夫婦間の感謝に、言いすぎることはありません。
どんなにささいなことでも、きちんと感謝を伝えることが大切です。
さて、ここで、あなたに質問です。
感謝といえば、どんな言葉を思い浮かべますか。
やはりまずは「ありがとう」という言葉を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
感謝の代表的な言葉ですが、感謝と同じ意味を持つ言葉は、実は無限にあります。
たとえば、妻が作ってくれた料理があるとします。
そのとき、夫から「おいしいね」という一言だけでも、十分に妻の努力をねぎらう言葉になります。
また食事を食べる前の「いただきます」と、食事を終えた後の「ごちそうさま」も同じです。
一生懸命に料理を作ってくれた人にとって「いただきます」と「ごちそうさま」は嬉しいものです。
「一生懸命に作ったかいがあったな」と思います。
夫が家に帰ったとき、妻からの「おかえりなさい」の一言も、癒される言葉です。
言われる立場になればよくわかります。
一生懸命に仕事をして、へとへとに疲れて帰ります。
家のドアを開けたとき、妻から「おかえりなさい」と言われると、ほっとします。
それは最高のリラックス効果のある言葉です。
夫は妻が喜ぶような感謝の言葉を考え、妻は夫が喜ぶような感謝の言葉を考えてみましょう。
ありがとう以外の言葉で感謝の気持ちを伝えようとすると、いい頭の運動にもなりますよ。