口癖を直すとき、大切なのは「考え方」です。
口癖を直そうとするとき、どんな考えで取り組もうとするでしょうか。
「口癖を直したい」
そう考えながら取り組む人が多いのではないでしょうか。
口癖を直すのですから「直したい」と考えて当然です。
不自然なところはなく普通のことに思えますが、ここに注意点があります。
「口癖を直したい」という考えでは不十分です。
「直したい」は希望です。
「直ってくれればいいな」という程度。
運に任せているようなところがあります。
決意も覚悟も弱い。
これでは直るものも直りません。
希望があるのはいいですが、決意や覚悟が中途半端な状態はよくありません。
癖を直すことは、言葉の習慣を変えることになります。
変化を受け入れることになるのですから、適当な取り組み方はよくありません。
安易な気持ちで取り組むのは、失敗しにいくようなものです。
だらだらしているとうまくいきません。
決意も覚悟もなく、安易な気持ちで取り組んでいると、失敗に終わるのです。
口癖を直すときの大事な考え方があります。
「口癖を直したい」と考えるのではありません。
「口癖を直す」と考えましょう。
断言してかまいません。
むしろ断言しましょう。
はっきり言い切ることが大切です。
言い切ることは、決意と覚悟を固めることにつながります。
小さな違いに感じるかもしれませんが、大きな違いです。
「口癖を直す」と言い切るからこそ、意識的に行動できます。
心に火がつき、モチベーションが高まります。
なかなか口癖が直らなくても、簡単に諦めることはありません。
口癖を直すのに苦労や時間がかかっても、決意と覚悟が固まっているなら、ぐっと踏ん張れます。
口癖は、癖の1つです。
癖を直すためには、意識と努力が欠かせません。
意識と努力を促すためにも「直したい」ではなく「直す」と断言することが大切です。
決意と覚悟を固めましょう。
「口癖を直したい」ではなく「口癖を直す」と考えるのが正解です。
考え方は小さな違いですが、結果は大きな違いをもたらします。
自分で自分の心に火をつけることです。
「口癖を直す」と考えるから、きちんと口癖が直るのです。