公開日:2008年11月13日
執筆者:水口貴博

成功するための30の勉強力

  • 勉強は、
    結果が出るまでに時間がかかる。
成功するための30の勉強力

勉強は、結果が出るまでに時間がかかる。

勉強は、結果が出るまでに、時間がかかります。
読書をしても、読んだ瞬間に効果が出ることはまれです。
勉強をして結果が出るまでには、時間差があります。

勉強をして一番変わるのは「雰囲気」である。

勉強をして変わるのは、頭の中だけではありません。
たしかにたくさん勉強をすれば、知識や知恵が身について、賢くなれます。
しかし、まだ表面的な効果です。

信号の赤を、チャンスに変える。

あなたが自動車で運転していると、ちょうど目の前の信号が赤になりました。
別にあなたが悪いわけでも、誰が悪いわけでもありません。
単なる偶然です。

アドバイスを求める人ほど行動せず、アドバイスを求めない人ほど行動している。

あまり言いたくありませんが、1つ告白します。
あなたにも当てはまるかもしれないと思うと、ちょっと話したくなりました。
悩み解決系のサイトを長年運営していると、私のところへ多くの悩み相談が寄せられてきます。

「気になる」という気持ちがあるうちに、調べる癖をつける。

テレビを見たり、新聞を読んだりしていると、ときおり、知らない言葉が登場します。
たとえば「鳴り物入りで始まった国会」という記事が新聞に載っていたとします。
「国会」の意味はわかりますが「『鳴り物入り』とは、どういう意味だろうか」と疑問に思い、気になります。

暗い夜に考えていると、気分も暗くなる。
明るい朝に考えていると、気分も明るくなる。

私は今、執筆活動のほとんどが朝です。
朝と言っても、まだ外が暗い4時ごろに起きて、近場の24時間営業のレストランで書いています。
朝に書く理由はさまざまです。

「頭がいい」とは、そういう「事実」ではなく「姿勢」である。

勉強をして変わるのは、知識や知恵の量だけではありません。
姿勢です。
姿勢がどう変わるのかというと「謙虚」になります。

勉強をすれば、喧嘩が減る。

ある日、街を歩いていると、言い合っている男性2人を見かけました。
「君が間違っている!」
「いえいえ、きみのほうが間違っている!」

勉強をしてから目的を決めるのではない。
先に目的があって勉強する。

世の中には、無限に知識があります。
全宇宙の知識から見れば、人が生きているうちに触れる量は、地球上の大海1滴の100分の1にも及びません。
ごくわずかです。

一度しかない人生を悔いなく生きないと、本当に悔いてしまう。

一度しかない人生です。
泣いても笑っても、たった1回です。
1人の人間に与えられた人生の数は、たった1つだけ。

スピードを出しているうちは、疲れを感じない。

映画で迫力のあるシーンは、スピード感があります。
たとえば、敵と戦っているシーンです。
次々と移り変わる場面に集中してしまい、呼吸の暇がありません。

権威のある辞書があると、自信がつく。

私たちは、意味のわからない言葉を調べるときに、辞書を使います。
辞書を使えば、意味のわからない言葉を正確に知ることができ、便利です。
用例・類義語・関連語もあれば、使い方の幅も、いっそう広がります。

辞書の面白さとは、引くつもりのなかった言葉を引くこと。

辞書の主な使い方は、もちろん「言葉の意味を調べるため」です。
これは基本ですね。
しかし、辞書を愛用していると、ある日「別の面白さ」に気づきます。

悩みと疑問を抱いているときが、勉強をする最適な時期。

勉強をするタイミングとは、難しいです。
眠くて集中できなかったり、雑音がうるさくて気が散ったり、はかどらないときがあります。
単に、気分が乗らないこともあるでしょう。

勉強をする場所は、机の前だけではない。

私はいつも、カバンにペンとメモ用紙を入れて、持ち歩いています。
カバンを持たない仕事中は、胸ポケットに、ペンとメモ用紙を入れています。
ペンは、シャーペンと黒・赤・緑・青と消しゴムが1本になった多機能ペンで、済ませています。

遠くへ行けば、旅行になった気になっていませんか。

「見識を広めたい!」
知的好奇心に誘われ、遠くへ旅行をする人がいます。
たしかに遠くへ旅行をすれば、異文化に触れ、刺激にも勉強にもなります。

勉強のために、文系や理系という区切りは必要ない。

勉強には、文系も理系も不要です。
そうした区切りは、ありません。
そもそも文系と理系に分けるのは、可能性を広げるどころか、狭めています。

「何を知るか」より「どう使うか」のほうが大切。

知識は、それだけでは宝の持ち腐れです。
どんなに素晴らしい知識も、知っているだけでは意味がありません。
意味が出てくるのは、使ったときです。

初めてあったときに、次に会う約束をする。

今は、スピードの時代です。
スピードがあるかないかで、成功するか否かが決まると言っても過言ではありません。
人との出会いにも、スピードが大切です。

どんな旅行ブックより、現地の人ほど詳しい人はいない。

私が韓国旅行にいったときです。
節約のためにモーテルに泊まろうと思い、ホテルを予約せずに向かったことがありました。
モーテルとは「motor」と「hotel」との合成語からできた言葉で、もともとは自動車旅行者のための宿泊所です。

「早起き」という言葉を使うのが恥ずかしいくらい、当たり前の習慣にする。

私は気づけば、本を150冊以上書いています。
200冊目も、目前に迫っています。
これだけ書いていて不思議ですが、たくさん書いた感覚はありません。

今日勉強していることが、未来のあなたを形作る。

あなたが今、得意としていることは何ですか。
得意な科目をいくつかあげてみましょう。
得意になった理由を探ってみましょう。

難しい言い回しを使わない努力をすればするほど、知性的になれる。

知性的になるために、難しい言い回しを使う人がいます。
イメージが湧きにくい状況も、難しい言い回しを使えば、一言で説明できることは少なくありません。
「あぶはち取らず」「寝耳に水」という簡単な言い回し程度なら、まだいいでしょう。

本当の知性とは、面白さに気づけること。

歴史なんて面白くないと思ったら、まだその面白さに気づいていないだけです。
人間関係は面白くないと思ったら、まだその面白さに気づいていないだけです。
つまらないと思ったら、まだその面白さに気づいていないだけです。

一番前の席が、一番勉強ができる。

先生から授業を受けるとき、一番前に座る人と一番後ろに座る人とでは、学びの吸収に天と地の差ができます。
有料のセミナーに参加して、あなたなら、どの席に座りますか。
学ぶ姿勢があるなら、ぜひ一番前に座りましょう。

時間術を学ぶ時間があるなら、仕事を当たり前に進めたほうが早い。

時間の使い方が下手な人は「どうすれば時間の使い方がうまくなるのだろう」と悩みます。
時間術を学ぶために一生懸命に本を読んで勉強します。
しかし、逆にこういう人ほど、さらに時間の余裕がなくなります。

友人と一緒に勉強会を開かない。

勉強ができない人は、友人と一緒に勉強をしたがります。
1人で勉強するとやる気が出ないし、1人で勉強すると寂しいし、友人と一緒に勉強をするほうが楽しいからです。
「そうだ! 勉強会を開こう!」

完璧な英語を求めると、話せない。
不完全な英語でいいと思えば、話せるようになる。

私が留学時代には、英語が話せる人と、そうでない人とで違いがありました。
ちなみに、私は「英会話ができない」側の人間でした。
一生懸命に勉強しているにもかかわらず、英語がなかなか話せなくて、悩んでいました。

目的地にたどり着くためには、2つの把握が必要。

どんな世界でもそうですが、歩き始める前には、2つの把握が必要です。
・全体像の把握
・現在地の把握

1,000冊以上読んで学んだことは「本を読む暇があれば行動しろ!」という悟りだった。

私は昔、本をたくさん読んでいました。
「いました」という過去形です。
昔は本日記に、たくさん本を読んだことを記録していました。

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