執筆者:水口貴博

業界研究をする30の方法

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口コミは、信じやすい一方、主観や誤解が混じりやすい。

口コミは、信じやすい一方、主観や誤解が混じりやすい。 | 業界研究をする30の方法

あらゆる情報源の中でも、無意識のうちに信じやすいものがあります。

口コミです。

「Aさんは、Bさんと付き合っているらしい」

そんな噂を聞いて、証拠もないのに信じた経験が、学生時代にあるのではないでしょうか。

口コミは、信頼できる人のフィルターを通しているため、信じやすい傾向があります。

特に身近な友人の口コミは、信頼関係が結ばれているため、深く信じる傾向があります。

たしかに口コミも貴重な情報源ですが、愚直に信じるのも注意が必要です。

口コミが頼りになるのは事実ですが、絶対ではありません。

あくまで、口コミは口コミです。

口コミは、主観や誤解が混じりやすい特徴があることを意識する必要があります。

話をよく聞くと、事実ではなく、意見である場合が多い。

具体的なデータもなく、誤解である場合もあるでしょう。

「その人だから、そう感じるだけかもしれない」「間違った情報かもしれない」などの柔軟な考えが必要です。

たとえば、デスクワークをどう考えるかです。

机上の仕事が合っている人なら「快適」「楽しそう」「健全」などの印象を持つでしょう。

一方、運動を好む人なら「暗い」「地味」「不健康」などの印象を持つかもしれません。

どちらが正しいのかは関係ありません。

人それぞれなのです。

このとき「デスクワークはよい・悪い」などの口コミを愚直に信じると、考えが混乱します。

人それぞれですから、人によって答えが違います。

すべての情報には、主観や誤解が混じります。

特に口コミは、信じやすい一方、主観や誤解が混じりやすい。

このことを深く心に刻み、口コミと上手に付き合っていくことが大切です。

業界研究をする方法(25)
  • あらゆる情報源の中でも、特に口コミには注意する。
汗をかいて集めた情報で、本当の差がつく。

業界研究をする30の方法

  1. 企業研究の前に、業界研究。
  2. 業界研究・企業研究に欠かせない、10の情報源。
  3. 業界地図と業界本の違いとは。
  4. 業界研究は、筆記試験や面接の対策でもある。
  5. 情報を知るのは怖いが、情報を知らないのは、もっと怖い。
  6. どんな情報も、主観が混じっている可能性がある。
  7. 偏見や先入観は、自由な思考を妨げる。
  8. 大切なのは、その業界と一生付き合っていく覚悟。
  9. ニュースの確認も、業界研究の1つ。
  10. やりがいのある仕事を他人に聞くのは、ナンセンス。
  11. 最初から、完全に向いている仕事を探すのは難しい。
  12. やりたいことを基準にすれば、就職活動の幅はもっと広がる。
  13. やりたい仕事はあるが、適正に不安がある場合の考え方。
  14. 知らない用語に出会っても、放置しない。
  15. 関連業界を見落としていませんか。
  16. 初任給より重要なのは、昇給率。
  17. 業界の平均年収に、惑わされるな。
  18. 安定だけが、就職ではない。
  19. 古い情報は、役立つどころか、毒になるリスクがある。
  20. 希望の職種が複数あって迷うときの対処。
  21. 職種を志望しても、就職できると限らないのが、就職活動の難しさ。
  22. 憧れは、就職してしまえば、冷める覚悟をしておく。
  23. 「できるはずがない」ではなく「できるかもしれない」と考える。
  24. 進路が決まっていなくても、就職情報サイトに登録すべきか。
  25. 口コミは、信じやすい一方、主観や誤解が混じりやすい。
  26. 汗をかいて集めた情報で、本当の差がつく。
  27. 余裕があれば、興味のない業界も見ておきたい。
  28. 国内にいながら、海外の求人情報を集める方法。
  29. 希望する業界や業種に確信が持てなくなったときの対処。
  30. 志望業界が複数あって、情報収集の余裕がない。
    どう攻略するか。

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