私が資格取得のために試験勉強をするとき、まず試験日を決めてしまいます。
試験日を最初に決めてしまい、残り時間が明確になることで、勉強への気持ちが高ぶります。
実際に、それでたくさんの試験に合格してきました。
試験勉強は、そもそも集中するものです。
試験日を最初に決めてしまい、残り時間が具体的になることで、限られた時間内で集中できるようになります。
勉強ができない人は、準備が十分にできてから試験の申し込みをしようとします。
「十分に勉強してから試験を申し込もう」
「いつか勉強しよう」
「機会があったら勉強しよう」
こういう「いつか」というのは、目標が明確でないためにだらだらします。
ダメとは言いませんが、気の長い話です。
不思議なことに、こういう人に限って、試験に落ちます。
時間も十分にあるために、気持ちだけでなく、勉強への姿勢も緩みがちになります。
今の学力に自信がなくても、結構です。
先に試験日を決めて、お金も支払ってしまいます。
すると不思議なことに、勉強に集中できるようになります。
試験日が明確になることで、残りの時間が具体化するからです。
試験料も、自腹を切って払うことがポイントです。
自腹を切ることで、せっかくのお金を無駄にしたくない気持ちも発生します。
「残り2週間しか時間がない。お金も払った。元を取らなきゃ! 頑張らなきゃ!」
勉強への姿勢が積極的になり、前向きな気持ちになります。
高い試験料であるほど、勉強しようとする気持ちに拍車がかかり、勉強への起爆剤になるのです。
試験日は、最初に決めてしまうほうがいいのです。