執筆者:水口貴博

プレッシャーに強くなる30の方法

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タイムプレッシャーを活用すれば、本来以上の自分を発揮できる。

タイムプレッシャーを活用すれば、本来以上の自分を発揮できる。 | プレッシャーに強くなる30の方法

「大変だ! 時間がない!」

日常生活には、時間に追われるという状況があります。

試験日まで時間がない。

締め切りまで時間がない。

納期まで時間がない。

受験や仕事など、十分に時間がなくて気持ちが焦る状況です。

できればないほうがいいなと思いますが、一概にそうとも言えません。

あえて「時間が十分にない状況」を、作るほうがいい。

案外、時間があると、なぜか結果が出せません。

余裕があれば、怠けようとするのが人間です。

まだ時間もあるし、ゆっくりやろうと気持ちが緩みます。

十分に時間があるので、準備もしっかりできるはずですが、余裕があるために油断してしまいます。

しかし、時間がなければ一転します。

余裕がないから怠けることもなくなります。

それどころか時間が限られているため、目的達成のために、すさまじい集中力を発揮できるようになります。

タイムプレッシャーは、使い方しだいです。

自分を活性化させるために使いましょう。

上手にタイムプレッシャーを活用すれば、本来以上の自分を発揮できるスパイスになります。

たとえば、資格取得のための勉強をするときです。

勉強をしてから、試験日を決めるのではありません。

時間が十分にあるので、なかなか勉強に集中できないはずです。

油断をしてしまい、おそらく試験は失敗することでしょう。

試験日を決めてから、勉強を始めるのがいい。

学力が十分にない状態でもかまいません。

いきなり、試験に申し込んでしまいます。

試験日が具体的になることで「時間がない!」と気持ちが焦り、サボらず一生懸命に勉強するようになります。

追い込まれたとき、人間はすさまじい集中力を発揮します。

無駄を省くようになり、勉強に集中できるようになるに違いありません。

余裕のない状況がマイナスどころか、むしろプラスに働きます。

学力の高い人は、こうしたタイムプレッシャーをうまく活用して、勉強を効率化させているのです。

プレッシャーに強くなる方法(5)
  • あえて、時間に余裕のない状況を作る。
意気込んでも、意気込みすぎない。

プレッシャーに強くなる30の方法

  1. プレッシャーは、苦しむものではなく、生かすもの。
  2. プレッシャーがあるから強くなれる。
  3. プレッシャーに強い人は、失敗を前向きに捉えている。
  4. プレッシャーは、あなたへの教育が完了すれば、自然と消えてなくなる。
  5. タイムプレッシャーを活用すれば、本来以上の自分を発揮できる。
  6. 意気込んでも、意気込みすぎない。
  7. 世の中のほとんどは、失敗しても問題がないことばかり。
  8. 「失敗しない」と考えるより「成功させる」と考える。
  9. 失敗したときのことは、そのときになって考えるのがちょうどいい。
  10. 目をつぶって深呼吸し、乱れた精神を整える。
  11. 時間がないときこそ、好きな人とデートする絶好のタイミング。
  12. 全力を尽くせば、最大を発揮できるだけでなく、気持ちの整理もしやすくなる。
  13. 家族の写真からパワーをもらう。
  14. スランプを乗り越えるには、練習しかない。
  15. 覇気を出すためには、声を出せばいい。
  16. 自分のほうが弱いとわかっていても、あえて強気で臨むこと。
  17. 腰を曲げていると、気の巡りが悪くなる。
  18. 他人からの期待は、感謝しつつも気にしすぎない。
  19. 「恥をかかないように」と心がけている人ほど、恥をかく。
  20. 負けて当然の試合で勝つのが、一番の快感である。
  21. 好きなことをやっていると、疲れるどころか元気になる。
  22. 疲れを感じるのは、やりたいことができないとき。
  23. 達成感は、疲れを吹き飛ばす。
  24. 嬉しい期待や応援も、かえってストレスになることもある。
  25. 失敗の原因と改善さえ学べれば、失敗は忘れたほうがいい。
  26. いくつかの失敗報告は、一度にまとめてしまえばいい。
  27. プレッシャーを感じても、力を入れないほうがいい。
  28. 死に直面する出来事以外は、しょせんどれも小さなこと。
  29. どんなに頭のいい人でも、焦っているときは頭の働きが鈍くなっている。
  30. プレッシャーの真の意味とは「教育」である。

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