執筆者:水口貴博

口癖を直す30の方法

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直したほうがいい6つの口癖。

直したほうがいい6つの口癖。 | 口癖を直す30の方法

直したほうがいい口癖には、どのような種類があるのでしょうか。

口癖を直したくても、どんな口癖が悪いのかわかっていなければ、直しようがありません。

自分の印象を下げたり、話がわかりにくくなったり、相手に不快感を与えたりする口癖は、改善する必要があるでしょう。

相手の迷惑になるだけでなく、自分の印象も悪くなってしまいます。

ここでは、直したほうがいい口癖をご紹介します。

直したほうがいい口癖は、大きく分けて6種類あります。

  1. つなぎ言葉の口癖
  1. 曖昧な口癖
  1. 幼稚な口癖
  1. 若者言葉の口癖
  1. かまってもらいたい口癖
  1. ネガティブな口癖

つなぎ言葉の口癖

「あっ」

「えー」

「あのー」

「えっと」

「なんか」

「まあ」

「あのね」

「何と言うか」

「あのですね」

「それでですね」

会話が途切れそうなとき、沈黙を避けるため、よく使われる言葉です。

つなぎ言葉が口癖になっていると、いちいち話が中断されるため、会話が冗長になります。

つなぎ言葉は「雑音」と言い換えてもいいでしょう。

会話中に雑音が増えることになり、耳障りな印象を与えることもあります。

つなぎ言葉には意味がないため、省略することが可能です。

日常でよく聞かれる言葉ですが、心当たりがあるなら、できるだけ省略したほうが話が聞きやすくなります。

曖昧な口癖

「一応~」

「ある意味~」

「ちなみに~」

「要するに~」

「逆に言うと~」

「変な話だけど~」

「早い話をすると~」

適切に使うぶんにはいいですが、多用するのは控えておくのがいいでしょう。

何度もしつこく使っていると、会話が曖昧になり、相手に不快感を与えたりすることがあります。

口癖として何度も会話に出てくると、耳障りな印象や偉そうな印象を与え、不快感を与える可能性があります。

幼稚な口癖

「なんてね」

「嘘ぴょん」

「わけわかめ」

「そんなバナナ」

「まいうー」

相手に迷惑をかけるわけではありませんが、幼稚や低俗な印象を与えます。

中には聞いている側が恥ずかしくなるものも少なくありません。

言い方によっては、相手をばかにしているように聞こえることもあります。

プライベートの会話でたまに使うくらいならまだいいですが、ビジネスの会話では避けたほうがいいでしょう。

会話の中で何度も登場すると、ふざけている印象が強く、真面目に話を聞いてもらえなくなる可能性があります。

若者言葉の口癖

「まじで」

「うざい」

「やばい」

「超ウケる」

「ぶっちゃけ」

「なんか~」

「~って言うか」

若者言葉が口癖になっている場合も注意です。

ふざけた印象や軽い印象を与えることがあります。

言い方によっては、相手をばかにしているように聞こえることも少なくありません。

若者が使うならまだいいですが、大人が使うのは注意したほうがいいでしょう。

かまってもらいたい口癖

「忙しい」

「だるい」

「しんどい」

「面倒くさい」

「つまらない」

「暇」

「疲れた」

かまってもらいたい人によく見られる口癖です。

「自分を理解してほしい。自分に関心を持ってもらいたい」と言わんばかりのアピールがあるため、相手は気を遣います。

たまに言うくらいならいいですが、何度も繰り返していると、相手はうっとうしく感じることがあります。

これらの言葉が口癖になっていると、相手を疲れさせることが増え、人が遠ざかっていきます。

ネガティブな口癖

「くだらない」

「ばかばかしい」

「嫌だ、嫌だ」

「ダメだ、ダメだ」

「今さら手遅れ」

「どうせ無理に決まっている」

「私なんて必要ない」

「最近の若者は~」

ネガティブな口癖は、消極的・否定的な印象があるため、不快感を与えたり会話のテンションを下げたりする悪影響があります。

相手を傷つけ、人間関係にひびを入れることも少なくありません。

本音であっても、相手に不快感を与えることがあるため、できるだけ避けておくのがいいでしょう。

口癖を直す方法(8)
  • 直したほうがいい口癖の種類を確認する。
話す前に一呼吸置く習慣をつけよう。

口癖を直す30の方法

  1. 口癖を直すことも、スキルアップの1つ。
  2. 口癖には、2種類ある。
    良い口癖と悪い口癖。
  3. 口癖を直すために一番必要なのは、意識。
  4. 直せない口癖は、1つもない。
    どんな口癖も、努力をすれば必ず直せる。
  5. 「口癖を直したい」と考えるのではない。
    「口癖を直す」と考えよう。
  6. 直したい口癖を書き出すと、改善も早くなる。
  7. 無自覚の口癖に気づくなら、自分の会話を録音するとスムーズ。
  8. 直したほうがいい6つの口癖。
  9. 話す前に一呼吸置く習慣をつけよう。
  10. 早口で話していると、口癖が直らない。
    ゆっくり話すと、口癖が直る。
  11. うっかり口癖を言ってしまったら、恥ずかしくても、きちんと言い直そう。
  12. 言葉の置き換えで、口癖を直す。
  13. 口癖を直すときは、目標とイメージが大切。
  14. 沈黙を恐れるな。
    会話が途切れても、気にしないことが一番。
  15. 口癖を指摘されたら、むっとするのではなく、感謝する。
  16. 会話の機会なくして、口癖は直せない。
  17. 周りの協力を得ることで、口癖の改善も早くなる。
  18. 1文が長いと、うっかり口癖を言ってしまう。
    1文が短いと、きちんと口癖に注意できる。
  19. 最初から完璧を目指す必要はなし。
  20. 口癖を直すときに大切なのは「早く直すこと」より「確実に直すこと」。
  21. 人前で発表する機会は、口癖を直すチャンスになる。
  22. 頑固なままでは、口癖は直せない。
    素直になると、口癖が直る。
  23. なかなか口癖が直らないのは、まだ意識が弱い証拠。
  24. ポジティブになるから、口癖が直るのではない。
    口癖が直るから、ポジティブになる。
  25. 耳障りな口癖のある人を反面教師にすれば、あなたにとって「良い教師」になる。
  26. 口癖を直すには、時間がかかる。
    時間をかけるから、きちんと直る。
  27. 口癖が直ると、決断力と行動力が高まる。
  28. 罰則を作ってみるのも、有効策の1つ。
  29. 口癖を直すのは、家の修繕のようなもの。
    「いつでも直せる」と思いながら、いつまでも直さない。
  30. 口癖を直す最高の方法は、楽しむこと。

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