執筆者:水口貴博

人望のあるリーダーになる30の条件

19

リーダーの仕事は、改革。中間管理職の仕事は、現状維持。

リーダーの仕事は、改革。中間管理職の仕事は、現状維持。 | 人望のあるリーダーになる30の条件

リーダーと中間管理職の仕事は、似ているようで違います。

リーダーの仕事は、改革です。

一方、中間管理職の仕事は、現状維持です。

この2つを勘違いすると、仕事の役割にずれが生じます。

リーダーの仕事は、常に前へと進んでいくよう改革をしていくのが仕事。

仕事を改革し、新しく生まれ変わるためにいつも次を考えることが仕事です。

現状維持をしているリーダーがいますが、現状維持はリーダーの仕事ではありません。

現状維持は、中間管理職の仕事です。

上には上司、下には部下を従え、うまく上と下のやりとりを調節し管理します。

その連絡にもつれがないように、潤滑油として働く。

それは現状維持を目的とする、管理職の役目です。

中間管理職が改革をしては、上の人の仕事を奪ってしまい、めてしまいます。

だからとはいえ、下の部下たちの仕事を奪ってしまっても、おかしいのです。

中間管理職の仕事は、名前のとおり、現状を管理することにあります。

管理は管理職の仕事であって、リーダーの仕事ではありません。

リーダーの仕事は、改革です。

リーダーと中間管理職は、仕事が似ているようで違うのです。

人望のあるリーダーになる条件(19)
  • リーダーと中間管理職の仕事の違いを理解する。
人事異動には、組織を活性化させる効果がある。

人望のあるリーダーになる30の条件

  1. リーダーの仕事は、部下に「元気」を与えること。
  2. 「ありがとう」は、リーダーの基本。
    優秀なリーダーであるほど、まず感謝を大切にする。
  3. 部下のやる気をなくさせるリーダーは、失格。
    部下のやる気をかき立てるリーダーが、合格。
  4. 頭の中がきっぱりしている人は、お金を払うときもきっぱりする。
  5. 褒めるときには、すぐ褒める。
    褒めることを、先に延ばさない。
  6. 「ホウレンソウしろ」という前に、自分が手本のホウレンソウを見せる。
  7. 「我慢」で部下を育てるのではなく「達成感」で部下を育てる。
  8. 「どうやるか」より「なぜやるか」の動機付けをする。
  9. 弱いリーダーは、成功談を話す。
    強いリーダーは、失敗談を話す。
  10. 性格診断より、改善策を与える。
  11. 部下の過去の話を持ち出さない。
  12. 部下の専門知識を信じて、仕事をする。
  13. 「それくらい」は禁句。
    「それくらい」と言うことで、部下の仕事を侮辱することになる。
  14. 優れたリーダーは、時間の大切さを知っている。
  15. 今すぐやる。
    うまくいかなかったら、変えればいい。
  16. 部下は「今のこと」を考える。
    リーダーは「次のこと」を考える。
  17. やることだけでなく、やらないことを決めるのもリーダーの仕事。
  18. 仕事を抱え込みすぎているリーダーは、失格。
    部下に任せられることは、部下に任せる。
  19. リーダーの仕事は、改革。
    中間管理職の仕事は、現状維持。
  20. 人事異動には、組織を活性化させる効果がある。
  21. 失敗したら、人を替えるのではなく、システムを変える。
  22. リーダーは、自分の代わりができる部下を育てる。
  23. どんなことがあっても首を切らないことで「団結力」が生まれてくる。
  24. 「ここだけの話」をされると、部下はリーダーを信用できなくなる。
  25. 責任のある仕事を任せると、部下の能力は活性化される。
  26. 改革を起こすには痛みが伴う。
    痛みのない改革は、改革ではない。
  27. 「失敗しないように」という指示は、禁句。
  28. 犯人捜しをしない。
  29. 脇役、悪役、小道具役が、リーダーの役目。
  30. 偉そうにしているのは、二流のリーダー。
    謙虚になっているのが、一流のリーダー。

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