テレビや新聞では、ネットトラブルのニュースを目にします。
そんなとき「どうしてこんな単純なことに引っかかったのだろう?」と思うかもしれません。
なかには小学生でもわかるような単純な被害ケースもあります。
しかし、そうだとしても笑ってはいけません。
笑うことは「ばかにしている」「油断している」ということです。
迷惑メールを開いて、ウイルス感染したケースもあります。
うっかりは誰にでも起こりうることです。
高齢者であれば、ネット知識に疎いケースが少なくありません。
自分もいつか年齢を重ねて高齢者になると思えば、笑えないはずです。
年齢を重ねると、思考力や判断力が低下からは免れません。
一目で迷惑メールだとわからないケースも多数あります。
迷惑メールも進化していて、タイトルだけでは判別できないほど巧妙なものもあるのです。
怪しい儲け話の詐欺に引っかかるというネットトラブルもあります。
SNSで儲け話を見かけ、最初は怪しいと思いつつも、つい話に乗ってしまったのです。
そういうときはお金に困っていて、いっぱいいっぱいだったのかもしれません。
「貧すれば鈍する」という言葉もあります。
お金がないときは、判断力が低下して、普段ならわかることでもわからなくなることがあります。
人それぞれ事情があります。
「絶対大丈夫」はありません。
笑ってしまうと、油断が生じます。
「自分には関係ない」と思って、学ぶこともできなくなるのです。
あらゆるネットトラブルは、自分の身に起こる可能性があります。
巧妙な手口の場合、自分が最初の被害者になっていた可能性もゼロではありません。
車の運転と同じで「自分は大丈夫」「自分に限ってあり得ない」と思って油断すると、危ないのです。
ネットトラブルのニュースを目にしたときは、襟を正して聞くことが大切です。
どんなネットトラブルも笑いません。
むしろ自分事として真剣に聞くようにするのが得策です。
「なるほど、こういうケースがあるのか。自分も気をつけよう」と思えば、注意喚起ができます。
すでに熟知しているトラブルケースなら「自分も油断しているときは危ないかもしれないなあ」と思えばいいことです。
「次は自分の番かもしれない」と思うくらいでちょうどいい。
自分事として真剣に聞くことが、ネットトラブルの防止につながるのです。