勉強をするために本を選びますが、そもそもあなたはどういう本を選んでいるでしょうか。
本を読んで頭を磨くのはいいですが、そもそもあなたはどのような目的を持って、本を読んでいるのでしょうか。
そこが大切です。
本を読む理由をきちんと説明してみましょう。
本を選ぶためには、まずあなたが「これをやりたい」という目的がなければいけません。
夢です。
夢を叶えるという目的があって、逆から遡れば、次に必要な本も見えてきます。
困っている人々を助けるために弁護士になるという夢があれば、そのために必要な本がわかります。
作詞作曲をして、音楽を通して人々の生活を明るくさせたいという夢があれば、そのために必要な本がわかります。
私、水口貴博なら、人々にたくさんの幸せの知恵を広め、明るい世の中に貢献したいという夢があります。
本屋へ行って、本を選ぶときには、そういう基準でいつも選んでいます。
目的がはっきりしているので、本を選ぶ時間は一瞬です。
何十万冊と本があっても、目的に沿った本を見つけることができます。
本をたくさん読めばいいわけではありません。
それは知性ではなく、無駄足を踏んでいるだけです。
手当たり次第に本を読んでいると、この世にあるすべての本を読み切る前に、死んでしまいます。
人間ですから、昔読んだ本の内容は忘れてしまうでしょう。
本を読む前に、夢という目的がないといけません。
限られた時間内で夢に少しでも近づくためには、最初にやりたいことがあり、次に必要な本を選んで、時間短縮を図るのです。