執筆者:水口貴博

人望のあるリーダーになる30の条件

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脇役、悪役、小道具役が、リーダーの役目。

脇役、悪役、小道具役が、リーダーの役目。 | 人望のあるリーダーになる30の条件

リーダーは次の3つの役を演じます。

脇役、悪役、小道具役です。

まず脇役です。

リーダーの役目は主役ではなく、脇役です。

部下を助け、励まし、元気を与える脇役になるのがリーダーの仕事です。

ときどき仕事をするのがリーダーの仕事と思っているリーダーがいますが、仕事をするのはリーダーではありません。

仕事をするのは、部下の役目です。

仕事をうまく成功させるには、リーダーが仕事をやるのではなくて、部下の脇役として動くことがリーダーの役目になるのです。

次に悪役です。

時にリーダーは、部下から悪役として扱われます。

部下は、会社の奴隷として働かされています。

くらいの高い人は、部下たちに仕事を頼む形になるのが、組織のピラミッドです。

ですが、いつもよい仕事ばかりが回ってくるとは限りません。

むしろ嫌な仕事ばかり回ってくるのがほとんどです。

嫌な仕事でも会社の奴隷として働かせてもらっている以上、やらなくてはなりません。

やらなくてはならない嫌な仕事を頼んでくる上司は、部下にとって悪人に見えて仕方ないのです。

小道具役です。

リーダーは、部下の小道具役として、動きます。

部下たちが仕事を順調に進めてくれるように、リーダーは助け舟を出します。

時には、リーダーが部下に使われることになります。

部下を支えるリーダーが、役目を果たしているリーダーなのです。

人望のあるリーダーになる条件(29)
  • リーダーは、脇役、悪役、小道具役になる。
偉そうにしているのは、二流のリーダー。
謙虚になっているのが、一流のリーダー。

人望のあるリーダーになる30の条件

  1. リーダーの仕事は、部下に「元気」を与えること。
  2. 「ありがとう」は、リーダーの基本。
    優秀なリーダーであるほど、まず感謝を大切にする。
  3. 部下のやる気をなくさせるリーダーは、失格。
    部下のやる気をかき立てるリーダーが、合格。
  4. 頭の中がきっぱりしている人は、お金を払うときもきっぱりする。
  5. 褒めるときには、すぐ褒める。
    褒めることを、先に延ばさない。
  6. 「ホウレンソウしろ」という前に、自分が手本のホウレンソウを見せる。
  7. 「我慢」で部下を育てるのではなく「達成感」で部下を育てる。
  8. 「どうやるか」より「なぜやるか」の動機付けをする。
  9. 弱いリーダーは、成功談を話す。
    強いリーダーは、失敗談を話す。
  10. 性格診断より、改善策を与える。
  11. 部下の過去の話を持ち出さない。
  12. 部下の専門知識を信じて、仕事をする。
  13. 「それくらい」は禁句。
    「それくらい」と言うことで、部下の仕事を侮辱することになる。
  14. 優れたリーダーは、時間の大切さを知っている。
  15. 今すぐやる。
    うまくいかなかったら、変えればいい。
  16. 部下は「今のこと」を考える。
    リーダーは「次のこと」を考える。
  17. やることだけでなく、やらないことを決めるのもリーダーの仕事。
  18. 仕事を抱え込みすぎているリーダーは、失格。
    部下に任せられることは、部下に任せる。
  19. リーダーの仕事は、改革。
    中間管理職の仕事は、現状維持。
  20. 人事異動には、組織を活性化させる効果がある。
  21. 失敗したら、人を替えるのではなく、システムを変える。
  22. リーダーは、自分の代わりができる部下を育てる。
  23. どんなことがあっても首を切らないことで「団結力」が生まれてくる。
  24. 「ここだけの話」をされると、部下はリーダーを信用できなくなる。
  25. 責任のある仕事を任せると、部下の能力は活性化される。
  26. 改革を起こすには痛みが伴う。
    痛みのない改革は、改革ではない。
  27. 「失敗しないように」という指示は、禁句。
  28. 犯人捜しをしない。
  29. 脇役、悪役、小道具役が、リーダーの役目。
  30. 偉そうにしているのは、二流のリーダー。
    謙虚になっているのが、一流のリーダー。

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