公開日:2025年3月12日
執筆者:水口貴博

ネット社会を上手に生きる30の方法

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情報に強い人は、時間を置く。

情報に強い人は、時間を置く。 | ネット社会を上手に生きる30の方法

SNSではさまざまなポストが飛び交っています。

「そうそう、そのとおり!」と思ったポストは、反応したくなるものですね。

共感を覚えたポストは「いいね」をしたり、リプライでコミュニケーションを取りたくなったりします。

時には拡散させたくなるポストを目にすることも少なくありません。

「この情報を広めたい」「他の人にも知らせたい」と思ったことなら、リポストで拡散したくなります。

重要性や緊急性の高いことなら、善意や正義感からリポストしたい気持ちも大きくなるもの。

「これのポストは拡散されるべきだ!」

そう思って、とっさにリポストで拡散を試みようとしますが、早まった行動には要注意です。

目にしたポストが、実はフェイクや誤情報という可能性があるからです。

目にしたポストが、正しいもの・正確なものとは限りません。

SNSは誰でもポストができるため、間違った情報である可能性もあります。

SNSは速報性が高く、テレビを上回ります。

「重要な情報はすぐ広まる」という正の側面がある一方で「嘘の情報も広まりやすい」という負の側面もあります。

特にネガティブなポストほど、拡散されやすい傾向があります。

善意や正義感からうかつに信じて拡散すると、デマの拡散に加担するリスクが生じます。

そうして拡散された情報は、インターネットを通じて瞬く間に広がります。

良かれと思ってしたことが、逆効果を招くことがあります。

いつの間にか自分がデマの拡散に加担していることがあるのです。

2016年の熊本地震の際「動物園からライオンが逃げた」という画像付きの投稿がありました。

多くの人がリポストして拡散された結果、世間で大きく取り沙汰されることになりました。

ところが後にこれは事実ではなく、デマであることが判明したのです。

投稿した張本人は、嘘の投稿を行ったとして逮捕されることとなりました。

こういうケースがあることからも、安易な拡散は控えておくのが賢明でしょう。

必要なのは「いったん時間を置くこと」です。

情報に強い人は、時間を置きます。

拡散させたい情報があっても、デマやフェイクである可能性を考慮し、いったん時間を置きます。

時間を置けば、きちんと取材したメディアから「実はデマだった」「偏向的な内容だった」という確定情報が流れてきます。

また本人の口から「事実とは異なる」という発言もあるかもしれません。

いったん時間を置けば、誤った拡散を防止できます。

正確な情報かどうか判断が難しい状況もありますが、ソースが不明な状況は要注意と考えるのがいいでしょう。

事実とは異なる可能性があるため、安易な拡散は控えるのが賢明です。

ネット社会を上手に生きる方法(5)
  • 安易な拡散は控え、いったん時間を置く。
みんなが「いいね」と言っているからといって、同じ意見を言わなければいけないわけではない。

ネット社会を上手に生きる30の方法

  1. 今やネットもスマホも、現代人にとって当たり前のツールとなった。
  2. インターネットでは、情報の伝わるスピードが桁違いに速い。
  3. 「ネットの投稿は二度と消えない」と思うくらいでちょうどいい。
  4. ネットに匿名は存在しないと思っていい。
  5. 情報に強い人は、時間を置く。
  6. みんなが「いいね」と言っているからといって、同じ意見を言わなければいけないわけではない。
  7. ニュースで知らない地名が出てきたら、調べる癖をつけよう。
  8. ファミリールールを作って、子どもと共有することが大切。
  9. 「ネット上で知り合った人と会ってはいけない」というルールは、今や時代遅れ。
  10. なぜ課金ゲームは、やればやるほどやめられなくなるのか。
  11. ネットにある情報を、すべて信じるのは要注意。
  12. 「エコーチェンバー現象」「フィルターバブル現象」に気をつけろ。
  13. 情報の価値は、人によって異なる。
  14. 安易に自分の情報を教えるのは、トラブルの元。
    個人情報に関しては、注意をしてしすぎることはない。
  15. ネットの情報だけで、わかった気にならないこと。
  16. 他人のIDとパスワードは、無断で使用しないこと。
  17. ネットの利用ルールを決めておく。
  18. ネットトラブルに遭った話を笑ってはいけない。
  19. 怪しいサイトからアプリをダウンロードしない。
  20. ネットのコミュニケーションは、リアル以上に難しい。
  21. ネットトラブルに遭ったとき、自分で解決するのがベストとは限らない。
  22. ネット炎上に加担する人になってはいけない。
  23. カメラを向けてはいけない場がある。
    モザイクをかけても、投稿してはいけない写真がある。
  24. 1日に2時間以上スマホをしている人に気づいてほしいこと。
  25. ネット依存・スマホ依存になっていると気づいているだけ、幸い。
  26. スマホが原因で生活リズムが崩れているなら、黄信号と思ったほうがいい。
  27. スマホから離れる時間を作ってみるのも悪くない。
  28. ネット社会だからこそ、会って話したほうが早いことがある。
  29. いつまでも親は守ってくれない。
    最終的にネットのリスクから身を守るのは、自分自身。
  30. ネットの世界はどんどん変化を遂げている。
    メディアリテラシーを高めておくに越したことはない。

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