公開日:2025年3月12日
執筆者:水口貴博

ネット社会を上手に生きる30の方法

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ネット社会だからこそ、会って話したほうが早いことがある。

ネット社会だからこそ、会って話したほうが早いことがある。 | ネット社会を上手に生きる30の方法

ネット社会では、会わなくてもコミュニケーションが可能です。

メールやSNSは非同期なので、都合のいいときにメッセージを読み、返信できます。

忙しい現代人にとって、都合の良いコミュニケーションツールです。

インターネットは距離を超越します。

相手との距離が遠く離れていても、ネットであればすぐ情報を届けられます。

画像や動画を送ることも可能です。

ネット上で人とのつながりを増やすことも人の輪を広げることも可能です。

ここまで便利になると、もはやわざわざ会って話す必要はないと思うことがあっても不思議ではありません。

しかしだからといって、コミュニケーションすべてをネットだけに頼るのは要注意です。

ネットだけで完結できるケースもありますが、そうでないケースもあります。

メールやSNSのやりとりには「メッセージの往復に時間がかかる」というデメリットがあります。

こちらがメッセージを送ってすぐ返事があるわけではありません。

しばらく時間を置いてから返事があり、それに応じてこちらもメッセージを返す、という流れです。

すぐ返事が返ってくることもありますが、基本的には待ち時間があります。

リアルの会話に比べて、言葉のキャッチボールが遅くなりがちです。

これでは効率がいいのか悪いのかわかりません。

会って話せばすぐ終わる話も、メールやSNSとなると、長い時間がかかることがあるのです。

ネット社会では「会って話したほうが早い」ということが往々にしてあります。

直接会ったほうが、会話のキャッチボールが軽快に行えます。

こちらから発した言葉に対してすぐ返答があるので、話がスムーズに進んでいくのです。

目の前に相手がいるので、表情がわかったり場の雰囲気に応じた反応ができたりすることも大切なポイントといえるでしょう。

直接会いに行くことのメリットとして「信頼関係を結びやすくなる」という点も見逃せません。

ビジネスにおいて、足を運ぶ行為には、相手に対する敬意や感謝を伝える意味があります。

わざわざ足を運ぶことは、手間暇がかかるデメリットがある一方、信頼関係を構築しやすいメリットがあります。

こうしたことから、すべてのやりとりをネットだけで完結させようとしているなら、一度立ち止まって考えてみることが必要です。

便利な面もある一方、不便な面もあります。

何でもメールやSNSで済ませばいいわけではありません。

ケース・バイ・ケースであり、臨機応変に対応することが求められます。

ネット社会だからこそ、会って話すことの重要性が、以前に増して高まっているのです。

ネット社会を上手に生きる方法(28)
  • ネットだけのやりとりだけでなく、場合によっては、会って話すことも検討する。
いつまでも親は守ってくれない。
最終的にネットのリスクから身を守るのは、自分自身。

ネット社会を上手に生きる30の方法

  1. 今やネットもスマホも、現代人にとって当たり前のツールとなった。
  2. インターネットでは、情報の伝わるスピードが桁違いに速い。
  3. 「ネットの投稿は二度と消えない」と思うくらいでちょうどいい。
  4. ネットに匿名は存在しないと思っていい。
  5. 情報に強い人は、時間を置く。
  6. みんなが「いいね」と言っているからといって、同じ意見を言わなければいけないわけではない。
  7. ニュースで知らない地名が出てきたら、調べる癖をつけよう。
  8. ファミリールールを作って、子どもと共有することが大切。
  9. 「ネット上で知り合った人と会ってはいけない」というルールは、今や時代遅れ。
  10. なぜ課金ゲームは、やればやるほどやめられなくなるのか。
  11. ネットにある情報を、すべて信じるのは要注意。
  12. 「エコーチェンバー現象」「フィルターバブル現象」に気をつけろ。
  13. 情報の価値は、人によって異なる。
  14. 安易に自分の情報を教えるのは、トラブルの元。
    個人情報に関しては、注意をしてしすぎることはない。
  15. ネットの情報だけで、わかった気にならないこと。
  16. 他人のIDとパスワードは、無断で使用しないこと。
  17. ネットの利用ルールを決めておく。
  18. ネットトラブルに遭った話を笑ってはいけない。
  19. 怪しいサイトからアプリをダウンロードしない。
  20. ネットのコミュニケーションは、リアル以上に難しい。
  21. ネットトラブルに遭ったとき、自分で解決するのがベストとは限らない。
  22. ネット炎上に加担する人になってはいけない。
  23. カメラを向けてはいけない場がある。
    モザイクをかけても、投稿してはいけない写真がある。
  24. 1日に2時間以上スマホをしている人に気づいてほしいこと。
  25. ネット依存・スマホ依存になっていると気づいているだけ、幸い。
  26. スマホが原因で生活リズムが崩れているなら、黄信号と思ったほうがいい。
  27. スマホから離れる時間を作ってみるのも悪くない。
  28. ネット社会だからこそ、会って話したほうが早いことがある。
  29. いつまでも親は守ってくれない。
    最終的にネットのリスクから身を守るのは、自分自身。
  30. ネットの世界はどんどん変化を遂げている。
    メディアリテラシーを高めておくに越したことはない。

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