執筆者:水口貴博

夫婦円満になる30の秘訣

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夫婦とは、運命共同体である。協力しながら生きていくという覚悟を持つ。

夫婦とは、運命共同体である。協力しながら生きていくという覚悟を持つ。 | 夫婦円満になる30の秘訣

夫にも妻にも、夫婦になれば、覚悟が必要です。

独身のころは自分勝手にしていたけれど、これからは協力しなければなりません。

未婚時代は「自分は自分。他人は他人」と思って生きていました。

しかし、夫婦になれば違います。

妻の事情は夫に関係し、夫の事情は妻にも関係します。

体は2つでも、夫婦として営んでいるかぎりは、1つと思うことです。

自分の健康状態は自分の体のことだから、パートナーには関係なく、迷惑をかけることもないと思います。

ところが、自分の健康状態はパートナーにもつながることです。

たとえば、何らかの事情により、夫が健康状態を大きく崩して、長期の入院になったとします。

入院するのは夫だけで、妻の健康状態に変わることはないと思いますがそうではない。

夫が入院して身動きが取れなくなると、妻は大変です。

食べていくことができなくなります。

夫が妻の代わりに稼ぎに出る必要が出てくるからです。

夫が入院して身動きが取れなくなることで、妻は夫役も対応しなければならなくなります。

生活費を稼ぐために、妻は夫のように朝早くから夕方まで働いて疲れます。

夫ほど力や体力がない女性には、夫以上に大変と感じるはずです。

そのうえ、家では変わらず掃除や洗濯があります。

子どもがいれば、育児に奮闘し、目まぐるしい毎日になるはずです。

妻は、2人分の働きをしなければならず、苦労します。

大変な負担になれば、今度は妻のほうこそストレスで倒れるかもしれません。

結果として夫も妻も入院してしまう……、なんて縁起の悪いことを考えたくはありませんが、可能性はあります。

では、逆のパターンも考えてみましょう。

妻が、何らかの事情により、長期入院することになりました。

入院するのは妻だけで、夫の健康状態に変わることはないと思いますがそうではない。

妻が入院して身動きが取れなくなると、夫は大変です。

妻がいなくなるので、掃除・洗濯・食事まで、すべて自分で作る必要も出てきます。

そのほか、こまごまとした雑務など全部夫がします。

子どもがいれば、子どもの面倒も夫が見なければいけませんね。

いつも妻ばかりに子どもの面倒をお願いしていた夫が、急に子育てになると、必ず戸惑います。

大変な負担になれば、今度は夫のほうこそストレスで倒れるかもしれません。

結果として夫も妻も入院してしまう……。

おや、これは先ほどと同じケースですね。

縁起の悪いことを考えたくはありませんが、可能性はあります。

夫婦というのは、夫と妻とが協力し合っているからこそ、成り立ちます。

夫婦になれば、お互いに支え合いながら協力していくということです。

支えがいなくなると、倒れます。

夫婦でいるかぎり、自分の健康状態は相手にもつながることであり、相手の健康状態は自分にもつながることになります。

「運命共同体」です。

独身のように「自分は自分。相手は相手」というふうに、別々に考えるのは卒業です。

これからは「妻の事情は夫の事情であり、夫の事情は妻の事情」です。

夫婦円満になる秘訣(2)
  • 「運命共同体」という意識を持つ。
心配し合いケアし合うのは、夫婦の命綱になる。

夫婦円満になる30の秘訣

  1. 恋人関係と夫婦関係は、似て非なるもの。
  2. 夫婦とは、運命共同体である。
    協力しながら生きていくという覚悟を持つ。
  3. 心配し合いケアし合うのは、夫婦の命綱になる。
  4. 趣味は同じでも別々でもいい。
    わかち合うことが大切。
  5. 自分の大変さを、過大評価していませんか。
  6. お互いの立場を入れ替える機会を、ときどき作る。
  7. 記念日を大切にするだけで、夫婦の仲は円満になる。
  8. 朝食と夕食に力を入れる家庭は、円満になる。
  9. 夫婦間の感謝に、言いすぎるということはない。
  10. 感謝の言葉は「ありがとう」だけではない。
  11. 自分のセンスを、相手に押し付けない。
  12. 「干渉しない時間」を作るほうが、夫婦の仲はよくなる。
  13. いちゃいちゃしている夫婦ほど、仲がいい。
  14. 仲がいいから手をつなぐのではない。
    手をつなぐから仲がよくなる。
  15. 手をつながなくなるから、手をつなぎにくくなる。
  16. 仲が悪い夫婦は、無視し合う。
    仲がいい夫婦は、見つめ合う。
  17. かどのない家具に囲まれると、かどのない柔らかい発言が多くなる。
  18. まったく喧嘩をしないより、たまには小さな喧嘩をするほうがいい。
  19. 直接言えるところを、わざわざ間接的に言うから感動する。
  20. わかってもらうより、わかってあげる。
  21. ルールは秩序を作り、夫婦間の不要なトラブルを防ぐ効果がある。
  22. 当番を決めるときの原則は「効率」より「公平さ」。
  23. 夫と妻とで意見がわかれたら、じゃんけんで決めるのも悪くない。
  24. 相手を卑下した言葉は一切使わない。
    あらかじめ決めておけばいい。
  25. たまには夫婦2人で、特別な場所で食事をしに行く。
  26. 夫も妻も、お小遣いは多めのほうが、夫婦関係がうまくいく。
  27. 妥協というのは我慢ではない。
    パートナーを尊重している証拠である。
  28. 夫婦とはいえ、最低限のプライベートは必要。
  29. セックスが多い夫婦ほど仲がいい。
  30. 夫は妻の提案を100パーセント受け入れ、妻も夫の提案を100パーセント受け入れてみる。

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