執筆者:水口貴博

成功するための30の勉強力

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1,000冊以上読んで学んだことは「本を読む暇があれば行動しろ!」という悟りだった。

1,000冊以上読んで学んだことは「本を読む暇があれば行動しろ!」という悟りだった。 | 成功するための30の勉強力

私は昔、本をたくさん読んでいました。

「いました」という過去形です。

昔は本日記に、たくさん本を読んだことを記録していました。

経済のこと、恋愛のこと、人間関係のこと、仕事のこと、マナーのこと……。

たくさんのことを、本から学びました。

無駄とは思っていません。

しかし、本を1,000冊以上読んで最も深く学んだことは、まったくもって意外なことでした。

悲しいかな「本を読む暇があれば行動しろ!」という悟りです。

本を1,000冊以上読んで学んだことは数多くありました。

しかし、読んだだけで、実際は何も行動していなかったので、現実は何も変わっていないという悲惨な状況を目にしました。

頭の中は変わったかもしれませんが、現実は変わっていません。

現実を変えるのは行動しかありません。

現実を変えるために本を読もうとしますが、本を読んでいるだけでは現実は変わりません。

その当たり前の事実に、ようやく気づきました。

人間関係も、恋愛も、仕事も、夢も、すべて現実で起こります。

いくら本を読んで妄想を膨らませても、実際に現実で行動をしなければ、ゼロです。

読書は、行動するためのおまけです。

あったほうがいいですが、なくても進めます。

読めば、より賢く、より早く進めますが、必要とは限りません。

1,000冊以上本を読んだ私が断言できます。

本当に行動できる人は、本を読まなくても成功できます。

現実でたくさん行動をすれば、本に匹敵するほど、あるいは本以上に貴重な学びを得ることができるでしょう。

むしろ、そのほうがいい。

いつまでも本に頼っていると、頭だけ動かして、体を動かさなくなります。

本は、現実から逃げるための道具ではありません。

行動するための道具であり、起爆剤です。

私は今、本日記をつけなくなりました。

たくさん読むという事実に、大きな価値を感じなくなったからです。

たくさん本を読むより、たくさん行動したほうが、はるかに夢に近づけます。

本を1冊読むより、気になる人に「今度一緒に食事に行きましょう」という言葉をかけるほうが、はるかにパワーが強いです。

それに気づくまでに、長い時間がかかってしまいました。

たくさん読むより、専門的な良書を1冊決めて、何度も繰り返し読むようになりました。

成功するための勉強力(30)
  • 本を読む暇があったら、行動する。
まとめ

成功するための30の勉強力

成功するための30の勉強力
  1. 勉強は、結果が出るまでに時間がかかる。
    勉強は、結果が出るまでに時間がかかる。
  2. 勉強をして一番変わるのは「雰囲気」である。
    勉強をして一番変わるのは「雰囲気」である。
  3. 信号の赤を、チャンスに変える。
    信号の赤を、チャンスに変える。
  4. アドバイスを求める人ほど行動せず、アドバイスを求めない人ほど行動している。
    アドバイスを求める人ほど行動せず、アドバイスを求めない人ほど行動している。
  5. 「気になる」という気持ちがあるうちに、調べる癖をつける。
    「気になる」という気持ちがあるうちに、調べる癖をつける。
  6. 暗い夜に考えていると、気分も暗くなる。<br>明るい朝に考えていると、気分も明るくなる。
    暗い夜に考えていると、気分も暗くなる。
    明るい朝に考えていると、気分も明るくなる。
  7. 「頭がいい」とは、そういう「事実」ではなく「姿勢」である。
    「頭がいい」とは、そういう「事実」ではなく「姿勢」である。
  8. 勉強をすれば、喧嘩が減る。
    勉強をすれば、喧嘩が減る。
  9. 勉強をしてから目的を決めるのではない。<br>先に目的があって勉強する。
    勉強をしてから目的を決めるのではない。
    先に目的があって勉強する。
  10. 一度しかない人生を悔いなく生きないと、本当に悔いてしまう。
    一度しかない人生を悔いなく生きないと、本当に悔いてしまう。
  11. スピードを出しているうちは、疲れを感じない。
    スピードを出しているうちは、疲れを感じない。
  12. 権威のある辞書があると、自信がつく。
    権威のある辞書があると、自信がつく。
  13. 辞書の面白さとは、引くつもりのなかった言葉を引くこと。
    辞書の面白さとは、引くつもりのなかった言葉を引くこと。
  14. 悩みと疑問を抱いているときが、勉強をする最適な時期。
    悩みと疑問を抱いているときが、勉強をする最適な時期。
  15. 勉強をする場所は、机の前だけではない。
    勉強をする場所は、机の前だけではない。
  16. 遠くへ行けば、旅行になった気になっていませんか。
    遠くへ行けば、旅行になった気になっていませんか。
  17. 勉強のために、文系や理系という区切りは必要ない。
    勉強のために、文系や理系という区切りは必要ない。
  18. 「何を知るか」より「どう使うか」のほうが大切。
    「何を知るか」より「どう使うか」のほうが大切。
  19. 初めてあったときに、次に会う約束をする。
    初めてあったときに、次に会う約束をする。
  20. どんな旅行ブックより、現地の人ほど詳しい人はいない。
    どんな旅行ブックより、現地の人ほど詳しい人はいない。
  21. 「早起き」という言葉を使うのが恥ずかしいくらい、当たり前の習慣にする。
    「早起き」という言葉を使うのが恥ずかしいくらい、当たり前の習慣にする。
  22. 今日勉強していることが、未来のあなたを形作る。
    今日勉強していることが、未来のあなたを形作る。
  23. 難しい言い回しを使わない努力をすればするほど、知性的になれる。
    難しい言い回しを使わない努力をすればするほど、知性的になれる。
  24. 本当の知性とは、面白さに気づけること。
    本当の知性とは、面白さに気づけること。
  25. 一番前の席が、一番勉強ができる。
    一番前の席が、一番勉強ができる。
  26. 時間術を学ぶ時間があるなら、仕事を当たり前に進めたほうが早い。
    時間術を学ぶ時間があるなら、仕事を当たり前に進めたほうが早い。
  27. 友人と一緒に勉強会を開かない。
    友人と一緒に勉強会を開かない。
  28. 完璧な英語を求めると、話せない。<br>不完全な英語でいいと思えば、話せるようになる。
    完璧な英語を求めると、話せない。
    不完全な英語でいいと思えば、話せるようになる。
  29. 目的地にたどり着くためには、2つの把握が必要。
    目的地にたどり着くためには、2つの把握が必要。
  30. 1,000冊以上読んで学んだことは「本を読む暇があれば行動しろ!」という悟りだった。
    1,000冊以上読んで学んだことは「本を読む暇があれば行動しろ!」という悟りだった。

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