小さなミスをしたときは、こう考えましょう。
「小さなミスでよかった」と。
ミスとはいえ、幅があります。
やり直せる小さなミスもあれば、取り返しのつかない大きなミスもあります。
数多くのミスがある中、幸い、小さなミスで済みました。
命を失ったわけではありません。
大切な人を失ったわけでもありません。
膨大な借金を背負ったわけでもありません。
ミスを犯したのは残念ですが「小さくてよかった。まだチャンスはある」と考えることです。
その小さなミスをきっかけに、これから注意すればいいのです。
ミスを完全になくそうと思わないことです。
ミスを完全になくすのは、天才でも不可能です。
天才のエジソンでさえ、成功より失敗の数のほうが多いのです。
人間は不完全ですから、ミスがあって当然です。
本当に避けるべきは、大きなミスです。
大きなミスを避けるために、小さなミスをします。
つまずきながら、少しずつ前に進んでいくイメージで考えましょう。
そうすれば小さなミスを、成功への階段に変えられます。
「あのときの小さなミスのおかげで、大きなミスを避けることができた」
小さなミスに対して、ありがたい気持ちが湧くのです。