執筆者:水口貴博

人生を豊かにする30の習慣

  • 人生とは
    大きなピラミッド。
    「行動」という小さな石(意志)から成り立っている。
人生を豊かにする30の習慣

人生とは、大きなピラミッド。
「行動」という小さな石(意志)から成り立っている。

そびえ立つ、大きなピラミッド。
そんなピラミッドを近くで見ると、実はたくさんの石の集まりからできていることがわかります。
角ばった石がたくさん集まり、大きなピラミッドが出来上がっています。

握れば拳。
開けば手のひら。

私は日本のことわざが大好きですが、特に気に入っている言葉があります。
ぜひ、紹介をさせてください。
『握れば拳。開けば手のひら。』

恨みは、必ず自分に跳ね返ってくる。

私が小学生のころの話です。
ある日、学校でいざこざがあり、いらいらして家に帰ったことがありました。
「憎い。悔しい。恨んでやる」

腹は立てない。
義理を立てる。

腹を立てていると、自分が一番疲れます。
腹を立てることは、意外に体力を消耗します。
精神的なエネルギーを消耗してしまうため、本当に大切な日常行為に、体力を使う余裕がなくなります。

格言を会話の中に取り入れると、話に説得力が出る。

私は小さいころ、ささいな嘘をつくたびに母からよくこんな言葉を言われました。
「貴博、嘘つきは泥棒の始まりだよ」
あなたも一度は聞いたことがある、有名な言葉ですね。

記念日は、あなたと相手がより深く仲良くなるチャンス。

贈り物を贈る習慣は、人生を豊かにする習慣です。
なぜ人生が豊かになるかというと、物を贈るからではありません。
気持ちを送る習慣だからです。

勉強では、学びより姿勢が大切。

よい成績の人は、よい大学に入学できます。
よい大学を卒業した人は、一流企業に入れます。
一流企業に入社すれば、安定した収入と生活が保障されます。

結果をすぐ求めない。

結果をすぐ求めようとする人は、成長ができない人です。
行動をたくさんして、早く成長するというなら、わかります。
汗を流して、たくさん行動をして、短時間で成長ができるというのは正当です。

継続する学習こそが、成長の王道である。

間に合わせの手段でその場しのぎをしていると、本人の身になかなかつきません。
一時的な手段は、体に染み付いている成長ではありません。
その場しのぎは、やはりその場しのぎでしかなく、成長していることにはなっていません。

忙しいと言う人は、本当に忙しい人ではない。
面倒くさいやりとりから逃げているだけである。

私は「忙しい」という人で、本当に忙しい人に出会ったことがありません。
本当に忙しい人は「忙しい」という返事すら返ってこないはずだからです。
「忙しいですか」と尋ねて、返事すら返ってこないとき「本当に忙しいんだな」と思います。

ごめんなさいという機会は、あなたの欠けている部分を知る機会。

「ごめんなさい」
謝る言葉を述べた瞬間は、常にあなたが成長できるチャンスです。
相手に迷惑をかけてしまったから「ごめんなさい」と言いますよね。

初めて会う人とも、楽しい会話ができるようになろう。

親しい友人とは、楽しい会話がすぐできます。
顔見知りの人なら、話しかけやすく、話を広げやすいものです。
それはいいのですが、親しい友人としか楽しい会話ができなければ、少し問題です。

人違いは、出会いのきっかけ。

私は以前、デパートで友人かと思って話しかけたら、人違いだったことがありました。
後ろ姿がそっくりだったので、てっきり友人かと思っていました。
話しかけて振り返ると、まったく違う人。

早起きする人は、みんな、素晴らしい人ばかり。

私は早起きする人で、だらだらした人を見かけたことがありません。
早起きできる人は、間違いなくしっかりした人です。
しっかりしているから、早起きができるのです。

ヒマワリの積極性を学ぼう。

ヒマワリは、朝と夕では、顔を向ける方向を変えることをご存じですか。
朝には太陽の昇る東に顔を向け、夕方には太陽の沈む西に顔を向けます。
なぜ顔を向ける方向を変えるのかといえば、成長のためです。

100パーセントを求める癖をやめよう。

完璧とは、100パーセントのことをいいます。
生活においても、人間関係においても、成績においても、100パーセントを求める癖を持つ人がいます。
もちろん100パーセントに近いほうが理想的です。

「テキトウ」に考えることが、最も「適当」である。

その昔、私は完璧主義の人間でした。
完全を求める癖があり「完全」「完璧」「100パーセント」を求める傾向がありました。
「テキトウにやってしまおう」という口癖とは無縁でした。

人の為(ひとのため)と書いて「偽(いつわり)」と書く。

価値観が変わる話を、1つ、ご紹介します。
この事実を、ご存じでしょうか。
「人のために頑張る」という偽りについてです。

自分の願望のために生きると、私利私欲の道に走ることになる。

「いでよ、神龍シェンロン。オラの願いを叶えたまえ!」
鳥山明さんの有名な漫画『ドラゴンボール』で登場する有名な言葉です。
ドラゴンボールを7個集めれば神龍が現れ、どんな願いも叶えてくれるというストーリーです。

むかっとしたときこそ、あなたの本性が現れる。

ミカンが、甘くおいしいと感じる正体は、果汁があるからこそです。
ミカンの本質とは、果汁です。
一番大切な果汁は、普段、外に出てくることはありません。

過去は、変えることができる。
今を素晴らしくすることで、過去も素晴らしくなる。

私たちは、ときおり、過去を振り返ることがあります。
さまざまな過去を振り返りますが、なかにはつらい悲しい過去があります。
苦しい過去、思い出したくもないほどの過去があります。

下から上を見て、判断するのではない。
上から下を見て、判断するのだ。

「どうすればいいのか」
「どっちがいいのか」
「どれがいいのか」

いらない物を捨てると、福がやってくる。

新陳代謝とは、古くなった肌の角質を捨てるサイクルのことをいいます。
人間の肌が美しいのは、新陳代謝という捨てるサイクルがあるおかげです。
どんどんと古くなった肌の角質を捨てるから、新しい肌が生成されやすくなります。

スッピンの顔には、花がなくても、安心がある。

私は、お化粧の濃い女性より、スッピンの女性のほうが好きです。
もちろん化粧がいけないと言っているわけではありません。
本当の顔が見える意味で、嘘のない顔は大好きです。

仮面をかぶって、生きていませんか。

私がウルトラマンのお面をかぶって話をしていると、あなたは私のことをウルトラマンと思うでしょう。
「なんとなくウルトラマンとは違うな」と、気づいていても、ウルトラマンの顔をしているので、そう接するしかありません。
お面をかぶっていると、本当の顔が隠れてしまい、誤解を招いてしまいます。

ためらいは、神様からの「まだ早すぎますよ」という警告。

ためらうという気持ちは、わからないときや自信がないときに出てきます。
勉強不足で正しい判断がつかなかったり、練習不足で大会に出場すべきか、ためらったりします。
ためらいの原因は「不足」が大本になっています。

本当の勉強とは、意識を高めることである。

本当の勉強とは、知識を蓄えることではありません。
知恵を身につけることでもありません。
技術を身につけることでも、お金を集めることでもありません。

断り上手は、世渡り上手。

人間は心でできていますから、心のやりとりは大切です。
相手からの誘いに対して、断らなければならないときがあります。
すでに約束があったり、時間がなかったりと、断る理由はさまざまです。

前を進むときには、後ろを確認しよう。

車の運転で、前を進もうとするとき、まず後ろの車は大丈夫か確認します。
追い越そうとしていないかと確認ができて、初めて安全に前進できます。
前を進むためには、後ろの確認も同時に必要です。

人生は、丸くなるための旅路である。

川の上流では、かどのある石が多いのですが、海に近づく下流になるほど、丸い石が多くなります。
下流で流れる川には、丸い石ころばかりです。
下流へと流れている途中でたくさんの石同士がぶつかり、そのたびに少しずつかどが取れていくからです。

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