アプリの課金で、お金を使いすぎてしまうことがあります。
使いすぎていることがわかっていても、なかなかやめられないという人もいます。
無料のゲームならいいのです。
いくら遊んでも、お金は一切かかりません。
もちろんゲームのやり過ぎには要注意ですが、やりすぎたからといって大金を失うことはありません。
しかし、ゲームの中には課金が必要なものがあり、これはトラブルの元になっています。
「いつの間にか子どもが高額な課金をしていた」「課金のしすぎで生活費が火の車」といった話は枚挙にいとまがありません。
子どもだけでなく、大人でもよく聞かれるトラブル事例です。
オンラインゲームで課金が止まらなくなり、気づけば高額に達していたというケースがあります。
少額の課金が積み重なると、総額がわからなくなります。
「普通にやめればいいのに」と思いますが、なかなか目の前の誘惑には勝てません。
昭和の流行歌『スーダラ節』の「わかっちゃいるけどやめられない」というフレーズのごとく、つい課金がしすぎるのです。
なぜ課金ゲームは、やればやるほど、やめられなくなるのか。
簡単にやめられるだろうと思うのですが、そう単純ではありません。
最初は少し楽しむつもりでも、やればやるほどゲームの楽しさにハマり、課金も増えます。
課金をすればするほどやめにくくなり、課金沼から抜け出せなくなる
これを心理学で「サンクコスト効果」といいます。
課金額が大きくなると「こんなにたくさんお金を使ったのだから、ここでやめるのはもったいない」という心理となります。
「ここでやめたら何も残らない」という恐怖感にも襲われます。
やめることに強い抵抗感が覚え、やめるにやめられなくなります。
そうしてどんどん課金を続けてしまい、気づけば、大金を失っているのです。
課金がやめられなくなったら、サンクコスト効果のことを思い出してください。
そういう心理があると知っておくだけでも、抑止が働きます。
「自分は今、サンクコスト効果に惑わされているな」と思うと、はっとわれに返り、目が覚めます。
自分を滑稽な目で見ることも必要です。
自分を客観視できるようになり、冷静な思考を取り戻せるのです。
やめるときはすぱっとやめることです。
「使ったお金はすべて無駄になるが、それで良い」という強い覚悟を持つことが大切です。
アプリを再インストールできなくさせる方法もあるので、興味のある方は検討してみてもいいでしょう。
やめてしまうと、今まで費やした時間とお金を捨てることになりますが、まったく悪いことではありません。
今やめておけば、今後の無駄を最小限に抑えられます。
長い人生から考えると、まだまだ取り返しが付きます。
「高い授業料になった」と思えば、同じ過ちを二度と繰り返さなくなるのです。