執筆者:水口貴博

感情のコントロールがうまくなる30の方法

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すぐ感情的になるのは子ども。理性で感情を抑えられるのが大人。

すぐ感情的になるのは子ども。理性で感情を抑えられるのが大人。 | 感情のコントロールがうまくなる30の方法

子どもか大人かどうかを決めるのは、年齢ではありません。

年齢は、生まれてから経過した年数にすぎません。

一般には成人すると大人と見なされますが、だからといって「成人=大人」とは単純に考えるのは注意が必要です。

「成人=大人」とは限らないからです。

では、子どもと大人はどこで決まるのでしょうか。

「感情のコントロール」です。

感情のコントロールが弱ければ弱いほど、子どもです。

感情のコントロールが強ければ強いほど、大人です。

私たち霊長類にとって感情のコントロールは脳の高次機能のため、その人の成長具合が如実に表れるのです。

不快な出来事があったとき、すぐ感情的になるのは子どもです。

感情を抑制できず、すぐ声を荒らげたり暴言を吐いたりなど、不快感のままに騒ぎ立てるのは子どものすることです。

脳の高次機能の1つである、前頭葉の発達が未熟です。

ちょっとしたことですぐ感情的になるのは子どもと言わざるを得ません。

「怒りっぽい性格」で、すぐ怒ることを正当化させないこと

「もともと怒りっぽい性格」と言う人がいます。

ときどき聞かれるセリフですが、性格の問題で済ませないことです。

すぐ怒ることを正当化させたいだけのセリフです。

「怒りっぽい性格なら仕方ないね」はありません。

性格の問題は免罪符になりません。

たしかに怒りっぽい性格かもしれませんが、改善は可能であり、改善が必要です。

感情のコントロールは脳の前頭葉が発達することで、誰でも可能となります。

性格の問題で前頭葉の発達を先送りしていると、いつか大ごとに発展する可能性があります。

特に成人年齢に達してからは、感情のコントロールが欠かせません。

感情のコントロールが未熟なまま成人年齢を迎えると、大きなトラブルを招く可能性があります。

成人年齢になってからキレることがあれば、迷惑をかけたり信用を失ったりします。

場合によっては会社にいられなくなることもあります。

程度によっては警察沙汰になり、刑務所で服役が必要になる可能性もゼロではありません。

感情のコントロールは、すべて人にとって必要なソーシャルスキル

大人として認められるためには、感情のコントロールができるようになってください。

社会で仕事をしていると、ストレスと不快感の嵐です。

社会で仕事をするためには感情コントロールが欠かせません。

感情のコントロールは、すべて人にとって必要なソーシャルスキルです。

大人は、不快なことがあっても、感情を抑えながら対応ができます。

大人になりたければ、きちんと感情をコントロールできるようになっておくことです。

はらわたが煮えくりかえるほど不快なことがあっても、理性で感情を抑えられるのが大人です。

感情のコントロールがうまくなる方法(1)
  • 大人として認められるために、感情のコントロールを高める。
第1段階は、軽くなければいけない。

感情のコントロールがうまくなる30の方法

  1. すぐ感情的になるのは子ども。
    理性で感情を抑えられるのが大人。
  2. 第1段階は、軽くなければいけない。
  3. 期待と不安は、交互にやってくる。
    リズムと思えばいい。
  4. 想定するなら、最高より最悪。
  5. やる気は「出そう」と思うと、出なくなる。
    「出なくていい」と思うと、出始める。
  6. 「頑張ろう」という気持ちが、空回りしていないか。
  7. リスクを取らないことが、最大のリスク。
  8. 大差で負けるのは、大差で勝つくらい、気持ちいい。
  9. いらいらは、暴力や破壊にぶつけるのではない。
    社会的に価値のある行動にぶつける。
  10. 気合を入れたい瞬間は、椅子の背もたれに寄りかからない。
  11. いらいらしたら冷たい飲み物。
    火は水に弱い。
  12. レベルアップしないのは、経験値がまだ一定量に達していないから。
  13. 恥ずかしさを感じるあなたは、素晴らしくなる可能性を秘めている。
  14. 落ち込んでいるときは、落ち込んでもできることをすればいい。
  15. 心の扉には鍵がかかっている。
    扉を開ける合言葉は「できる」。
  16. 感情を爆発させて後悔したからといって、すべてが無駄になるわけではない。
  17. 以前失敗したことを、再挑戦しよう。
    今のあなたは、以前よりレベルが高いのだから。
  18. 失敗するなら、中途半端より、完全がいい。
  19. 失敗するのはいい。
    大切なのは、失敗の後、何をするか。
  20. 最も心に突き刺さる言葉を言ってくれるのは、自分。
  21. あなたが勝てないのは、かっこよく勝とうとしているから。
  22. 負け方がかっこ悪いのは、本気を出していないから。
  23. 体調が悪いとき、素直に休めるのがプロ。
  24. いらなくなった新聞や雑誌は、怒りの発散に活用できる。
  25. 理解されないことを、1つくらい持っておいたほうがいい。
  26. 人生の答えは、探すのではなく、作っていくもの。
  27. 行動のコントロールも、感情のコントロールの1つ。
    感情が高ぶったときは、一度その場から離れよう。
  28. コントロールできない怒りの感情は「心の引き出し」に収める。
  29. 今の時代、触れる文章すべて、一期一会。
  30. 本を読んでやる気が出れば、すぐ実行。
    いつもできないことが、今ならできる。

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