ネットショップで本の注文をしました。
首を長くして入荷を待っていましたが、数日が過ぎていき、1週間たってもまだ連絡がありません。
10日目にしてようやく連絡がありました。
入荷の連絡かなと思いきや、違いました。
キャンセルの連絡です。
メーカーにて品切れ・再販なしとの連絡があり、手配ができないとのこと。
何日も待たされた挙げ句、結局キャンセルで終わることになりました。
さて、こんな状況のとき、あなたならどうしますか。
こうしたとき、腹を立てる人がいます。
「連絡が遅いです。ダメなら最初からそう言ってください!」と。
これはよくありません。
待たされるのはストレスかもしれませんが、大きなトラブルがあったわけではありません。
単に「メーカーにて品切れ・再販なし」というだけのこと。
お店の立場からすると、キャンセルの連絡を入れるのは心苦しいもの。
ここで腹を立てても仕方ありません。
ぶつぶつ文句を言ったところで、品切れが解消されるわけでも再販が行われるわけでもないのです。
こういうときこそスマートな対応を心がけましょう。
お礼と感謝のメッセージを送るのです。
「メーカーにて品切れ・再版なしとのこと承知いたしました。
お忙しい中、わざわざご連絡いただきましてありがとうございます。
またご縁がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします」
これでいいのです。
シンプルに「承知しました」という返事だけで済ませるのもいいですが、できればお礼の言葉を添えると好印象です。
そして「またご縁があればよろしくお願いします」と締めくくれば、ますます好印象につながります。
品切れ・再販なしは仕方ないことです。
お店の人にミスがあったわけではありません。
もっと早く連絡があれば良かったと思うところですが、お店の人も最善を尽くしました。
何かの巡り合わせで、またご縁がある可能性もゼロではないのですから、お礼の言葉で気持ちよく締めくくるのが良い。
素直にキャンセルを受け止め、そのまま諦めるか、中古を探すかなど、次のアクションを考えましょう。