執筆者:水口貴博

人望のあるリーダーになる30の条件

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改革を起こすには痛みが伴う。痛みのない改革は、改革ではない。

改革を起こすには痛みが伴う。痛みのない改革は、改革ではない。 | 人望のあるリーダーになる30の条件

リーダーの仕事の1つである「改革」には、必ず痛みが伴ってきます。

痛みのない改革は、改革ではないと考えることです。

痛みのない改革は、改革ではなく、単なる「変化」にすぎません。

改革はたしかに変化の1つではありますが、本当の改革は単なる「変化」ではなく「大変化」を起こすのです。

たとえば、不況のとき、大企業が大量の人件費削減を踏み切る行為です。

人員削減はしないほうがいいですが、仕方ない状況もあります。

最近は、年功序列から実力主義へと時代が変わり、実力あるものが生き残る時代になっています。

大量の社員を削減するのは、大きな変化であり、改革です。

しかし、組織が効率よく動き生き残っていくためには、年功序列から実力主義への移行は、時代の流れ上、仕方ないことです。

仕方ないから少しずつなんて言っている変化は、時間がかかってしまい、ほかの会社に追い抜かれます。

改革は、短時間に大きな変化をするから、改革なのです。

今の時代を生き抜くために、思いきった人員削減は、改革です。

人望のあるリーダーになる条件(26)
  • 改革には、痛みが伴うことを覚悟する。
「失敗しないように」という指示は、禁句。

人望のあるリーダーになる30の条件

  1. リーダーの仕事は、部下に「元気」を与えること。
  2. 「ありがとう」は、リーダーの基本。
    優秀なリーダーであるほど、まず感謝を大切にする。
  3. 部下のやる気をなくさせるリーダーは、失格。
    部下のやる気をかき立てるリーダーが、合格。
  4. 頭の中がきっぱりしている人は、お金を払うときもきっぱりする。
  5. 褒めるときには、すぐ褒める。
    褒めることを、先に延ばさない。
  6. 「ホウレンソウしろ」という前に、自分が手本のホウレンソウを見せる。
  7. 「我慢」で部下を育てるのではなく「達成感」で部下を育てる。
  8. 「どうやるか」より「なぜやるか」の動機付けをする。
  9. 弱いリーダーは、成功談を話す。
    強いリーダーは、失敗談を話す。
  10. 性格診断より、改善策を与える。
  11. 部下の過去の話を持ち出さない。
  12. 部下の専門知識を信じて、仕事をする。
  13. 「それくらい」は禁句。
    「それくらい」と言うことで、部下の仕事を侮辱することになる。
  14. 優れたリーダーは、時間の大切さを知っている。
  15. 今すぐやる。
    うまくいかなかったら、変えればいい。
  16. 部下は「今のこと」を考える。
    リーダーは「次のこと」を考える。
  17. やることだけでなく、やらないことを決めるのもリーダーの仕事。
  18. 仕事を抱え込みすぎているリーダーは、失格。
    部下に任せられることは、部下に任せる。
  19. リーダーの仕事は、改革。
    中間管理職の仕事は、現状維持。
  20. 人事異動には、組織を活性化させる効果がある。
  21. 失敗したら、人を替えるのではなく、システムを変える。
  22. リーダーは、自分の代わりができる部下を育てる。
  23. どんなことがあっても首を切らないことで「団結力」が生まれてくる。
  24. 「ここだけの話」をされると、部下はリーダーを信用できなくなる。
  25. 責任のある仕事を任せると、部下の能力は活性化される。
  26. 改革を起こすには痛みが伴う。
    痛みのない改革は、改革ではない。
  27. 「失敗しないように」という指示は、禁句。
  28. 犯人捜しをしない。
  29. 脇役、悪役、小道具役が、リーダーの役目。
  30. 偉そうにしているのは、二流のリーダー。
    謙虚になっているのが、一流のリーダー。

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