内定は、ゴールではありません。
内定は、スタートです。
社会人として自立するためのスタートです。
めでたく内定が決まれば、喜んでばかりはいられません。
入社が決まれば、入社までの時間を有効に使いましょう。
企業に問い合わせて、入社までに必要なことを問い合わせ、事前に身につけておくのです。
就職活動が順調に進み、複数の会社から内定をもらう場合があります。
複数から内定をもらえるのは、素晴らしいことです。
しかし、ここで別の問題に直面することがあります。
内定が決まってしばらくすると、だんだん別の不安を生じることがあります。
「このまま入社していいのだろうか」
「もっとふさわしい企業があるのではないか」
内定をもらった後に気をつけたいのは、自慢です。
「○○社から内定をもらったよ。やった!」
日頃の努力が実れば、嬉しい気持ちがあふれ、言いふらしたくなるでしょう。
内定をもらっても、落ち込む人がいます。
よくあるパターンは、内定の数の比較です。
他の人は、たくさん内定をもらっている一方、自分は1社しか内定をもらっていない。
内定をもらった後に提出しなければいけない書類があります。
内定誓約書・健康診断書・卒業証明書などです。
必要書類の提出を忘れていませんか。
内定をもらった企業から、親睦会や研修の案内が届くことがあります。
もちろん第1志望の企業なら、親睦会も研修も、欠かさず出席したほうがいいでしょう。
迷うことはなく、最優先をして当然です。
就職活動の末、いくつかの企業から内定をもらいます。
検討を繰り返した結果、1社に決めるでしょう。
企業と内定承諾書などの契約を交わせば、正式に決定です。
「入社が決まった」
ほっと一安心をして、胸をなで下ろしているところでしょう。
もちろん就職活動の区切りがついたのですから、休憩するのもいいでしょう。
入社が決まっただけで、将来が決まったわけではありません。
決まったのは、勤める企業と入社だけです。
本当の将来を決めるのは、これからです。
内定が決まれば、親や親戚などから記念の品物をいただくことがあります。
代表的なものといえば、就職祝いです。
一度に大金を入手すれば、誰でも気分が高揚して、ぱっと使いたくなるものです。
入社するまでにおすすめしたいのが、旅行です。
社会人になると、嵐のような多忙な日々が続くため、休暇が取りにくくなります。
いつの間にか1日が終わり、瞬く間に1週間が過ぎていきます。
入社日までに、生活リズムを整えましょう。
今までは夜更かしも叱られる程度で済みましたが、社会人では本人の評価に関わります。
さらに言えば、収入にも影響します。
入社日までに、ストレス発散の方法を考えておきましょう。
「まだ仕事を始めていないのに早すぎるのではないか」と思いますが、早すぎではありません。
むしろ、ベストタイミングです。
入社が決まれば、あなたの出番です。
何の出番かというと、助ける出番です。
就職活動に困っている友人や後輩がいれば、快く助けましょう。
入社日までに、体力をつけておきましょう。
「体力と仕事は関係ない」と思うかもしれませんが、大いに関係します。
体は、資本です。
無事に入社が決まれば、印鑑を新しくしてみてはいかがでしょうか。
現在使っている印鑑は、どこから手に入れたものでしょうか。
学生が使う印鑑の多くは、親からもらった印鑑が多いはずです。
就職を機に、印鑑をつくってみてはいかがでしょうか。
社会人になれば、印鑑を押す機会が何かと増えます。
状況によっては、押印後の印鑑の変更が、手間だったり難しかったりする場合もあります。
OB・OG訪問は、入社が決まる前にするものとは限りません。
企業から禁止されていないかぎり、OB・OG訪問は、入社が決まった後にもできます。
「入社が決まったならOB・OG訪問をしても意味がない」
入社が決まれば、引っ越しが必要になる場合があります。
引っ越しを、いつ、どこにするか。
簡単な話に思えますが、真剣に考え始めると、実は奥の深い決断です。
「すでに業界研究はしている」
そう思う人もいるでしょう。
たしかに業界研究は、就職活動の初期に経験済みのはずです。
内定をもらった後、企業によっては、内定式や懇親会などを開催することがあります。
主な目的は、就業意欲を高めたり、内定者同士の親睦を深めたり、内定辞退者を防いだりなどです。
すでに内定が決まっているため、以前よりは緊張が和らぎ、安心して出席できるでしょう。
一度内定を出したとしても、企業は内定を取り消すことがあります。
企業が内定を取り消す代表例は、6つあります。
(1)応募者の落第
内定が決まってから入社するまで、内定者が集まる場があります。
内定式や懇親会などです。
こうした場では、どのような服装で出席すればいいのでしょうか。
入社前に、親睦会や研修が行われることがあります。
参加は自由ですが、入社を決めているなら、おろそかにするわけにはいきません。
都合がつくかぎり、できるだけ出席したほうがいいでしょう。
内定が決まってから入社日までに、内定式や親睦会が開催されることがあります。
開催しない企業もありますが、規模の大きな企業では、まだまだ健在です。
内定式や親睦会も、企業にとっては費用も手間も時間もかかります。
入社誓約書を提出した後、事情があって、内定を辞退したい場合があります。
誓約書という正式な書類を提出した後ですから、辞退が不可能であるように思えますが、実際はどうでしょうか。
実は、基本的に辞退はできるのです。
「入社が決まったのはいいが、仕事が大変そうだ」
そう思う人もいるでしょう。
「大変な仕事でもいいから内定がほしい」と思っていたが、入社が決まったとたん、仕事への不安が強くなるもの。
学校を卒業すると、学生時代が恋しくなるものです。
学生時代は、その価値に気づきにくいのですが、卒業したとたんに学生時代が恋しくなります。
その恋しさたるや、強烈です。
内定は、ゴールではありません。
内定は、スタートです。
社会人として自立するためのスタートです。
内定が決まっただけであり、その企業でうまくやっていけるかどうかはまだわかりません。
これからのあなたの努力しだいです。
入社してから必要になる知識は、山ほどあります。
知識量に圧倒されるのではなく、積極的に吸収していきましょう。
入社してから出会う人間関係もあります。
人によって態度を変えるのではなく、誰とでも仲良くできるように謙虚に接していきましょう。
入社してから知る現実もあります。
理想と現実のギャップに落胆するのではなく、向上心を持って取り組んでいきましょう。
本当に長い道のりは、これからです。
学生時代までの人間関係は、生やさしかったことに気づくでしょう。
今まで苦手だった勉強が、いかに重要であったかに気づくでしょう。
内定をもらっても、油断しないことです。
「社会人としての本番が、これから始まる」
そう気持ちを引き締め、社会人としての自覚と覚悟を促しましょう。
内定をもらってからが、本当のスタートなのです。
めでたく内定が決まれば、喜んでばかりはいられません。
入社が決まれば、入社までの時間を有効に使いましょう。
企業に問い合わせて、入社までに必要なことを問い合わせ、事前に身につけておくのです。
入社前とはいえ、知識面や技術面など、あらかじめ身につけておいたほうがいいことはたくさんあるはずです。
たとえば、仕事で必要な商品情報があれば、事前に勉強して身につけておくといいでしょう。
特定のソフトウエアを使用する仕事なら、あらかじめソフトウエアを買ったり借りたりして、操作に慣れておきます。
もちろん完全に身につけるのは難しいですが、少し慣れておくだけでも、入社してから違います。
小さな差ですが、入社してから「覚えが早い」という印象につながるでしょう。
入社すれば、すぐ競争が始まります。
仕事で必要な知識や技術などは、少しでも早めに触れておくと、入社後の仕事もスムーズになるでしょう。
事前に必要なことを身につけておくことで、同期と差をつけることもできます。
入社して最初の3年間は、特に大切な時期です。
仕事は、入社前から始まっていると考え、早めの行動を心がけましょう。
入社までの時間をどれだけ有効に使ったかで、入社後の仕事が変わるのです。
就職活動が順調に進み、複数の会社から内定をもらう場合があります。
複数から内定をもらえるのは、素晴らしいことです。
しかし、ここで別の問題に直面することがあります。
「選択が難しい」という問題です。
複数の会社から内定をもらったとはいえ、就職するからには、1社を選ばなければいけません。
自分の人生に大きな影響を及ぼす選択です。
この先40年に影響する選択と思えば、やはり選択が難しいと感じる人も多いでしょう。
複数の会社から内定をもらったが、選択が難しい場合にしなければいけないことは何か。
さらに踏み込んだ企業研究です。
面接前にも企業研究をしたはずですが、さらに詳しく企業研究をするのです。
新聞・雑誌・ウェブサイトなどを最大限に活用して、これまでより詳しく調べます。
不明点があれば、メールや電話などを使い、会社に問い合わせてもいいでしょう。
すると、今まで気づかなかった会社の情報を気づけることができるはずです。
また、自分の判断だけでなく、親や友人からの意見も聞くといいでしょう。
そうして会社情報がさらに集まれば、会社の違いがわかるようになり、決断がしやすくなるはずです。
「判断材料がなければ、見つかるまで探す」という取り組みが大切です。
人生を左右する大きな決断です。
後悔がないようにしっかり情報を集めて、最終決断をしましょう。
内定が決まってしばらくすると、だんだん別の不安を生じることがあります。
「このまま入社していいのだろうか」
「もっとふさわしい企業があるのではないか」
「就職活動を終了するのは、早すぎるのではないか」
内定に納得できていない自分に気づくのです。
「まだ挑戦できるのではないか」と思う気持ちは大切です。
少しでも可能性があるなら、挑戦する価値はあると考えていいでしょう。
まず内定が決まれば、就職活動をしてはいけないルールはありません。
正式に内定の契約書などを交わすまでは、就職活動を継続できます。
時間や体力に余裕があり、別の企業に挑戦したい気持ちもあれば、内定をもらった後でも、就職活動を継続してもいいでしょう。
一度しかない人生です。
新卒は、一生に一度しかないチャンス。
納得できないなら、納得できるまで続けることです。
場合によっては、もっと自分に合った企業から内定をもらえるかもしれません。
入社してから後悔することがないよう、今のうちに最善の努力をしておくほうが安心です。
内定をもらった後に気をつけたいのは、自慢です。
「○○社から内定をもらったよ。やった!」
日頃の努力が実れば、嬉しい気持ちがあふれ、言いふらしたくなるでしょう。
もちろん報告程度ならいいのですが、嫌みに聞こえるような言い方には注意です。
嬉しい気持ちが強いときには、自慢のような言い方になりがちです。
露骨な自慢は、友人に煙たがられるでしょう。
素直に喜んでくれる友人もいるかもしれませんが、内心は、ネガティブな感情を抱く人も多いでしょう。
まだ内定をもらっていない友人にとって、内定の自慢をされると、不安を助長させるはずです。
時には、不快感を与える場合もあるでしょう。
遠回しに「もっとしっかり就職活動をしなさい」という強迫として受け止めるかもしれません。
友人の自尊心を傷つけるような言い方をすると、友人関係にひびが入る場合があります。
就職活動で、友人をなくすケースも珍しくありません。
たとえ内定をもらっても、自慢は控えましょう。
友人に伝えるなら、報告程度でとどめるのが適切です。
状況によっては「あえて報告しない」という選択肢が適切である場合もあります。
報告はOKですが、自慢はNGです。
友人関係が長く続くよう、場の雰囲気に応じて、判断しましょう。
「青春の友は一生の友」と言われます。
つまらないところで友人関係を壊さないよう、気をつけましょう。
内定をもらっても、落ち込む人がいます。
よくあるパターンは、内定の数の比較です。
他の人は、たくさん内定をもらっている一方、自分は1社しか内定をもらっていない。
他の人と比べて、内定の数が少なければ、自分の能力が劣っているように感じ、落ち込むかもしれません。
しかし、やはり比較は良くありません。
そもそも内定の数を他人と比べるのは、無意味です。
他人の内定の数は、自分には関係のないこと。
就職活動に限らず、そもそも他人と比べる習慣があると、落ち込んだり焦ったりする原因になります。
就職活動は、内定の数を争うものではありません。
いくつ内定をもらっても、最終的に入社するのは、1社だけ。
内定で大切なのは、数ではなく、質です。
1つしか内定をもらっていなくても、その1社が第1志望なら、十分に喜ばしいことではありませんか。
自分の努力がきちんと実った事実に変わりありません。
内定の数を他人と比べるのはやめ、自分の努力がきちんと実ったことを喜びましょう。
あなたを認めてくれた企業があるということです。
人と社会の発展のために、自分を生かす場を与えられました。
社会に出る道筋ができ、希望の仕事に就けることを素直に喜びましょう。
就職活動に協力してくれた人たちに感謝をすれば、喜びがいっそう強くなります。
内定をもらった後に提出しなければいけない書類があります。
内定誓約書・健康診断書・卒業証明書などです。
必要書類の提出を忘れていませんか。
内定の喜びで、必要書類の提出を度忘れすることがあります。
「気づけば、書類の提出期限が過ぎていた」という状況は、やはり印象が良くありません。
内定が取り消されることはないでしょうが、入社前に、評価を下げる可能性はあるでしょう。
頻繁にあることではありませんが、書類の提出を忘れていれば、内定が取り消される可能性もあります。
書類を記入するときも、内定の喜びのため、記入の漏れやミスが発生しやすい。
興奮のため、文字も乱れやすくなりがちです。
必要書類をよく確認して、落ち着いて記入し、適切な時期に提出しましょう。
誓約や契約に関する書類は、文面をよく読んで、きちんと確認したうえで署名します。
当然ですが、内定をもらった後の書類の提出では、添え書きも必要です。
内定への感謝や送付する資料名などを簡潔にまとめていれば、十分です。
内定が出て喜ぶのは、必要書類の提出がすべて終わってからにしましょう。
内定をもらった企業から、親睦会や研修の案内が届くことがあります。
もちろん第1志望の企業なら、親睦会も研修も、欠かさず出席したほうがいいでしょう。
迷うことはなく、最優先をして当然です。
しかし、親睦会や研修は、どんな状況でも優先させればいいとは限りません。
例外も存在します。
たとえば、内定をもらった後も、就職活動を継続している場合です。
ある企業から内定はもらったものの、時間や体力に余裕があれば、他の企業への就職活動を継続することもあるでしょう。
まだ他の可能性があると信じて行動するのは、素晴らしい心がけです。
ただし、親睦会や研修の参加には、慎重な判断が必要です。
どちらを優先させるのも個人の自由ですが、一般的に基本的な考え方があります。
就職活動を継続している場合は、状況の許すかぎり、やはり就職活動を優先させたほうが得策です。
第1志望ではない企業の親睦会や研修を優先させると、貴重な時間や労力を消費します。
その結果、肝心の就職活動がおろそかになり、貴重な可能性やチャンスを失いやすくなるのです。
もちろん親睦会や研修をすべて欠席するのは印象がよくありませんから、状況の見極めが必要です。
就職活動を優先しつつも、すでに内定をもらった企業のイベントも適度に参加する程度が得策でしょう。
緻密なスケジュール管理が要求される時期ですが、弱音を吐いても仕方ありません。
ささいな優先順位が、未来を分けることもあるのです。
就職活動の末、いくつかの企業から内定をもらいます。
検討を繰り返した結果、1社に決めるでしょう。
企業と内定承諾書などの契約を交わせば、正式に決定です。
さて、無事に入社が決まれば、ぜひしてほしいことがあります。
内定先へのお礼です。
OB・OG訪問の後はお礼を伝えるのが常識ですが、入社が決まった後も、やはりお礼をしたほうが喜ばれます。
「当たり前」「忘れるはずがない」と思いますが、意外に忘れやすいのです。
入社が決まった嬉しさで浮かれ、大事なお礼をど忘れします。
メールでも、電話でも、手紙でもかまいません。
自分に合った方法で、お礼を伝えましょう。
長々しい内容である必要はありません。
「内定への感謝」と「入社後に頑張ること」の2点を、簡潔にまとめた内容で十分です。
内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。
頂戴いたしました内定ですが、慎んでお受けいたします。
貴社の一員として働けることは光栄であり、大変嬉しく思っております。
長いお付き合いとなりますが、よろしくお願いいたします。
内定先だけでなく、就職活動中に応援してくださった方々にもお礼を伝えましょう。
親・先生・友人などです。
多くの人の支援や応援があったおかげで、今のあなたが存在します。
以前OB・OG訪問でお世話になった先輩にも、お礼を兼ねて入社が決まった報告をすれば、きっと喜ばれるはずです。
応援してくださった方々を喜ばせることは、今のあなたにできる恩返し。
内定で喜ぶのは、お礼をきちんと済ませてからにしましょう。
「入社が決まった」
ほっと一安心をして、胸をなで下ろしているところでしょう。
もちろん就職活動の区切りがついたのですから、休憩するのもいいでしょう。
むしろ休憩は必要です。
長期間にわたる就職活動にようやく決着がついたのですから、一時的な休憩をしたほうが今後の弾みになるでしょう。
旅行や趣味など、学生時代の貴重な最後の時間を堪能するのもいいですね。
さて、休憩はいいのですが、期間には注意が必要です。
入社日まで、ずっと休憩を続けるのは得策ではありません。
休憩の限度を超え、怠けた生活に慣れてしまうと、せっかく出た勢いが失われる場合があります。
あくまで、失われた体力と気力を回復させるための休憩です。
回復が完了すれば、むやみに休憩を続けても、不毛です。
大切なのは、努力の継続です。
体力や気力が回復したと思えば、休憩は長期化させず、次の行動に移りましょう。
再び、自分にむちを打つことです。
入社してからが、本当のスタート。
入社して、仕事がうまくいくかどうかは、これからの自分しだい。
社会人として自立できるかどうかも、これからの自分しだい。
入社してからの働きぶりによって決まります。
むしろこれからが本番だと自覚して、自分に厳しくなって、気持ちをびしっと引き締めましょう。
入社が決まった後も、就職活動で心がけた前向きな努力を続けることが大切です。
入社が決まっただけで、将来が決まったわけではありません。
決まったのは、勤める企業と入社だけです。
本当の将来を決めるのは、これからです。
社会人として、どう仕事をして、どう生きていくのかは、これからの自分の行動しだいです。
小さな企業だから、将来も暗いとは限りません。
小さな企業でも、仕事に前向きな姿勢を持って努力をすれば、大活躍できるでしょう。
小さな企業だからこそ昇進がしやすく、給料も上がりやすいかもしれません。
逆に、大きな企業だから、将来も明るいとも限りません。
大企業病にかかり、意欲・熱意・向上心などが失われるかもしれません。
その結果、転勤や解雇などにつながることもあり得ます。
入社が決まっただけで、まだ将来が決まったわけではありません。
入社して働き始めてからが、社会人としての本番です。
将来を決めるのは、これからなのです。
内定が決まれば、親や親戚などから記念の品物をいただくことがあります。
代表的なものといえば、就職祝いです。
一度に大金を入手すれば、誰でも気分が高揚して、ぱっと使いたくなるものです。
しかも就職活動が終わった開放感もあるため、余計に使いたくなる。
ここが注意です。
お金とは、不思議な存在です。
お金を稼ぐときは、時間も手間もかかって大変ですが、使うときは一瞬です。
大金を手に入れても、羽目を外しすぎると、すぐなくなってしまうのです。
入社前に使い切ると、入社後には貧乏な生活が待ち受け、四苦八苦するでしょう。
何のための就職祝いかというと、社会人として人生を応援するためのお金なのです。
せっかくの就職祝いの意味がないのです。
遊びや宴会もいいですが、適度を心がけることです。
就職祝いは、大事に使いたい。
何に使っても自由ですが、やはり就職祝いですから、就職に関係したことがいいでしょう。
たとえば、仕事に必要な勉強の書籍代です。
入社前は、仕事に関係する勉強に使えば、有意義な使い方になるでしょう。
将来につながるような意義のある使い方ができれば、入社後もスムーズに仕事を進めることができるはずです。
入社後の成り行きが決まるのは、就職祝いの使い方なのです。
入社するまでにおすすめしたいのが、旅行です。
社会人になると、嵐のような多忙な日々が続くため、休暇が取りにくくなります。
いつの間にか1日が終わり、瞬く間に1週間が過ぎていきます。
もちろん職種にもよりますが、学生時代に比べれば、自由な時間が少なくなるのは確実でしょう。
ましてや長期の日程が必要になる海外旅行は、特に難しいはず。
ですから、時間のある今のうちに旅行を経験しておきたいのです。
旅行経験は、人生の肥やしになります。
話題にもなりますし、見識を広げるいい機会にもなるでしょう。
人生では、ふさわしい時期を意識する必要があります。
今しかできないことは、今やっておくほうが得策です。
旅行も、立派な社会経験になります。
家族の理解が得られにくければ「社会経験の1つ」とすれば、納得してもらいやすくなるはずです。
国内旅行もいいですが、海外旅行はさらにおすすめです。
行ったことのある土地より、行ったことのない土地のほうが学べることが多いからです。
旅行形式も、ツアーではなく一人旅として出かけたほうが、知識や経験の吸収力が格段に高まります。
入社が決まってからの学生生活は、自由にできる旅行では、20代の最後のチャンスになる可能性もあります。
時間とお金に余裕があれば、勇気を出して、ぜひ挑戦してみましょう。
入社日までに、生活リズムを整えましょう。
今までは夜更かしも叱られる程度で済みましたが、社会人では本人の評価に関わります。
さらに言えば、収入にも影響します。
入社日の初日から遅刻では、やはり印象が良くありません。
朝に弱い人もいるかもしれませんが、言い訳をすると、自己管理能力の不足が露呈され、さらに印象を悪くするだけです。
入社日から仕事をスムーズに始めるためにも、事前に生活リズムを整えておきましょう。
入社が決まった企業の、始業時間と就業時間はいつですか。
始業時間を軸にして、起床時間と就寝時間を調整します。
特に入社してしばらくの時期は、始業時間より早めに出社しておくほうが安心です。
始業時間の15分前や30分前など、余裕を持って出社できるほうが、好印象です。
早く寝ようにも寝られなくて困るなら、いい方法があります。
日中にしっかり運動をしましょう。
軽いジョギングをしたり、筋トレで鍛えたりします。
日中に体をしっかり動かして、ぐったりするほど疲れれば、自然と早く寝られるようになります。
体力や筋力の増強は、入社後のストレス管理にも役立ちますから、おすすめです。
入社日までに、ストレス発散の方法を考えておきましょう。
「まだ仕事を始めていないのに早すぎるのではないか」と思いますが、早すぎではありません。
むしろ、ベストタイミングです。
社会人になってからは、膨大な仕事のため、忙しい日々が続くでしょう。
ストレスがたまれば、必要なのはストレス発散ですね。
しかし、ストレスがたまってからストレス発散について考えるのでは、遅い場合があります。
すでに疲れているため、自分に合ったストレス発散について考える余裕がないのです。
「ストレス発散について考えることがストレスになる」という悪循環。
だからこそ、時間に余裕がある今のうちに、自分に合ったストレス発散を研究しておきましょう。
「どんな趣味が、ストレス発散になるか」
「どういうタイミングで取り組めば、スムーズにストレスが解消できるか」
自分に合ったストレス発散を考え、日々の生活に組み込んでおくのです。
読書・音楽・スポーツなど、ジャンルは何でもOKです。
ストレス発散の方法や手順が確立できていれば、仕事上でストレスがあっても、スムーズに解消させやすくなります。
入社が決まれば、あなたの出番です。
何の出番かというと、助ける出番です。
就職活動に困っている友人や後輩がいれば、快く助けましょう。
あなたが以前、先輩からのアドバイスで助けられたなら、今後はあなたが助ける番です。
以前に先輩からお世話になった恩返しと考えることです。
就職活動とは、暗闇の中を手探りで進むようなものです。
何をどうやればいいのかわからず、不安ばかりが続きます。
そんな中、入社が決まった人からのアドバイスは、頼りにされるでしょう。
入社が決まったあなたは、貴重な情報やノウハウの宝庫です。
入社が決まった今だからこそ、就職活動の失敗談も、笑いながら話すことができるはずです。
実績のある情報やノウハウは興味を持って聞いてもらえ、感謝されるに違いありません。
自分が持っている情報やノウハウを惜しみなく与えれば、人間関係を深めることもできます。
友人や後輩ともっと仲良くなっておけば、社会人になってから、貴重な人脈になることもあるのです。
入社日までに、体力をつけておきましょう。
「体力と仕事は関係ない」と思うかもしれませんが、大いに関係します。
体は、資本です。
資本である体がしっかりしているからこそ、仕事をしっかりこなせます。
ウォーキングやジョギングなどを通して、基礎体力を高めましょう。
ダンベルなどを使って、筋力を鍛えるのもおすすめです。
適度な運動には免疫力を高める効果があることも、医学的に確認されています。
体を鍛えれば、免疫力も高めて病気になりにくい体になるため、仕事の中断を防ぐこともできます。
また体力は、肉体面だけでなく精神面にも、良好な影響を与えます。
集中力・忍耐力・持久力。
こうした精神力は、資本である体がしっかりしているからこそ発揮できる力です。
体を鍛えて体力をつけることで、社会人として必要な基礎の力を、全体的に底上げができるのです。
体力は、なくて困ることはあっても、あって邪魔になることはありません。
体力があれば、入社日からスタートダッシュができるはずです。
無事に入社が決まれば、印鑑を新しくしてみてはいかがでしょうか。
現在使っている印鑑は、どこから手に入れたものでしょうか。
学生が使う印鑑の多くは、親からもらった印鑑が多いはずです。
「気づけば、いつの間にか持っていて、使い続けていた」
そうした状況が多いのではないでしょうか。
もちろんその印鑑を、社会人になってからも使い続けられますが、少しこれからについて考えてみませんか。
社会人になれば、印鑑を押す機会が何かと増えます。
口座を開設したり、保険やローンの契約をしたりなどです。
状況によっては、押印後の印鑑の変更が、手間だったり難しかったりする場合もあります。
そうした事情を踏まえると、内定の確定から入社日までの間は、印鑑を新しくするベストタイミングの1つ。
比較的少ない手間暇で、印鑑の変更ができるでしょう。
差し支えなければ、この機会に、印鑑を新しくしておくのはいかがでしょうか。
印影が気に入らなければ、納得のいく印影の印鑑を選びます。
使い古した印鑑なら、少し立派な印鑑にしてみるのもいいでしょう。
人からもらった印鑑もいいですが、自分のお金と判断で購入した印鑑のほうが、思い入れも強くなるはずです。
自分が気に入った印鑑のほうが、契約に対する自覚と責任も大きくなるでしょう。
就職を機に、印鑑をつくってみてはいかがでしょうか。
社会人になれば、印鑑を押す機会が何かと増えます。
状況によっては、押印後の印鑑の変更が、手間だったり難しかったりする場合もあります。
そうした事情を踏まえると、入社するまでの間は、印鑑を新しくするベストタイミング。
誰かにもらった印鑑もいいですが、自分のお金と判断で購入した印鑑のほうが、思い入れも強くなるはずです。
自分の印鑑を持つことで、社会人としての自覚と責任がより強くなり、気持ちも引き締まるでしょう。
さて、印鑑には一般的に、次の3種類があります。
実印・銀行印・認め印です。
認め印を銀行印としたり、銀行印を実印としたりなどの兼用は、法的に可能ではあります。
ただし、安全を考えるなら、それぞれ1本ずつ持つのが最適です。
予算や都合に合わせて、自分に合ったスタイルの印鑑を選ぶといいでしょう。
印鑑は、単なる印影でも、自分に変わって契約ができます。
とりわけ実印は、法的な力が大変強いのが特徴です。
そういう意味では「印鑑は自分の分身」と言うこともできるでしょう。
購入後は、管理も必要です。
「今まで印鑑なんて気にしなかった」という人も、社会人になれば、ある程度の知識と責任が必要です。
「印鑑は自分の分身」と考えて、紛失することがないよう、安全な場所に保管しましょう。
OB・OG訪問は、入社が決まる前にするものとは限りません。
企業から禁止されていないかぎり、OB・OG訪問は、入社が決まった後にもできます。
「入社が決まったならOB・OG訪問をしても意味がない」
「スパイのような動きで印象が悪いのではないか」
不安に思う点もあるかもしれませんが、誤解です。
あくまで仕事を効率よく進めるための行動であり工夫なのですから、企業にとっても歓迎するはずです。
もし、入社後のOB・OG訪問に不安があるなら、採用担当者に確認しておくと安心です。
OB・OG訪問は、入社が決まった後だからこそ価値があります。
その企業に入社するのは確実です。
先輩からの話が、大変身近に感じられ、貴重な情報元になるでしょう。
たとえば、入社後にどんな仕事を担当する場合が多いのか、確認しておくといいでしょう。
先輩が入社後に経験したことは、自分も同じように経験する可能性が高いと考えられます。
事前に入社後の仕事内容を知っておけば、具体的な対策を立てたり、準備を進めたりできるはずです。
その結果、入社後の仕事が、よりスムーズになるのです。
また、社員に顔を覚えてもらうだけでも意味があります。
入社してから知ってもらうのと、入社する前から知ってもらうのでは、親交の深さが違います。
少しでも面識を広げておくことを、恥ずかしがらないことです。
先輩と仲良くなっておくことも、仕事の1つ。
入社前に先輩と仲良くなっておくほうが、後輩としてかわいがられ、助けてもらいやすくなるはずです。
入社が決まれば、引っ越しが必要になる場合があります。
引っ越しを、いつ、どこにするか。
簡単な話に思えますが、真剣に考え始めると、実は奥の深い決断です。
まず、引っ越しの基本的な考え方は、2つあります。
「できるだけ勤め先に近い場所」と「入社前に済ませる」という点です。
もちろん基本的な考え方は、これでいいのです。
引っ越し先は、やはり会社の近くに引っ越しをするのが得策です。
勤め先に近ければ近いほど、通勤時間を短縮でき、ストレスの軽減にも好影響です。
入社前に引っ越しを済ませることで、入社後の仕事にも専念しやすくなるでしょう。
しかし、会社の近くが常に良いとは限りません。
入社前の引っ越しが常に正しいとも限りません。
そうした例外の可能性があるのは、次の3点です。
「辞職」「配属」「転勤」です。
仕事をうまくやっていけるかどうかは、やはり入社してみないとわかりません。
入社して間もなく、仕事や人間関係などの事情で、すぐ辞めてしまう可能性もあるでしょう。
すぐ辞めるなら、会社の近くを選んだ引っ越しも意味がなくなるのです。
企業によっては、配属が存在する場合があります。
たとえば、最初は本社で研修があり、数カ月後に各支部に配属となるケースです。
配属先がはっきりしていない状態では、入社前に引っ越し先を決断するのは難しいでしょう。
職種によっては、転勤が頻繁にある場合があります。
会社の近くに引っ越しても、離れた場所に転勤することになる可能性もあります。
以上3点の可能性がある場合、引っ越しの場所や時期は、慎重な判断が必要です。
早まった行動が、かえって負担を増やすこともあります。
不安があれば、親や採用担当者などと相談したうえで決めると、より安心です。
「すでに業界研究はしている」
そう思う人もいるでしょう。
たしかに業界研究は、就職活動の初期に経験済みのはずです。
ただし、そのときの業界研究は、業界全体を見渡すような研究方法だったはずです。
一言で言えば「広く浅く」です。
自分にふさわしい業界さえわかれば十分だったため、広くて浅い業界研究で十分でした。
しかし、入社誓約書を提出して入社が決まれば、そうはいきません。
入社が決まると、自分が関わる業界が具体的になるため、浅い知識では不十分です。
関係する業界について、もう一歩踏み込んだ研究をしておくといいでしょう。
今度は「狭く深く」の業界研究です。
自分が関わる業界は今、どのような状態で、どのような問題を抱え、どういった取り組みをしているのか。
復習の意味も含めて、少しでも業界の知識を深めておけば、入社後の仕事の取り組みもスムーズになります。
予備知識があれば、先輩の話にもついていきやすくなり、うまく返事もしやすくなるでしょう。
また、入社する企業に特化した業界研究も要チェックです。
入社する企業には、主要な取引先もあるはずです。
取引先との関係を含めた業界研究をしておけば、完璧です。
内定をもらった後、企業によっては、内定式や懇親会などを開催することがあります。
主な目的は、就業意欲を高めたり、内定者同士の親睦を深めたり、内定辞退者を防いだりなどです。
すでに内定が決まっているため、以前よりは緊張が和らぎ、安心して出席できるでしょう。
しかし、いくら内定が決まっているとはいえ、油断は禁物です。
内定が決まった興奮で、軽率な言動をすれば、入社日までに評価を下げる可能性があります。
入社して早々に特別な注意を向けられるのは、やはり嬉しくないはずです。
言動だけではありません。
当然ですが、内定式への出席は、ふさわしい服装や持ち物を心がけることが大切です。
面接を受けるときと同様、社会人としてふさわしい身だしなみを心がけましょう。
念のため、筆記用具・印鑑・身分証明なども持参しておくと、安心です。
不明点があれば、事前に問い合わせておくといいでしょう。
内定式でも「企業から見られている」「評価されている」と考えましょう。
礼儀を重んじて緊張感を保ちながら内定式に出席できれば、気持ちよく入社日を迎えることができます。
一度内定を出したとしても、企業は内定を取り消すことがあります。
企業が内定を取り消す代表例は、6つあります。
留年や落第などによって応募者が卒業できなければ、自動的に内定が取り消される場合が大半です。
内定をもらっても油断せず、卒業できるように最後まで気を引き締めましょう。
内定を出した後、応募者の経歴に嘘が発覚すれば、内定が取り消されることがあります。
学歴や資格など、履歴書には嘘を書かず、正しい内容を記載しましょう。
内定をもらってから入社日までの期間に、企業は懇親会や講習会などを開催することがあります。
面倒と思って頻繁に欠席していると「品行や常識に問題がある」と判断され、内定を取り消されることがあります。
内定後の懇親会や講習会には、都合のつくかぎり、出席するようにしましょう。
内定をもらった後、応募者が交通事故や病気になる可能性もあります。
状況にもよりますが、けがや病気の度合いによっては、内定が取り消されることがあります。
内定が決まって喜びたいところですが、やはり節度は必要です。
内定後は油断しやすいため、事故や病気には十分注意しましょう。
内定をもらった後、応募者が刑事事件を起こすことがあります。
刑事事件を起こせば、やはり企業側は警戒するため、前科がつかなくても、内定を取り消されることがあります。
社会規範や法を守り、社会人としてふさわしい行いを心がけましょう。
内定を出した後、企業の業績が急激に悪化する場合があります。
このとき、あってはならないことですが、内定を取り消される場合があります。
企業が倒産すれば、雇うことができません。
こうした事態を防ぐためにも、事前の企業研究をしっかりしておくことをおすすめします。
内定が決まってから入社するまで、内定者が集まる場があります。
内定式や懇親会などです。
こうした場では、どのような服装で出席すればいいのでしょうか。
会社から指示がないかぎり、基本はスーツです。
たとえ懇親会であれ、会社が主催して社員と接する場です。
やはりビジネスにふさわしい服装が好まれます。
うっかり私服で出席して、恥をかくことがないように注意しましょう。
私服で出席したから内定を取り消されることはないはずですが、印象が悪くなる可能性はあります。
スーツは、就職活動で着用したもので十分です。
もし、服装に不安があるなら、事前に問い合わせて確認すると安心です。
入社前に、親睦会や研修が行われることがあります。
参加は自由ですが、入社を決めているなら、おろそかにするわけにはいきません。
都合がつくかぎり、できるだけ出席したほうがいいでしょう。
さて、こうしたイベントに出席するとき、どんな気持ちでいるかです。
「会社の命令だから出席する」「面倒ではあるが仕方なく出席する」などの考えは良くありません。
受動的な姿勢では、得られることも少ないでしょう。
内定が決まった段階ですでに社員の一員ですから、企業に貢献できるよう、積極的な姿勢を見せることが大切です。
たとえ入社前の親睦会や研修でも、仕事がすでに始まっていると考えましょう。
積極的に取り組んだほうが、自分のためになります。
親睦会では、自分から進んで声をかけましょう。
食事より会話に集中したほうが得策です。
自分の顔を覚えてもらうつもりで話しかけると、相手の印象にも強く残ります。
研修では、不明点や疑問点があれば、積極的に解決させる姿勢を持ちましょう。
座席が指定されていなければ、できるだけ前の席に座ります。
講義を聴きやすくなるだけでなく、講師の印象にも残りやすくなります。
親睦会や研修で少しでも一歩先をリードしておくことで、入社してからの仕事も、スムーズにはかどるのです。
内定が決まってから入社日までに、内定式や親睦会が開催されることがあります。
開催しない企業もありますが、規模の大きな企業では、まだまだ健在です。
内定式や親睦会も、企業にとっては費用も手間も時間もかかります。
なぜ、わざわざ内定式や親睦会を開催するのか。
主な理由は、3つあると考えられます。
式を開催することで、社会人としての自覚や社員としての覚悟を促せます。
就業意欲をさらに高め、有望な人材に育ってもらいたい狙いがあります。
内定式では、内定者同士が顔を合わせます。
事前に面識があると、入社後の仕事もスムーズになるでしょう。
内定すれば仲間同士ですから、親睦を深める機会をつくり、結束力を高め、業務効率を上げたい狙いがあります。
内定の辞退者が発生することは、企業にとって大きな痛手です。
面接をやり直す必要があり、手間も時間もかかります。
内定式や親睦会を開催することで、社員である自覚を促すと同時に、内定者の辞退を防ぐ働きがあります。
入社誓約書を提出した後、事情があって、内定を辞退したい場合があります。
誓約書という正式な書類を提出した後ですから、辞退が不可能であるように思えますが、実際はどうでしょうか。
実は、基本的に辞退はできるのです。
細かい話になりますが、入社誓約書は、あくまで誓約書です。
入社誓約書とは「社員になります」と宣言するものです。
一応宣言はしますが、絶対的な法的拘束力が発生するものではありません。
したがって、入社誓約書を提出した後でも、法的には辞退が可能なのです。
ただし、例外もあります。
著しく誠意に欠けたり、相手を陥れたりする辞退の場合、辞退は可能でも、損害賠償を問われる可能性があります。
いくら法的には問題ないとはいえ、やはり丁寧な言い方で辞退することが大切です。
入社誓約書を提出した後の辞退は、大変失礼なことです。
辞退の連絡は、メールだけで済ませるのではなく、電話が好まれます。
不快に思われるのを覚悟のうえ、直接電話をして、ふさわしい理由とともに、丁寧に辞退するようにしましょう。
「入社が決まったのはいいが、仕事が大変そうだ」
そう思う人もいるでしょう。
「大変な仕事でもいいから内定がほしい」と思っていたが、入社が決まったとたん、仕事への不安が強くなるもの。
たしかに大変な仕事であるとわかれば、自分にできるだろうかと不安になるでしょう。
でも、本当は大変であるほうがいいのです。
大変な仕事は、ダンベルのようなものです。
たしかに苦労や困難もあるかもしれませんが、それだけ鍛えることができるということです。
知識も技術も、大変だからよく身につきます。
しっかり成長できたほうが、知識も技術も身につくため、今後のキャリアプランも立てやすくなるでしょう。
楽な仕事より大変な仕事です。
大変な仕事だからいいのです。
大変な仕事を楽しみにしましょう。
「大変かもしれないが乗り越えるぞ。自分ならできる。成長できる自分が楽しみだ」
そう考えたほうが、前向きになり、大変な仕事も乗り越えやすくなります。
未来をポジティブに考える人は、困難を乗り越える力も強くなります。
大きく成長する希望を持って、社会人になるのを楽しみにしましょう。
学校を卒業すると、学生時代が恋しくなるものです。
学生時代は、その価値に気づきにくいのですが、卒業したとたんに学生時代が恋しくなります。
その恋しさたるや、強烈です。
存分に勉強できる環境、自由に使える時間、大笑いできる人間関係。
すべてが輝かしく思えます。
「学生時代は、これほど恵まれていた時間だったのか」と痛感するのです。
人生は面白い。
社会人になると、なぜか学生時代に戻りたくなったり、学生がうらやましく思えたりします。
大人たちが「最近の学生は……」と愚痴をこぼしているのは、うらやましい気持ちの裏返し。
勉強で悩み苦しんでいた時期さえ、贅沢に思えるから人生とは不思議です。
「学生時代に、あれをしておくべきだった」と思っても、卒業してからでは遅い。
前に進んだ時間は、もう二度と戻りません。
学生時代は、人生でも最も貴重な時間の1つ。
学生時代の1年間は、社会人の数年間に相当します。
あとから学生時代を悔いないためにも、やり残していることがあれば、今のうちにやり遂げておきましょう。
勉強でやり残したこと。
サークル活動でやり残したこと。
友人関係でやり残したこと。
中途半端になっていることがあれば、今ならまだ間に合います。
最後までやり遂げ、区切りをつけておきましょう。
やり遂げたことは、自信にもつながります。
自分の学校に誇りを持ち、深く感謝できる人になってほしい。
自分の学生生活に誇りを持って、社会に出ていきましょう。