執筆者:水口貴博

日常の新たな風情を発見する30の言葉

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食べ物にも「表情」がある。

食べ物にも「表情」がある。 | 日常の新たな風情を発見する30の言葉

食べ物にも「表情」があります。

食べ物には顔がありません。

目も鼻も口もないので、表情も存在しないように思うかもしれませんが、誤解です。

単純な見た目にとらわれています。

顔はなくても表情はあるのです。

顔の造形だけが表情ではありません。

色、形、香りなど、おいしそうな雰囲気はすべて表情です。

人の表情は、目・鼻・口で形作られますが、食べ物の表情は、色・形・香りで形作られます。

朝食・昼食・夕食にも表情があります。

フルコース料理にも表情があります。

シンプルな単品から手の込んだ料理まで、どんな食べ物にも表情があるから面白い。

目の前においしそうな料理があれば、いきなり食べるのではなく、まずそれぞれの表情に注目してください。

鮮やかな色合いも、美しい盛り付けも、食欲をそそる香り。

すべてが表情です。

ぐつぐつと煮える音や立ち上る湯気も表情の1つです。

あなたが食べようとするものをじっくり見つめてください。

「おいしそう!」と思いながら見ていると、にこにこしている様子が見えてくるでしょう。

顔はなくても、ポジティブな雰囲気が感じられるはずです。

それが表情です。

食べ物の表情に気づけば、ついこちらの表情も緩みます。

食生活もますます豊かになります。

食事の時間とは、食べ物の表情を見つけ、楽しむ時間なのです。

日常の新たな風情を発見する言葉(2)
  • 食べ物の「表情」に気づく。
桜が散ると、みんな見向きもしなくなる。
散った後の桜も、鑑賞を楽しもう。

日常の新たな風情を発見する30の言葉

  1. 私たちの頭の上には、いつも「笑顔の雲」が浮かんでいる。
  2. 食べ物にも「表情」がある。
  3. 桜が散ると、みんな見向きもしなくなる。
    散った後の桜も、鑑賞を楽しもう。
  4. にわか雨は、天からのサプライズプレゼント。
  5. チャンスは、何でもない普通の日常にある。
  6. どんな仕事でも、誰かが見ている。
    究極は、天の神様が見ていると考える。
  7. 人は誰でも、神秘と奇跡の存在。
  8. 歩きながら眺めるより、足を止めて眺めるほうが、感動も印象も深くなる。
  9. 無邪気に遊ぶ子どもを見て、うるっとくることはありませんか。
  10. 傘立てに傘を置くとき、その人の心と未来が見える。
  11. デートスポットは、1人で行くのが醍醐味。
  12. セミやスズムシの鳴き声の感じ方は、あなたの心を反映している。
    うるさく感じたら、心に余裕がなくなっている証拠。
  13. 繁華街を歩くことは、時代の空気を学ぶ屋外授業。
  14. 新発見は「歩き慣れた道」にある。
  15. 夜空に浮かぶ月には、時代を越えた感動がある。
  16. エールを送ることは美しい行為。
    頑張る人にエールを送るあなたは美しく輝く。
  17. 大変な仕事だから良いわけではない。
    楽で簡単な仕事だから悪いわけでもない。
  18. あなたには「雰囲気」がある。
  19. まな板は毎日、傷つく仕事に堪えて頑張っている。
    まな板に感謝してしすぎることはない。
  20. 勝負所の判断をするのは、自分。
    勝負所は、いくつあってもいい。
  21. 新鮮な光景は、雨の日にある。
    真上を向いて、雨粒を落ちてくる様子を見てみよう。
  22. 掃除は、始めるまでが大変。
    始めてしまえば、楽になる。
  23. 花を見る人はいても、茎や枝を見る人は少ない。
    茎や枝にも鑑賞の価値がある。
  24. 当たり前の話に、1つの無駄もない。
  25. 夕日は、太陽からあなたへのプレゼント。
  26. 迫り来る前方景色を楽しめるのは、先頭車両だけ。
    遠ざかる後方景色を楽しめるのも、末尾車両だけ。
  27. 訴求力を高めるには、文字サイズを大きくすることが必要。
  28. つまらなそうなことを「面白そうだ」と思えば、本当に面白く感じてくる。
  29. 季節外れのスキーやスノーボードを楽しむ。
  30. 「この景色に出会えてよかった」という瞬間を作るには、外に出なければいけない。
    さあ、冒険の旅に出よう。

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