優れたリーダーは、動機付けの達人です。
仕事には「なぜやるのか」という理由が必ずあります。
社会の中で損得が関係している仕事には、必ず「なぜやるのか」という理由があるのです。
しかし「なぜやるのか」より「どうやるのか」というノウハウばかりを教えている人が、思ったより多いことに驚きます。
少しでも部下にやる気になって仕事をしてもらうためには、動機付けが必要です。
やる気は、動機付けができないと湧き出てこないのです。
部下たちの動機付けは、指示することでも、偉そうにすることでもありません。
「なぜやるのか」という理由を説明するだけでいいのです。
リーダーは「どうやるのか」の前に「なぜやるのか」を部下たちに話すと「単調な仕事」が「意味のある仕事」に変わります。
今までだらだらしていた作業も、誰かの役に立っていることを知るだけで、気の持ちようが変わってくるのです。
今やっている仕事が社会の中でどう役立っているのか、どうつながっているのかを、きちんと話す必要があるのです。