執筆者:水口貴博

素の自分を出す30の方法

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「頼りにされる人」を演じる自分は、本当の自分ではない。

「頼りにされる人」を演じる自分は、本当の自分ではない。 | 素の自分を出す30の方法

「頼りにされる人になりたい」

あなたは、そのように考えていませんか。

他人から頼りにされると「自分は価値がある人間なんだ」と存在価値を感じることができます。

しかし、頼りにされることを目標とすることは、しばしば本当の自分を見失います。

焦点が「自分」ではなく「他人」に向いているからです。

自分の目ではなく、他人の目を気にしているからです。

「自分のために行動」ではなく「人からどう見られているか」によって、行動しているということです。

「人から頼りにされたい」ということは「人からこういう人だと思われたい」という見栄に縛られています。

「侮辱されたくない」「すごいと思われたい」という見栄から、他人のために一生懸命になります。

「さすがA君、すごいね」「あなただけが頼りなの」といわれることで、自尊心を満足させます。

ところが、そのように他人のために行動していることは、本当に自分がやりたいことではないものです。

自分がやりたいことを貫いて、結果として、他人から頼りにされるようになるなら、わかります。

しかし、自分のやりたいことより、他人が求めていることを優先して行動しようとすることは、自分の道を踏み外していることです。

もちろんこの先の人生がごちゃごちゃになることは、いうまでもありません。

「頼りにされる人になりたい」という気持ちから、卒業しませんか。

尊敬される人になることを諦めてしまうのです。

「それでは、自分を見失ってしまう」と思うでしょうが「頼りにされる人」を演じることが、自分を見失っていることです。

「他人からの目」を意識するのはやめて、どう思われてもいいから、自分がいいと思う道を歩むように意識を変えることです。

「頼りにされる人」をやめたときに、本当のあなたの人生が始まります。

本来の自分に戻ることができるのです。

素の自分を出す方法(6)
  • 「頼りにされる人」を演じるのは、もうやめる。
「見返り」を期待すると、自分が疲れてしまう。

素の自分を出す30の方法

  1. ごちゃごちゃした生活の正体は、心の汚れが原因だ。
  2. 根本的原因を直すことで、生活が改善する。
  3. 弱い自分に気づこう。
    弱さを隠している自分に気づこう。
  4. 容姿のコンプレックスは、あなたの付加価値。
  5. 仮面をかぶった人は、偽りの人間関係に悩まされる。
  6. 「頼りにされる人」を演じる自分は、本当の自分ではない。
  7. 「見返り」を期待すると、自分が疲れてしまう。
  8. 挫折をするのは、理想があるから。
    理想がなければ、挫折することもない。
  9. 自然の流れに任せて、出会う人とは出会い、別れる人とは別れる。
  10. 「立派に見せよう」とする人は、立派ではない人。
  11. 「尊敬されたい人」は、判断や行動を誤る。
  12. 気持ちの流れに沿って、心はしなやかに。
  13. 1人になると、自分らしくなれる。
  14. 私たちは、他人と比べる見方をしている。
  15. 不要なものを、もちすぎていませんか。
  16. 心と呼吸は、つながりを持っている。
  17. 「こう思われたい」と演じているから、人付き合いが疲れる。
  18. 「持つ生活」から「持たない生活」に切り替えよう。
  19. 「嫌われたくない」から「嫌われてもいい」へ。
  20. 素に戻れる時間を取ろう。
  21. 「まあ、こういうこともあるか」と笑う人は、変化を受け入れることができる。
  22. できないことは、あっさり諦めてもいい。
  23. 近すぎて、最も見えなくなる人物は、自分。
  24. 落ち込み、失望することは、自信につながる。
  25. ごちゃごちゃした生活は、計画を立てていないから。
  26. 努力をするのは、もうやめよう。
  27. 努力は最小限に、効果は最大限に。
  28. 悪いジンクスを信じると、不幸になる。
    不安を大きくさせているのは、自分。
  29. 言葉には暗示の力がある。
    大丈夫といっていると、本当に大丈夫になる。
  30. 人生があなたに意味を与えるのではない。
    あなたが人生に意味を与える。

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