執筆者:水口貴博

スピード勉強で人生を切り開く30の方法

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アウトプットの過程で、理解が進む。

アウトプットの過程で、理解が進む。 | スピード勉強で人生を切り開く30の方法

理解は、インプットだけではありません。

アウトプットの過程にも、理解があります。

学んだことは、むしろ、アウトプットしてこそ本当に身につきます。

アウトプットをするためには、インプットより、脳を回転させる必要があります。

インプットは、人の話を聞けばいいし、読書をすればいいだけですが、アウトプットとなるとそうはいきません。

インプットでは「わかったつもり」ができます。

しかし、アウトプットでは「わかったつもり」ができません。

まず自分が、しっかり理解していなければいけません。

自分が知っている言葉や表現を駆使して、わかりやすく言葉を発信するには、脳を幅広く使うことが要求されます。

その分野について、どこまで自分が理解できているのかは、アウトプットの様子でわかります。

たとえば「人に話す」というアウトプットです。

「話す」というアウトプットという作業の途中で、より理解が深まります。

なぜアウトプットの過程で、インプットより理解が進むのか。

いつもとは変わった視点から問題を見つめ直すことになるからです。

「他人にわかりやすく説明するために、どう表現すればいいか」

「わかりやすいたとえ話を添えてみよう」

疑問を投げ、解決し、他人へわかりやすく説明するまでに数多くの思考が必要です。

多角的な視点を持つことで、理解がさらに深いものになります。

不思議なことですが、アウトプットすることで、知識が本当に身につくのです。

またアウトプットの効用は、もう1つあります。

「自分が理解できていない部分を見つけ出すこと」です。

自分が知っていることをわかりやすく説明するときには、自分がきちんと理解しておかなければいけません。

中途半端な理解では、うまく言葉にできません。

「わかった」と言う人も「じゃあ、逆に説明してちょうだい」と言われると、言葉に詰まります。

言葉に詰まっているということは、わかったつもりであって、理解はしていないということです。

アウトプットをしてみると、理解できていない部分が明らかになります。

「わかっていたつもりだったけど、テストを受けてみたら点を取れなかった」という経験と同じです。

うまく表現できなかったという挫折を味わうことも大切です。

知っていたつもりだったけど、人に説明できない自分がいたとわかれば、説明できなかった部分をもう一度復習すればいいのです。

スピード勉強で人生を切り開く方法(26)
  • インプットしたことは、どんどん吐き出す。
知識は活用したとき力になり、意味が出てくる。

スピード勉強で人生を切り開く30の方法

スピード勉強で人生を切り開く30の方法
  1. 知性とは、力である。
    知性とは、力である。
  2. 読書は付加価値となって、仕事に表れる。
    読書は付加価値となって、仕事に表れる。
  3. 本をたくさん読めばいいわけではない。
    本をたくさん読めばいいわけではない。
  4. メモ用紙がなければ、腕に書いてしまえ。
    メモ用紙がなければ、腕に書いてしまえ。
  5. 想像したことは、現実になる。
    想像したことは、現実になる。
  6. 字が大きくてページの少ない本を選べば、挫折することはない。
    字が大きくてページの少ない本を選べば、挫折することはない。
  7. 薄い本ほど、中身が濃い。
    薄い本ほど、中身が濃い。
  8. 時代を読もうとして本をゆっくり読んでいると、読んでいる間に次の時代へと変わってしまう。
    時代を読もうとして本をゆっくり読んでいると、読んでいる間に次の時代へと変わってしまう。
  9. 過去を後悔して、いくら懐かしいと思っても、仕方ない。
    過去を後悔して、いくら懐かしいと思っても、仕方ない。
  10. 学校なんて比にならない。<br>日常生活そのものが学びの世界。
    学校なんて比にならない。
    日常生活そのものが学びの世界。
  11. スピードのある人は、仕事をすぐ終わらせて、デートをする。
    スピードのある人は、仕事をすぐ終わらせて、デートをする。
  12. 自分を追い込んでスピードを出し、勉強もデートも両方してしまおう。
    自分を追い込んでスピードを出し、勉強もデートも両方してしまおう。
  13. 夢見る力を、やる気に変える。
    夢見る力を、やる気に変える。
  14. スピードとは、協力である。
    スピードとは、協力である。
  15. 分厚い本も、半分に割れば、薄くなる。
    分厚い本も、半分に割れば、薄くなる。
  16. 言いたいことから言い始め、書きたいことから書き始める。
    言いたいことから言い始め、書きたいことから書き始める。
  17. プロとアマチュアの差は「量」と「情熱」。
    プロとアマチュアの差は「量」と「情熱」。
  18. 構想に3年もかけていると、3年後には時代が変わってしまう。
    構想に3年もかけていると、3年後には時代が変わってしまう。
  19. 脱線したほうが、話が面白くなる。
    脱線したほうが、話が面白くなる。
  20. 机の前でしていないことが、本当の勉強だ。
    机の前でしていないことが、本当の勉強だ。
  21. スピードを出して頑張りすぎると、結果が出ない。
    スピードを出して頑張りすぎると、結果が出ない。
  22. みんなのために行動すると、スピードが出ない。<br>1人のために行動すると、スピードが出る。
    みんなのために行動すると、スピードが出ない。
    1人のために行動すると、スピードが出る。
  23. 悩んでいる時間があったら、本が1冊読めてしまう。
    悩んでいる時間があったら、本が1冊読めてしまう。
  24. 「命」と「五体満足」という素晴らしい宝を、最大限に活用していますか。
    「命」と「五体満足」という素晴らしい宝を、最大限に活用していますか。
  25. 愚痴を言いそうになったら、酒を飲むより、本を読もう。
    愚痴を言いそうになったら、酒を飲むより、本を読もう。
  26. アウトプットの過程で、理解が進む。
    アウトプットの過程で、理解が進む。
  27. 知識は活用したとき力になり、意味が出てくる。
    知識は活用したとき力になり、意味が出てくる。
  28. アウトプットをすればするほど、もっと勉強がしたくなる。
    アウトプットをすればするほど、もっと勉強がしたくなる。
  29. 知識と知恵は、誰にも取られない最高の資産。
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  30. 勉強すればするほど、意味が理解できるようになる。
    勉強すればするほど、意味が理解できるようになる。

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