「趣味は、夫婦同じであるほうがうまくいくか。別々のほうがうまくいくか」
ときどきこういう質問を目にします。
趣味が同じかどうかは、大きな問題ではありません。
大切なことは、お互いの趣味をわかち合うことです。
わかち合うことができれば、趣味の種類は何でもいい。
夫婦が同じ趣味を持っている場合はどうでしょうか。
たとえば、夫婦ともに趣味がテニスなら、お互いがプレーし合うといい関係が生まれます。
趣味が同じなので、考え方も意見も合いやすくなります。
同じ趣味を持つことで同等の関係になれ、お互いが刺激し合える関係になれることでしょう。
逆に趣味が別の場合でも、問題ありません。
自分が先生になり、パートナーが生徒になればいい。
逆にパートナーが先生になり、自分が生徒になればいい。
先生になるということは、教えることであり、アウトプットということです。
教えるというプロセスを通して趣味を深めることができますし、パートナーにも趣味の楽しさを伝えることができます。
生徒になるということは、吸収であり、インプットということです。
今まで未体験だった領域を知ることになりますから、視野を広げるチャンスになります。
これが「わかち合う」ということです。
趣味が別々だからこそ、楽しみも2倍に膨らむことでしょう。
趣味が「同じ」か「別々」かで、わかち合うアプローチに少し違いがあるだけです。
「わかち合うこと」ができていれば、どちらでもうまくいくのです。