますか」という聞き方をするのです。
「残業はあって当然」というニュアンスに聞こえるのではないでしょうか。
少なくとも、残業を嫌がっている様子ではないため、誤解を防げます。
同時に、残業の頻度や時期についても尋ねることができるため、一石二鳥なのです。
面接の最後は「何か質問はありますか」と聞かれるのが定番です。
自己紹介・自己PR・志望動機に続いて、面接で必ず聞かれる質問の1つと考えていいでしょう。
もちろん質問がなければ「特にありません」と答えることもできます。
しかし、少しでも就業意欲を見せたければ、何か1つは質問しておくほうがいいでしょう。
自分で調べればわかる質問は避け、就業意欲が伝わるような、鋭い質問をするのが得策です。
さて、この質問ですが、ありがちな先入観があります。
「質問は、1つでなければいけない」という思い込みです。
1つである必要はありません。
質問が、1つだけの人と3つある人がいるとしましょう。
客観的に比べて、どちらのほうが就業意欲を強く感じるか。
やはり3つ質問をする人ではないでしょうか。
たくさん質問したほうが、企業や仕事への興味関心や就業意欲が強く感じられるでしょう。
無理に複数質問をする必要はありませんが、準備に余裕があれば、心がけておくといいでしょう。
ささいな点ですが、ほかの応募者と差をつけるポイントです。
ただし、1つ注意があります。
いくら複数の質問が効果的とはいえ、多すぎるのは良くありません。
常識的な観点から、多くても3つまでが適切です。
質問をする前には、最初に数を宣言しておくと、面接官も答えやすくなります。
「ご質問が3つございます。順にお伺いしてもよろしいでしょうか」
面接官の許可があれば、質問が複数でも、スムーズに答えられるでしょう。
面接は、一瞬一瞬が重要場面です。
礼儀作法を重んじつつ、少しでも強く印象に残るような受け答えを心がけましょう。