執筆者:水口貴博

人望のあるリーダーになる30の条件

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人事異動には、組織を活性化させる効果がある。

人事異動には、組織を活性化させる効果がある。 | 人望のあるリーダーになる30の条件

リーダーの仕事は「改革」をすることです。

では、改革を行うにはどうすればいいのでしょうか。

改革を行うには、部下の意識を変えることで実現します。

仕事を行うにあたり、部下はどんな意識を持って臨むかが大切です。

できるだけ部下にはやる気を持って仕事に取り組んでもらうようにするのが、リーダーの仕事なのです。

人が変われば、社内の雰囲気もがらりと変わります。

かつての日本企業では、社内の中で人を動かすことで、社内の雰囲気を活性化させてきました。

いわゆる「人事異動」です。

同じ会社の中で、部署が変わって人が移動することで、社内の雰囲気を新しく活性化させていったのです。

世界の中で、日本が急成長した理由の1つは、この定期的な人事異動のシステムがあったからです。

人が移動することで、新しい雰囲気になった社内では、初心に返って仕事ができるというメリットがあります。

実は、人が最もやる気に満ちているのは、最初なのです。

会社の中で目を一番きらきら輝かしているのは、意外なことに、部長や課長より新入社員です。

新入社員は、新しい環境で新しいことを始める意識をもち、やる気に満ちています。

しかし、会社に慣れてくると、だんだんだらだらになります。

最初にあったはずの「やるぞ!」という意気込みも、萎んでしまいがちです。

だからこそ、いつまでも初心を抱き続ける姿勢が大切です。

初心に返って仕事を行うために、人事異動は喜ぶべきことなのです。

人事異動のおかげで、組織の活性化につながっているのです。

人望のあるリーダーになる条件(20)
  • 組織の活性化のため、定期的な人事異動を実施する。
失敗したら、人を替えるのではなく、システムを変える。

人望のあるリーダーになる30の条件

  1. リーダーの仕事は、部下に「元気」を与えること。
  2. 「ありがとう」は、リーダーの基本。
    優秀なリーダーであるほど、まず感謝を大切にする。
  3. 部下のやる気をなくさせるリーダーは、失格。
    部下のやる気をかき立てるリーダーが、合格。
  4. 頭の中がきっぱりしている人は、お金を払うときもきっぱりする。
  5. 褒めるときには、すぐ褒める。
    褒めることを、先に延ばさない。
  6. 「ホウレンソウしろ」という前に、自分が手本のホウレンソウを見せる。
  7. 「我慢」で部下を育てるのではなく「達成感」で部下を育てる。
  8. 「どうやるか」より「なぜやるか」の動機付けをする。
  9. 弱いリーダーは、成功談を話す。
    強いリーダーは、失敗談を話す。
  10. 性格診断より、改善策を与える。
  11. 部下の過去の話を持ち出さない。
  12. 部下の専門知識を信じて、仕事をする。
  13. 「それくらい」は禁句。
    「それくらい」と言うことで、部下の仕事を侮辱することになる。
  14. 優れたリーダーは、時間の大切さを知っている。
  15. 今すぐやる。
    うまくいかなかったら、変えればいい。
  16. 部下は「今のこと」を考える。
    リーダーは「次のこと」を考える。
  17. やることだけでなく、やらないことを決めるのもリーダーの仕事。
  18. 仕事を抱え込みすぎているリーダーは、失格。
    部下に任せられることは、部下に任せる。
  19. リーダーの仕事は、改革。
    中間管理職の仕事は、現状維持。
  20. 人事異動には、組織を活性化させる効果がある。
  21. 失敗したら、人を替えるのではなく、システムを変える。
  22. リーダーは、自分の代わりができる部下を育てる。
  23. どんなことがあっても首を切らないことで「団結力」が生まれてくる。
  24. 「ここだけの話」をされると、部下はリーダーを信用できなくなる。
  25. 責任のある仕事を任せると、部下の能力は活性化される。
  26. 改革を起こすには痛みが伴う。
    痛みのない改革は、改革ではない。
  27. 「失敗しないように」という指示は、禁句。
  28. 犯人捜しをしない。
  29. 脇役、悪役、小道具役が、リーダーの役目。
  30. 偉そうにしているのは、二流のリーダー。
    謙虚になっているのが、一流のリーダー。

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