執筆者:水口貴博

受験時代に経験しておきたい30の気づき

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おしゃれの余裕のなさは、大逆転の前触れ。

おしゃれの余裕のなさは、大逆転の前触れ。 | 受験時代に経験しておきたい30の気づき

高校生にもなると、おしゃれに興味が出てくる時期です。

美容院に行ってパーマをかけたり、特殊な道具を使って眉を整えたりします。

お化粧道具をそろえ、スキンケアにも力を入れたくなります。

私服では、はやりの服を着たくなるでしょう。

中には、お化粧をして学校にやってくるという人までいるから驚きです。

思春期ですから、おしゃれの1つもしたい気持ちはあって当然です。

おしゃれな友人を見かけていると、自分まで「もっとおしゃれをしないといけない」という気になります。

周りの人はおしゃれを楽しんでいるのに、自分は勉強のせいでおしゃれの余裕がないため、情けなくなります。

「自分は、なんてださいのだろうか」

本来、受験勉強を始めると、おしゃれに対して余裕がなくなります。

特に本腰を入れて受験勉強をし始めると、完全におしゃれを忘れそうになるといっても過言ではありません。

髪はぼさぼさ。

着る服もいつも同じものばかり。

場合によっては、肌が荒れます。

しかし、大丈夫です。

「おしゃれがしたくてもできない」というのは、それだけ勉強に集中できている証拠です。

おしゃれができる余裕がなくていい。

そもそも受験勉強の時期というのは、そうなって当たり前です。

人生には、集中しなければならない時期があります。

受験期なら、勉強に集中する時期です。

むしろおしゃれをしている人のほうがおかしいです。

勉強に集中ができていないということです。

おしゃれをしたいけど、できる余裕がないあなたは、そのままでいい。

むしろいい兆候です。

高校時代におしゃればかりに気を使っていた人は、受験に失敗してしまいます。

一方、おしゃれに余裕がないほど勉強している人は、見事大学に受かることでしょう。

いい大学で、友人にも恵まれ、入学後にはおしゃれをする余裕が出てきます。

そこで立場が大逆転するのです。

受験時代に経験しておきたい気づき(8)
  • 受験時代には、おしゃれを忘れる。
受験勉強は、モグラ叩きゲームである。

受験時代に経験しておきたい30の気づき

  1. 受験勉強を通して、ボキャブラリーをたっぷり増やす。
  2. 髪型の意外な大切さに、気づく。
  3. 「徹夜型の勉強」の限界に、ようやく気づく。
  4. 筋力には限界はあっても、脳力には限界がない。
  5. 成長曲線は、きれいな右肩を描くとは限らない。
  6. 勉強が大変だと思ったら、勘違い。
    勉強ほど、贅沢なことはない。
  7. 本に折り目をつけるのも、勉強の1つ。
  8. おしゃれの余裕のなさは、大逆転の前触れ。
  9. 受験勉強は、モグラ叩きゲームである。
  10. 協力者は、現れるものではなく、変わるもの。
  11. いくら得意科目とはいえ、完璧を求めつつ、完璧を目指さない。
  12. 勉強に才能は関係ない。
    やるか、やらないかの差。
  13. 参考書を買っただけで満足しない。
    買った後こそ重要。
  14. 最初から立派な参考書があるのではない。
    立派な参考書へと仕上げていくものなのだ。
  15. 目を背けたくなる部分こそ、直視しなければいけない部分。
  16. いらいらしてもいい。
    大切なのは、どこに向けて吐き出すか。
  17. 勉強道具を統一すると、勉強効率が向上する。
  18. 「わかる」と「覚える」は、意味が全然違うことに気づく。
  19. 勉強は「小→中→大」ではなく「大→中→小」で進める。
  20. 受験期は、自分らしい勉強法に気づく時期。
  21. どんなに間違っても、命まで取られるわけではない。
  22. 大好きな部活なら、勉強のために無理にやめる必要はない。
    むしろやめないほうがいい。
  23. 勉強以外のもう1つの課題。
    「いかにストレスを吐き出すか」
  24. 他の受験生より有利になるのは、睡眠時間を削ったときではなく、増やしたとき。
  25. 言い訳をする人は成長できない。
    言い訳をやめないかぎり、成績は絶対に向上しない。
  26. 勉強が苦手な人の部屋、3つの共通点。
  27. 勉強ができる人の部屋、3つの共通点。
  28. 10代は、みな革命家。
    理想は高く持て!
  29. 寝る直前に考えていたことは、夢に出てきやすくなる。
  30. どんなに他人の助けがあっても、最後に勉強するのは自分。

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