夫は妻の行動が気になります。
「今どこで、何をしているのか」
「今日の料理は何か」
「今日は昼間、家で何をやっていたのか」
一方、妻は夫が気になります。
「今日は何時に帰ってくるのか」
「今、どこで誰といるのか」
「今日はメールの量が少ないのはなぜなのか」
夫は妻を案じたり、妻も夫を案じたりします。
仲を深めるためには、積極的に相手と連絡を取り合い、触れ合う時間をたっぷり作りたいと思います。
パートナーを思ったり心配したりする気持ちがあるのはわかりますが、一線を越えています。
過干渉です。
誰でも、ある程度の自分のプライベートは持ちたいと思います。
たとえ、夫婦でも、24時間ずっと一緒にいるわけではありません。
時には、1人になってゆっくりしたい時間も欲しいです。
1人でぶらぶら散歩をする時間も欲しいところです。
夫婦円満のためには「干渉しない時間」を持ちます。
そっと相手を1人にしたり、プライベートの時間を尊重したりします。
そういう1人になって自由にできる時間が、心の余裕を作ります。
自分に余裕がなくて、どう相手のことを考える余裕ができるのでしょうか。
相手のことを思う気持ちは、まず自分に余裕を作ることから始めましょう。
そのために、あえて「干渉しない時間」を設けることが大切なのです。