部下の失敗をすぐ怒鳴り散らしてしまうリーダーは、人望がついてきません。
リーダーは「失敗するとこうなるんだ。叱られたくなければ、命懸けでやれ!」という、見せしめでやっています。
しかし、そんなことをしてしまうと、むしろ逆効果に終わってしまいます。
部下1人の失敗を怒鳴ってしまうことで、見ているほかの部下は余計に仕事にため息を出すようになります。
「自分は本当に会社の奴隷なんだな」ということを、再確認させてしまうのです。
リーダーは部下が失敗したときに、怒ってはいけません。
怒らずに、むしろ挑戦したことをきちんと評価することが大切です。
挑戦したことを見ていないようできちんと見ていて、認めることができる上司は、必ず部下から愛されます。
人間は「自分を評価してくれる人」を好きになります。
部下をきちんと評価しているところをほかの部下たちが見ることで「どんどん挑戦してみよう」とやる気を出します。
リーダーは、部下のやる気をなくさせては、失格なのです。
リーダーは、部下のやる気をかき立てるのが、仕事なのです。