執筆者:水口貴博

プレッシャーに強くなる30の方法

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目をつぶって深呼吸し、乱れた精神を整える。

目をつぶって深呼吸し、乱れた精神を整える。 | プレッシャーに強くなる30の方法

人生では、極度に緊張する場面があります。

試合・受験・突然の事故など、極度の緊張のため精神状態が乱れてしまうことがあります。

あなたは緊張をほぐすとき、どのような手段を使っていますか。

そういうときこそ、プロスポーツ選手を見習ってください。

プロスポーツ選手は、試合前に「精神を集中させているシーン」を見かけます。

目をつぶって、大きく深呼吸をしているシーンです。

試合前ですから気合を入れるのは当然ですが、気合を入れる前に、まず心を落ち着かせることから始めます。

落ち着かせることができて、初めて本来の自分の力を発揮できます。

剣道・弓道・柔道などでは、必ず目をつぶって深呼吸をしてから試合に入ります。

邪念が入ると、的がぶれます。

精神が乱れるのは、精神を乱そうとするさまざまな情報が入ってくるからです。

目をつぶるのは、精神を乱す視覚からの情報を遮断するためです。

また、そういう余裕がないときに限って、呼吸も乱れています。

呼吸が浅くなれば、脳が酸素不足になり、精神にも悪い影響を及ぼしてしまいます。

空気を大きく吸い込むことで、酸素が脳へ行き渡り、精神状態が元に戻ろうとします。

それをしなかった人は、試合に負けます。

乱れた精神状態のままでは正しい状況判断を誤り、1本とられます。

悪い状況でも、まず乱れた精神状態を元に整えることが先決です。

気持ちを落ち着かせてこそ、いつもの自分らしく動くことができ、本来の力を発揮できます。

人生の重要な場面では、目をつぶって、深呼吸から始めましょう。

プレッシャーに強くなる方法(10)
  • 大事な場面では、目をつぶって深呼吸をする。
時間がないときこそ、好きな人とデートする絶好のタイミング。

プレッシャーに強くなる30の方法

  1. プレッシャーは、苦しむものではなく、生かすもの。
  2. プレッシャーがあるから強くなれる。
  3. プレッシャーに強い人は、失敗を前向きに捉えている。
  4. プレッシャーは、あなたへの教育が完了すれば、自然と消えてなくなる。
  5. タイムプレッシャーを活用すれば、本来以上の自分を発揮できる。
  6. 意気込んでも、意気込みすぎない。
  7. 世の中のほとんどは、失敗しても問題がないことばかり。
  8. 「失敗しない」と考えるより「成功させる」と考える。
  9. 失敗したときのことは、そのときになって考えるのがちょうどいい。
  10. 目をつぶって深呼吸し、乱れた精神を整える。
  11. 時間がないときこそ、好きな人とデートする絶好のタイミング。
  12. 全力を尽くせば、最大を発揮できるだけでなく、気持ちの整理もしやすくなる。
  13. 家族の写真からパワーをもらう。
  14. スランプを乗り越えるには、練習しかない。
  15. 覇気を出すためには、声を出せばいい。
  16. 自分のほうが弱いとわかっていても、あえて強気で臨むこと。
  17. 腰を曲げていると、気の巡りが悪くなる。
  18. 他人からの期待は、感謝しつつも気にしすぎない。
  19. 「恥をかかないように」と心がけている人ほど、恥をかく。
  20. 負けて当然の試合で勝つのが、一番の快感である。
  21. 好きなことをやっていると、疲れるどころか元気になる。
  22. 疲れを感じるのは、やりたいことができないとき。
  23. 達成感は、疲れを吹き飛ばす。
  24. 嬉しい期待や応援も、かえってストレスになることもある。
  25. 失敗の原因と改善さえ学べれば、失敗は忘れたほうがいい。
  26. いくつかの失敗報告は、一度にまとめてしまえばいい。
  27. プレッシャーを感じても、力を入れないほうがいい。
  28. 死に直面する出来事以外は、しょせんどれも小さなこと。
  29. どんなに頭のいい人でも、焦っているときは頭の働きが鈍くなっている。
  30. プレッシャーの真の意味とは「教育」である。

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