執筆者:水口貴博

人望のあるリーダーになる30の条件

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「どうやるか」より「なぜやるか」の動機付けをする。

「どうやるか」より「なぜやるか」の動機付けをする。 | 人望のあるリーダーになる30の条件

優れたリーダーは、動機付けの達人です。

仕事には「なぜやるのか」という理由が必ずあります。

社会の中で損得が関係している仕事には、必ず「なぜやるのか」という理由があるのです。

しかし「なぜやるのか」より「どうやるのか」というノウハウばかりを教えている人が、思ったより多いことに驚きます。

少しでも部下にやる気になって仕事をしてもらうためには、動機付けが必要です。

やる気は、動機付けができないと湧き出てこないのです。

部下たちの動機付けは、指示することでも、偉そうにすることでもありません。

「なぜやるのか」という理由を説明するだけでいいのです。

リーダーは「どうやるのか」の前に「なぜやるのか」を部下たちに話すと「単調な仕事」が「意味のある仕事」に変わります。

今までだらだらしていた作業も、誰かの役に立っていることを知るだけで、気の持ちようが変わってくるのです。

今やっている仕事が社会の中でどう役立っているのか、どうつながっているのかを、きちんと話す必要があるのです。

人望のあるリーダーになる条件(8)
  • 「なぜやるのか」を説明する。
弱いリーダーは、成功談を話す。
強いリーダーは、失敗談を話す。

人望のあるリーダーになる30の条件

  1. リーダーの仕事は、部下に「元気」を与えること。
  2. 「ありがとう」は、リーダーの基本。
    優秀なリーダーであるほど、まず感謝を大切にする。
  3. 部下のやる気をなくさせるリーダーは、失格。
    部下のやる気をかき立てるリーダーが、合格。
  4. 頭の中がきっぱりしている人は、お金を払うときもきっぱりする。
  5. 褒めるときには、すぐ褒める。
    褒めることを、先に延ばさない。
  6. 「ホウレンソウしろ」という前に、自分が手本のホウレンソウを見せる。
  7. 「我慢」で部下を育てるのではなく「達成感」で部下を育てる。
  8. 「どうやるか」より「なぜやるか」の動機付けをする。
  9. 弱いリーダーは、成功談を話す。
    強いリーダーは、失敗談を話す。
  10. 性格診断より、改善策を与える。
  11. 部下の過去の話を持ち出さない。
  12. 部下の専門知識を信じて、仕事をする。
  13. 「それくらい」は禁句。
    「それくらい」と言うことで、部下の仕事を侮辱することになる。
  14. 優れたリーダーは、時間の大切さを知っている。
  15. 今すぐやる。
    うまくいかなかったら、変えればいい。
  16. 部下は「今のこと」を考える。
    リーダーは「次のこと」を考える。
  17. やることだけでなく、やらないことを決めるのもリーダーの仕事。
  18. 仕事を抱え込みすぎているリーダーは、失格。
    部下に任せられることは、部下に任せる。
  19. リーダーの仕事は、改革。
    中間管理職の仕事は、現状維持。
  20. 人事異動には、組織を活性化させる効果がある。
  21. 失敗したら、人を替えるのではなく、システムを変える。
  22. リーダーは、自分の代わりができる部下を育てる。
  23. どんなことがあっても首を切らないことで「団結力」が生まれてくる。
  24. 「ここだけの話」をされると、部下はリーダーを信用できなくなる。
  25. 責任のある仕事を任せると、部下の能力は活性化される。
  26. 改革を起こすには痛みが伴う。
    痛みのない改革は、改革ではない。
  27. 「失敗しないように」という指示は、禁句。
  28. 犯人捜しをしない。
  29. 脇役、悪役、小道具役が、リーダーの役目。
  30. 偉そうにしているのは、二流のリーダー。
    謙虚になっているのが、一流のリーダー。

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