意見が対立しないためには、あらかじめルールを作ることが大切です。
その場面ごとに決めるのもいいですが、一度決めたらルール化させることです。
ルールが不安定なら、夫も妻も不安定になります。
たとえば、洗剤です。
買い物をいくときに「洗剤を買ってきて」と頼むことがあります。
洗剤にもルールが必要です。
ここで揉めます。
「え? なぜ洗剤が?」と思うでしょう。
洗剤とはいえ、実にさまざまです。
ブランドで決めるのか。
漂白効果で決めるのか。
安さで決めるのか。
「洗剤なんて何でもいいよ」というなら「洗剤は何でもいい」というのも、1つのルールです。
夫には夫が好む洗剤がありますし、妻には妻が好む洗剤があることでしょう。
そのとき、2人が納得する洗剤を選ぶことです。
洗剤に限りません。
歯ブラシも同じです。
歯ブラシにも、実にさまざまな種類があります。
ブランドで決めるのか。
どの毛の硬さの好みなのか。
安さで決めるのか。
「歯ブラシくらいで喧嘩にはならないだろう」
いえいえ、度外視はできません。
毎日口の中に入れるものです。
口当たりを気にする人も多いはずです。
夫には夫が気に入っている歯ブラシがあるでしょうし、妻には妻の気に入っている歯ブラシもあることでしょう。
「夫の歯ブラシはこれ。妻の歯ブラシはこれ」というルールを、あらかじめ話し合って意識合わせしておくことです。
買ってきて、口の中に入れてからでは返品もできません。
いかがでしょうか。
小さなことでも、夫婦間で「こうしましょうね」というルールを作っておくほうがいい。
今すぐ決めてもいいし、その場で決めてもいい。
大切なことは「お互いが納得するルール作り」です。
ルールは秩序を作り、夫婦間の不要なトラブルを防ぐ効果があります。