仕事の中には、一気に終わらせられるものがあります。
量はあるものの、集中して頑張れば、一気に終わらせられる仕事の場合、どう進めていくか。
あなたならどう進めていきますか。
ここは仕事の質や結果に影響する、大切なポイントです。
まず注意したいのは、のんびり進めていこうとする場合です。
特別急ぐ理由がなければ、のんびり進めていきたくなりますが、注意が必要です。
往々にしてのんびり仕事をしていると、ろくなことになりません。
途中で別の仕事が割り込んでくるかもしれません。
明日になれば、パソコンやプリンターが故障しているかもしれません。
急な体調不良になり、予定が狂ってしまうこともあるでしょう。
自分の体調に問題なくても、担当者が体調を崩しているかもしれません。
プライベートでトラブルがあって、回復に時間のかかる落ち込みがあるかもしれません。
記憶も集中力も途切れ途切れになるので、思い出したり見直したりなど、余計な無駄も発生します。
ちびちび仕事をしていると、一気にできる仕事がだれて間延びします。
また途中で余計な邪魔が入ることもあり、一気にできる仕事もできなくなるのです。
では、どうするか。
こういうときの鉄則があります。
一気に終わらせられる仕事なら、一気に終わらせておくのが得策です。
たしかに一気に終わらせるのは、大きなストレスがかかります。
集中力を要するので、エネルギーの消耗も激しくなるでしょう。
しかし、一気に終わらせたほうが、余計な無駄がありません。
同じ仕事に専念することで、記憶と集中力が活性した状態で打ち込めるので、ミスや間違いも減らせます。
集中力のおかげで、最速かつ最短で仕事を終えられます。
もし一気に終わらせて時間が余れば、復習や見直しに充てればいいことです。
速く仕事が完成すれば「もう終わったの」と上司を驚かせることもできるでしょう。
仕事を最短かつ効率的に進めることができます。
早めの対処は、吉をもたらす習慣です。
事情がある場合を除き、一気に終わらせられる仕事なら、一気に終わらせておくのが得策です。