仕事をすることは、我慢することではありません。
我慢なんてしていては、余計に仕事が嫌いになります。
部下を我慢させることで育てるリーダーは、本当のリーダーではありません。
本当のリーダーは「達成感」で部下を育てます。
リーダーが部下に指示をするとき、初めてやることなら、たいてい部下はどこかでつまずきます。
リーダーは、つまずいたところで叱るのではありません。
つまずいたところで、まず「そこまでは、うまくできた」という達成感を与えるのが、育て上手なリーダーなのです。
「~までできたんだね。じゃあ、つまずいたところはこうすればうまくいく」と解決策を提示して、部下に指示します。
部下は「~できた」という達成感を、常に欲しがっています。
「~できなかったのか!」と叱っては、部下は「できなかった」と思い込んでしまい、落ち込んでしまいます。
少なくともできたところまでは「よくやった」と褒めて、達成感を味わってもらうことが大切です。
そうすることで部下は満足感が得られ、また次につながるやる気を出してくれるのです。