地球上には、人間よりはるかに有能な動物がたくさん存在しています。
チーターは、人間より速く走れます。
ゾウは、人間より、はるかに体が大きく力持ちです。
人間は、空を飛べませんが、鳥は飛べます。
人間は、単体で海中を長時間泳ぎ続けることはできませんが、魚なら泳げます。
人間より、運動能力の優れた動物はたくさんいます。
しかし、現在、地球上では、人間が支配している状態です。
数多くの生命がいる中で、人間だけが繁栄しているのは、なぜでしょうか。
頭がいいからです。
たくさんの有能な動物の中で、人間だけが有利な立場に立つことができているのは「知性」があるからこそです。
知恵を振り絞って相手の弱点を突いたり、武器を使って工夫を凝らしたり、他人と協力したりして有利な立場に立てます。
「知性は力になる」ということです。
誤解しないでいただきたいのは、頭の悪い動物を見下しているのではありません。
あくまでも「知性は力になる」というメッセージをお伝えしたいのです。
では、続いて、人間同士ではどうでしょうか。
義務教育を受けた知性のある人間同士なら、大差はないように思えます。
歩いたり、走ったり、言葉を話し、文字を書いたり、足し算・引き算ができたり、想像できたりする能力に大差はありません。
しかし、ほかの人より一生懸命に勉強をして、知性を最大限に活用して仕事をしている人は、必ず有利になれます。
知性があれば、ほかの人よりたくさんお金を稼いだり、仕事が速かったり、出世が早かったりします。
それは、人間がほかの生物より知性があるから、有利になることと同じです。
地球で支配しているのが人間であるように、人間同士も知性的な人のほうが、圧倒的に有利になります。
まず、勉強することです。
勉強をしなければ、何も始まりません。
勉強をして知性を身につければ、ほかの人より早く成長ができ、有利になれます。
今の時代、筋トレをして、力で相手をねじ伏せるのは時代遅れです。
肉体による力より、知性による力のほうが、はるかに大きなパワーを発揮するのです。