あなたにはどんな口癖がありますか。
あなたには、あなた特有の口癖があるはずです。
口癖を直すなら、まず自分の口癖を書き出してみましょう。
頭で「自分にはこんな口癖がある」とイメージするのも悪くありませんが、注意が必要です。
イメージは雲のようにもやもやしているため、油断すると、すぐ忘れます。
頭で考えているだけでは、ぼんやりしがちなので、きちんと自覚するのが難しくなります。
自覚ができていなければ、改善も難しくなります。
だからこそ、まず紙に書き出してみることが大切です。
書き出せば視覚化がされるので、自覚を促せるようになります。
書き出す口癖は、直したいものだけでかまいません。
良い口癖は書き出す必要はなく、あくまで悪い口癖だけ書き出しましょう。
「よく言う口癖」だけでなく「ときどき言う口癖」も書き出してみましょう。
「不快な口癖」だけでなく「少し違和感のある口癖」も、念のため書き出しておくといいでしょう。
書き出しておけば、後から検討しやすくなります。
紙に書き出すくらいなら、それほど手間はかからないはずです。
ほんの数分程度の作業で終わるでしょう。
面倒くさく思うかもしれませんが、大切な第一歩ですから、ぜひ書き出してみてください。
ぱっと口癖が出てこないこともあるでしょう。
今すぐ自分の口癖が出てこないなら、普段から書き留める準備をしておくといいでしょう。
日常の中で自分の口癖に気づく瞬間があれば、さっとメモしておけばOKです。
書き出したら、自分の口癖を眺めてみてください。
「明らかに不自然だ」と驚くことがあるでしょう。
「これは直したほうがいい」と、反省することもあるでしょう。
あらためて振り返ると、恥ずかしくて赤面するような口癖もあるかもしれません。
後から見直したとき「少し違和感はあるが、ぎりぎり問題ないかな」と思えば、除外すればいいでしょう。
自分の不自然な言葉遣いを自覚することが大切です。
自分の悪い部分を見ることになりますが、きちんと口癖を直したいなら大切な作業です。
「自分にはこんな口癖がある」と思うことで、その口癖に注意を払えます。
紙に書き出したら、今後その口癖に注意を払うようにしましょう。
自分の口癖が明確になれば、自覚が促され、しっかり意識ができるようになります。
意識ができるから、言わないように注意することができます。