うっかり口癖を言ってしまうことがあります。
注意していたにもかかわらず、口が滑るのは、誰でもあること。
「しまった。注意していたのに言ってしまった」と、一瞬焦ります。
もちろんこういうこともあります。
口癖は口癖です。
意識して注意していても、完全に口癖を防ぐのは難しい。
注意を始めた直後から、完璧に口癖が直ればいいですが、なかなか難しいのが現実です。
特に口癖を直し始めたころは、注意が行き届かず、うっかり口癖を言ってしまうことも多いでしょう。
この瞬間が大切です。
うっかり口癖を言ってしまったとき「言ってしまったものは仕方ない」とそのまま放置しそうになりますが、よくありません。
そのままにしていると、いつまで経っても口癖を直せません。
口癖を直すことが面倒くさくなってきて、諦めの気持ちが強くなってしまいます。
スルーすることが癖になり、いつの間にか口癖の改善が立ち消えになっているのです。
うっかり口癖を言ってしまったら、きちんと言い直しましょう。
「あの~」「えっと」などの口癖は言い直せませんが、言い直せる口癖は、きちんと丁寧に言い直すことが大切です。
たとえば、あるとき油断して「まじでやばい」という普段の口癖が出てしまったとします。
その直後に「本当に素晴らしい!」と言い直しましょう。
会話の流れが少し不自然になりますが、それでもかまいません。
くすっと笑われるかもしれませんが、きちんと言い直すことが大切です。
「言葉を言い直したのだな」と、相手は理解してくれるでしょう。
たとえ恥ずかしくてもいいのです。
言い直すのは少し恥ずかしいですが、きちんと言い直すことが大切です。
恥ずかしさを乗り越えてこそ、口癖は直せます。
聞いている相手に笑われてもかまいません。
少し会話の流れが不自然になっても気にしなければいいこと。
うっかり口癖を言ってしまっても、直後に言い直すことができれば、セーフです。
うっかり口癖は言ってしまいましたが、きちんと言い直すことができました。
なかなか直らなくても、根気よく続けていくこと。
きちんと言い直すからこそ、改善意識を保てます。
だんだん注意が行き届くようになり、口癖が直っていきます。