執筆者:水口貴博

プレッシャーに強くなる30の方法

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失敗したときのことは、そのときになって考えるのがちょうどいい。

失敗したときのことは、そのときになって考えるのがちょうどいい。 | プレッシャーに強くなる30の方法

失敗したときのことを考える必要はありません。

人間は考えたことに向けて、無意識のうちに、行動してしまいます。

「思考は現実化する」という法則です。

失敗のことを考えていると、本当に失敗のほうへ傾き始めます。

失敗しないように気をつけているときに限って、失敗しやすくなるのはそのためです。

しかし、そうは言っても、やはり失敗してしまうときがあります。

うまくいくことだけを想像していても、実力が足りず、結果が出せないときがあります。

では、うまくいかなかったときには、どう気持ちの整理をすればいいのでしょうか。

「失敗したら、そのときはそのとき」と考えればいい。

コップを落として割ってしまったときは、そのときに考えればいい。

コップを割る前から「コップを割ったときにはどうやって片付けようか」と考えるのはナンセンスです。

普段は、うまくいくことだけを考えていればいい。

万が一、うまくいかなかったときは、そのときはそのときになって考えましょう。

この具合が、ちょうどいい。

失敗という結果になったのでは、結果を変えようがありません。

今できることと言えば、結果を前向きに受け止めて、自分の成長に変えることです。

事実、失敗したときの状況や気持ちなどは、そのときになって初めてわかるものばかりです。

悔しさ・悲しさ・失望の気持ちは、失敗しないと感じることはできません。

また、意外な失敗の原因などもあることでしょう。

そういうことは本番前にはわからず、失敗した後にならないとわかりません。

そのときはそのときに考えればちょうどいいのです。

プレッシャーに強くなる方法(9)
  • 失敗したときのことは、そのとき考える。
目をつぶって深呼吸し、乱れた精神を整える。

プレッシャーに強くなる30の方法

  1. プレッシャーは、苦しむものではなく、生かすもの。
  2. プレッシャーがあるから強くなれる。
  3. プレッシャーに強い人は、失敗を前向きに捉えている。
  4. プレッシャーは、あなたへの教育が完了すれば、自然と消えてなくなる。
  5. タイムプレッシャーを活用すれば、本来以上の自分を発揮できる。
  6. 意気込んでも、意気込みすぎない。
  7. 世の中のほとんどは、失敗しても問題がないことばかり。
  8. 「失敗しない」と考えるより「成功させる」と考える。
  9. 失敗したときのことは、そのときになって考えるのがちょうどいい。
  10. 目をつぶって深呼吸し、乱れた精神を整える。
  11. 時間がないときこそ、好きな人とデートする絶好のタイミング。
  12. 全力を尽くせば、最大を発揮できるだけでなく、気持ちの整理もしやすくなる。
  13. 家族の写真からパワーをもらう。
  14. スランプを乗り越えるには、練習しかない。
  15. 覇気を出すためには、声を出せばいい。
  16. 自分のほうが弱いとわかっていても、あえて強気で臨むこと。
  17. 腰を曲げていると、気の巡りが悪くなる。
  18. 他人からの期待は、感謝しつつも気にしすぎない。
  19. 「恥をかかないように」と心がけている人ほど、恥をかく。
  20. 負けて当然の試合で勝つのが、一番の快感である。
  21. 好きなことをやっていると、疲れるどころか元気になる。
  22. 疲れを感じるのは、やりたいことができないとき。
  23. 達成感は、疲れを吹き飛ばす。
  24. 嬉しい期待や応援も、かえってストレスになることもある。
  25. 失敗の原因と改善さえ学べれば、失敗は忘れたほうがいい。
  26. いくつかの失敗報告は、一度にまとめてしまえばいい。
  27. プレッシャーを感じても、力を入れないほうがいい。
  28. 死に直面する出来事以外は、しょせんどれも小さなこと。
  29. どんなに頭のいい人でも、焦っているときは頭の働きが鈍くなっている。
  30. プレッシャーの真の意味とは「教育」である。

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