高校生にもなると、おしゃれに興味が出てくる時期です。
美容院に行ってパーマをかけたり、特殊な道具を使って眉を整えたりします。
お化粧道具を揃え、スキンケアにも力を入れたくなります。
私服では、はやりの服を着たくなるでしょう。
中には、お化粧をして学校にやってくるという人までいるから驚きです。
思春期ですから、おしゃれの1つもしたい気持ちはあって当然です。
おしゃれな友人を見かけていると、自分まで「もっとおしゃれをしないといけない」という気になります。
周りの人はおしゃれを楽しんでいるのに、自分は勉強のせいでおしゃれの余裕がないため、情けなくなります。
「自分は、なんてださいのだろうか」
本来、受験勉強を始めると、おしゃれに対して余裕がなくなります。
特に本腰を入れて受験勉強をし始めると、完全におしゃれを忘れそうになるといっても過言ではありません。
髪はぼさぼさ。
着る服もいつも同じものばかり。
場合によっては、肌が荒れます。
しかし、大丈夫です。
「おしゃれがしたくてもできない」というのは、それだけ勉強に集中できている証拠です。
おしゃれができる余裕がなくていい。
そもそも受験勉強の時期というのは、そうなって当たり前です。
人生には、集中しなければならない時期があります。
受験期なら、勉強に集中する時期です。
むしろおしゃれをしている人のほうがおかしいです。
勉強に集中ができていないということです。
おしゃれをしたいけど、できる余裕がないあなたは、そのままでいい。
むしろいい兆候です。
高校時代におしゃればかりに気を使っていた人は、受験に失敗してしまいます。
一方、おしゃれに余裕がないほど勉強している人は、見事大学に受かることでしょう。
いい大学で、友人にも恵まれ、入学後にはおしゃれをする余裕が出てきます。
そこで立場が大逆転するのです。